Dr.Toko's Clinic

大学受験を終えたということで、今度は僕が受験生の方々にアドバイス等していく番となりました。
これからは、大学生活のこと、受験生活の思い出とかを綴っていきたいと思います。
学習相談等、随時受け付け中です。

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大阪大学応用自然科学科1回生のDr.Tokoと申します。
生物系の研究者目指し、勉学に励んでいます。

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将来の阪大受験生たちへ [2008年03月24日(月) ]
対策期間は短いですが、その中で僕が感じたこと等。



○英語


1.和訳
2つの事柄を対比させる文章が多い。下線部中でも、文脈中の2項対立のパラフレーズが出てきていることが多く、それに気付くかどうかで日本語の表現に差がつくところであろう。
また、「下線部を和訳せよ」ではなく、「下線部の意味を日本語で表せ」となってることから、大意がきちんとつかめており、自然なわかりやすい日本語であれば点数がもらえるということだと思われる。

2.総合読解
基本的な読解力があれば充分対処できる。記号問題は絶対に落とせない。

2.英作文

普通にやればO.K.
和文英訳では大意をきちんと表現できていれば充分であろう。



○数学

微積分の問題がやたら多い。ある程度演習をすれば必ず完答できるので、これは絶対に落とせない。
勝負となるのは確率の問題か。



○物理

見慣れない設定の問題が出るが、問題文中にヒントが全部書かれている。「受験生をバカにしてるのか!」という見方をする人もいるかもしれないぐらいである。
わからなくなったら、問題文を読むようにしたい。
また、大問の最初の小問を間違えると全滅することがあるから注意。



○化学

阪大の最大の特徴は、化学IIの有機分野も全範囲から出題されること。
「ここまで勉強しておいて下さい」という大学側の意図が表われているところであろう。
理科で物理を必修としている学部では、物理の知識を用いる問題が出されることもある(例:今年の後期化学)。
遅くなりましたが。 [2008年03月22日(土) ]
大阪大学工学部、合格しました。

高3の間、ブログの記事をほとんど更新できないこともありましたが、温かく見守って下さった読者の皆さんには本当に感謝しています。

ありがとうございました。これからも頑張ります。
明日発表。 [2008年03月21日(金) ]
明日、後期の合格発表です。

心の準備はできています。

落ちたら、浪人します。

もう1度、挑戦します。

親には、京大東工大でも良いと言われていますが、去年の夏、真剣に考えて東大に行くと決め、今まで努力してきたからには、1年使うのに東大に挑戦しない、ということは僕としては考えられません。

合格したら、そのまま進学します。

仮面浪人という手も考えられるかもしれませんが、僕はそれは絶対にしません。

阪大に入学したら、そのまま卒業まで頑張ります。途中で奨学金がもらえることもありますし。

落ちてどこも受け入れてくれる所がないというのであれば、浪人するしかないですが、受け入れてもらえる所があるのなら、喜んでそこに入り、与えられた環境で自分のできることを精一杯やりたいと思っています。

合格したとしても、決してハッピーエンドではないでしょう。

でも、それでいいんです。

あくまで僕自身の話ですよ。

一度満足したら、自分はダメになる

そんなことを、カッコ良く高校入試に合格して以来、ずっと感じてきました。

対照的に、中学入試に失敗し、見返してやるぞという心意気で過ごした中学時代は、よく生きることができました。

前期試験が終わってからようやくそんなことに気付きました。

悔しさは残る。でも、その悔しさをこれからの人生で少しずつでも晴らしていけばいいんだ、と。

浪人したらハッピーエンドを追い求めるしかないけど、合格したらそれが自分の人生なんだと受け入れよう。

まだまだこの先、何があるかなんてわからない。

幸せになれるかは、これからの自分次第だ。

受験生活中は、今そのときを生きるのに必死で、先を見たことなんてありませんでした。

ようやく、少し先のことも思い描けるようになりました。

不合格でも、合格でも、その先には幸せをつかむチャンスが必ずある。
そう信じています。

合格の自信はあります。

でも、どうなるかなんて明日にならなければわからないですよね。
僕の好きな選手の話。 [2008年03月21日(金) ]
ずっと勉強の話が続いたので少し違う話題を。

