2009年度の大学医学部入試ですが、今年度より693人増えて入学定員は8486人とする計画に落ち着いた模様です。やはり過去最大規模!
医師不足の問題がますます顕在化していますし、これの解決にはまだまだ時間がかかりますが、何かしらの対応をしていかない限りずっと解決しませんので、これから改善されていくことを期待したいですね

※医師が不足しているのは事実だと思いますが、それよりも「連携の悪さ」が致命的なのかもしれません・・・恐いですわ。
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大学医学部:来年度の入学定員693人増 文科省(毎日新聞)
医師不足への対応を検討してきた文部科学省は4日、来年度の大学医学部の入学定員を過去最大規模の8486人とする計画をまとめた。今年度より693人増やし、過去最大だった81〜84年度の8280人を上回る。
増員の内訳は▽国立363人(42校)▽公立59人(8校)▽私立271人(27校)。大学設置・学校法人審議会の審議などを経て、年内にも確定する。
増員は、国の緊急医師確保対策に基づく189人と、「骨太の方針08」に医学部定員を過去最大規模にする方針が盛り込まれたことに伴う504人。
骨太の方針による増員を希望する73大学すべてが、「入試での地域枠(47大学)」「卒業後の地域医療従事を前提とした奨学金制度(62大学)」のいずれかの地域医療貢献策を取り入れ、全学生に地域の医療機関で実習させる計画を示した。うち34大学は、産科や小児科など特に医師が不足している診療科に関する教育を強化する。各大学の地域貢献策の実施状況は、外部有識者らがチェックする。
文科省医学教育課は増員規模について「骨太の方針を踏まえた適切な数字だと思う」と説明している。
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医学部定員、700人増 来年度、地域医療・産科確保へ(朝日新聞)
来年度の大学医学部の定員を今年度より約700人増やし、これまでで最も多い8486人にすると文部科学省が4日発表した。政府の方針を受け、文科省は、医師不足の地方や産科、小児科などで働くことを条件に、特例措置として増員を認める通知を出していた。
医学部定員は、81〜84年度が8280人と最多だったが、段階的に減らされ、07年度は7625人だった。しかし、医師不足が問題となり、政府は「緊急医師確保対策」を決め、今年度は168人増えた。また今年6月の政府の「骨太の方針08」で、定員を過去最大程度まで増やす方針が決まった。
文科省は8月、地域医療に貢献することを条件に、79の国公私立大学長に定員増の通知を送ったところ、73大学が計画を提出。有識者で作る計画評価委員会が審査した結果、国立199人、公立49人、私立256人の計504人分が定員増となり、もともとの緊急対策による人数と合わせて693人分が今年度より増えることになった。
地域医療への貢献策として、47大学が、県内出身者や地元に残る意思を示す学生を募る「地域枠」を設け、62大学が卒業後の一定期間に地域で働くことを前提に奨学金を出す。このほか、すべての学生が地域医療を学び、地域で実習する▽学部段階から産科・小児科の教育を強化する、などの対策にも取り組む。
具体策として、ホームステイ型研修など地域住民とのふれあいを重視(福島県立医科大)、高校生の地域医療体験で目的意識を持たせて地域枠も設ける(旭川医科大)、4年生に産科、小児科、救急、外科で専修コースを設け大学と地域病院で専門医研修まで一貫した教育をする(山形大)などもあがっている。
政府は、地域に医学生を定着させる仕組みを前提にした大幅な定員増で「医師不足解消の一歩にしたい」と期待している。
ただ、医学部の学生が「一人前」になるには、学部の6年、臨床研修の2年と、通常でも8年かかる。産科や小児科などの教育を強化しても、学生が都市圏も含めて、絶対数が足りない診療科に進む保証はなく、どこまで現状が改善されるかは不透明だ。
さらに定員増の条件の一つになった地域枠にしても、学生が勤務先を選ぶ際、大学が指定する地域にとどまる保証はない。この枠で合格した学生には、さまざまな面で制限がかかるものの、臨床研修や実際に現場で診療を行う際、大学の指定外の地域にある病院を選択することが禁じられていないからだ。
今回の施策について文科省は「実効性のある取り組みにするために、今後、評価委員会で検証していく」としている。
<医師不足と医学部定員> 政府の「骨太の方針08」で、医学部定員を過去最大規模まで増員するとの方針が示された後、厚生労働省の有識者会議は「定員を現行の1.5倍の1万2千人程度にまで増やすべきだ」との提言をまとめている。