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[2008年11月14日(金) ]
今日は昨日の続き。
「戦国策」についてである。
「戦国策」は前漢の末、劉向という学者が、天子の書庫に整理されないでいた戦国時代の竹簡を年代順に整えて編纂したものだという。
「漁夫の利」「先ず隗より始めよ」など故事成語の出典でもある。
今、近藤光男編「戦国策」(講談社学術文庫)を手にしている。
最初の話はこうだ。
魏王が楚王に美人を贈った。
楚王の夫人はその美人をたいへんにかわいがり、いろいろ世話をやいた。
そして、すっかり美人の信頼を得た夫人はアドバイスする。
「楚王はあなたの美しさを愛していますが、鼻だけは気にいらないようです。会うときは袖でそっと隠すほうがいいですよ。」
実際に美人がそうすると、楚王は不思議がって、夫人にその訳をたずねた。
夫人の答である。
「それは、あなたの匂いをかぎたくないからに決まっているではありませんか。」
楚王は怒り、美人の鼻を削ぐよう命じた。
まさしく策略である。
さて、「戦国策」を娘の机に置くべきだろうか。