今、フィギュアスケートの世界選手権が行われています。

昨日(というか今日というか)女子の方が終わりました。

僕がずっと応援しているスケーターがいます。

ミキティこと安藤美姫選手です。

2年前のトリノオリンピック。

荒川・村主両選手とともに出場しましたが、この2人の選手がそれぞれ1位・4位という結果を残す中で、安藤選手は10位以内にも入れませんでした。

安藤選手はこのとき、怪我のため満足な演技ができなかったのです。

怪我をしてるくせにオリンピックなんかに出るな、という非難の声もありました。

でも僕は、多少調子が悪くても試合に出るあのひたむきな姿に心魅かれました。

ずっとこの選手を応援したいと思いました。

その4年後には、表彰台の一番高いところで嬉し涙を流す安藤選手が見たいと思いました。

その1年後に早くもそれは実現したわけですが、是非とも、バンクーバーでも素晴らしい演技を見せてほしいなと思っています。

最近、1年前の演技直後のインタビューを見たのですが、それまでの苦労がひしひしと伝わってきました。

僕たちの前で活躍する人たちは誰しも、僕たちの目には見えないところでものすごい努力をしています。

僕は、そんな人たちに対しては、「頑張って下さい!」と応援する気持ちしか出てきません。

非難を浴びせようなんて、ちっとも思いません。

今年は、途中棄権という結果に終わってしまいましたが、

一生懸命過ぎる安藤選手が、僕は大好きです。

2年後、また1年前と同じような、いや1年前以上の感動の瞬間が訪れることを願って。

将来の東大受験生たちへ [2008年03月21日(金) ]
まず、僕が今年感じたのは、

想像以上に、「受かりそうな人」はたくさんいた、ということ。

定員の倍以上はいます。

合格最低点付近では本当にどんぐりの背比べになります。

僕は今年、26点差で落ち、惜しかったという見方がされることもあるかもしれませんが、最低点より10点以上差があれば惜しかったということはもはや言えません。
10点差以内、いや5点差以内の中にもかなり多くの人がいるんですから。

ただ、最低点と26点もの差があった僕も「受かりそうな人」のうちの1人でした。

それを考えれば、「受かった」人になるためには、少なくとも合格者平均を超えるぐらいの気持ちで試験を受けなければなりません。

実際、最低点付近で合格した人の中でも、普通にやれば合格者平均ぐらいとれたはずだけど、ミスをして最低点付近まで下がってしまったという人も多かったんじゃないかと想像します。

あわよくば最低点は超えられるかな、という人の中では、あと少しで、というところで涙をのんだ人も多かったんじゃないかと想像します。

そして、試験はたった1回です。何が起きるかわかりません。

そのことを肝に銘じて試験に臨んでほしいと思います。

以下、各科目ごとにちょっと。

○英語
1問1問は決して難しくないですが、時間的に少し厳しいです。時間配分が重要となります。
時間配分の一例としては、
英作文:20分

和訳:15分

リスニング:(あらかじめ目を通すのも含めて)35分

要約:10分

長文:20分

文法:10分

段落整序:10分
僕の個人的な意見としては、
リスニング・長文・パラ整などの記号問題を大切にして下さい。あれは誰がみても○×は変わらないので、あそこで点数を稼がなくてはいけません。他の記述問題は想像を絶するほど厳しい採点をしている可能性があります(だって本当に優秀な学生が欲しいから)。

○数学
標準問題を落とすと悲惨な点数になります。自分の実力に自信をもち、標準問題は確実にとれるようにして下さい。

○国語
古典で稼ぎましょう。現代文は採点が厳しいという噂もあり、確実に点がとれるのは漢字だけです。
古典は○か×しかつけられない(部分点の与えようがない)問題も多いのでここで落とすと痛いでしょう。

○物理
普通の問題です。ただ記述式である分、時間的に少し厳しいかもしれません。

○化学
普通の問題じゃありません。化学というか、計算処理能力と日本
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将来の受験生たちへ〜世界史編〜 [2008年03月20日(木) ]
今回はセンター対策に限定しますが。

世界史は暗記量が多いらしいので、高2までに1通り全範囲を終わらせ、高3になってからは過去問・予想問題集・模試などで問題パターンに慣れていけばいいでしょう。

出るものは決まっています。そう考えれば暗記量もそれほど多くない気もするのですが。

また、世界史=暗記だけ、ととらえない方がいいです。地図や年代暗記も大事です。特に前者は。世界史では地理的感覚も要求されているといっても差し支えないでしょう。
また、今年のセンターでは結構細かく年代を覚えていないと正解できない問題も出ました。ある出来事が何世紀の前半・後半かぐらいは言えるようにしておきましょう。

暗記したことを定着させるには、ゆっくりと時間をかけて記憶していくのが良いと思います。僕のように12月に入ってから始めるなどといったことがないように。

もし、どうしても暗記ができない人のために、僕独自(?)の暗記法を紹介。
それは、参考書のページを「写真」として記憶するということです。
ページのどの辺にどんなことが書いてあったかをページ全体丸ごと覚えるぐらいの気持ちでやります。
特に歴史の場合だと、この暗記法で出来事の順序の把握がしやすくなります。

以下、オススメを紹介。

センター試験世界史Bの点数が面白いほどとれる本』(中経出版)
世界史のストーリーが理解しやすいよう書かれている。また、地図も豊富。
教科書の後はまずこの本。この本を使って暗記をする必要はあまりない。

解決!センター世界史B』(Z会出版)
センターに必要かつ十分な知識が驚くほど上手くまとめられている。暗記はこの1冊で徹底的にやると良い。
上の本で地図を見ることを忘れずに。
将来の受験生たちへ〜化学編〜 [2008年03月20日(木) ]
化学は、普通に勉強しましょう。

オービタル等の内容に触れておくと、暗記量が少し減ります。

化合物の色とか、どうしても暗記しなけりゃいけないところもありますけど、暗記しようとする前に一度、「暗記しなくてもいいのではないか」と考え、参考書等を調べるなりして暗記なしでその事柄を理解する方法を模索することも大切だと考えます。

以下、オススメの問題集等を紹介。

化学講座webpage
http://naohiro4chemical.nomaki.jp/
サイドのリンクからアクセス。百聞は一見に如かず。

CH』(Z会通信講座)
物理(PH)と同様。

化学I・IIの新研究
化学I・IIの新演習
(ともに三省堂)
新研究の方は内容的に受験化学を完全に網羅。わからないことが出てきたらほとんどこの本が解決してくれる。
新演習も受験化学の問題を完全に網羅し、解説もものすごく詳しい。
この本の著者に会いたいと思ったことが何度あったことか。

新理系の化学(上)
新理系の化学(下)
新理系の化学問題100選
(いずれも駿台文庫)
100選は受験化学最高峰の問題集で、余力のある人だけ取り組むべき。
将来の受験生たちへ〜物理編〜 [2008年03月20日(木) ]
今年受けた東大入試の中で唯一合格者平均前後の得点を残した科目なので、他の科目に比べては合格者に近い視点から文章が書けるかもしれません。

まず、物理というのは基本をきちんと理解すれば必ず点がとれる科目です。

しかし、その基本の理解に少しでも穴があると全く点がとれないという面もあります。

定義・法則・公式はきちんと覚えること。これが100%できてなんぼの科目です。80%や90%ではまともな点数はとれません。

最初は抵抗を感じるかもしれません。授業中の小テストでも周りが9割や満点を取る中、僕1人だけ0点だったという経験もあるので、それはよくわかります。が、それはすぐに打開できます。基本に忠実に物理現象を見ることさえ心掛ければ、点数はあっと言う間に伸びていきます。

高1や高2の間は定期考査に合わせて、教科書傍用問題集を解くだけで充分でしょう。が、時間をかけてでも物理現象をきちんと理解することを心掛けて下さい。

また、物理の諸法則の導出には微積分を使うことも多く、数学3を習い終わるまでは、とりあえず暗記という形でも良いかもしれません。

微積分がわかるようになっても、問題を解く際にはなるべく使わないように心掛けた方が良いでしょう。大学入試の問題は微積分を使わなくても解けるように作られていますし、中途半端な実力で微積分を駆使しようとするとかえって逆効果です。
計算よりも、まずは物理現象の理解に努めて下さい。そして、微積分を用いずに問題を解こうとすることが、大学入試においては、得点力アップにつながります。

もちろん余力のある人は微積分を用いた物理に積極的に挑戦していってほしいと思います。頭では想像できない物理現象が計算によって明らかになるというのが物理の醍醐味だと僕は思います。

以下、お薦めの問題集等。

新体系物理I・II』(教学社)
全てオリジナル問題で(たぶん)、難しい問題はないものの、考えさせる良問が多い。公式導出の問題もあり、学校の予復習の段階でも充分使える。

PH』(Z会通信講座)
添削問題含め、全てオリジナル問題で作られている。特に予習編は基本理解を問う問題が多く、入試問題を集めた他の問題集には見られない問題ばかりが載せられているので、難系など入試問題に手を出す前にやっておくべき。
高1高2時にもZ会の物理はとっていたが、高3時のものだけで学習内容は充分網羅されており、
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将来の受験生たちへ〜国語編〜 [2008年03月20日(木) ]
国語に関しては、Z会の添削しかないと思います。
高1から始めて月に2枚、東大京大入試準備演習も入れば月3枚ですか、をきちんと復習までこなすのが、最も効率的な学習法だと思います。

市販の問題集は、僕はやる気が出ません。答えが合ってるかどうかわからないこともよくあるので。

国語はZ会だけに集中し、それ以外は何もしない。他の科目の勉強に時間を使うというのが僕のやり方です。

Z会とは別に、センター対策はきちんとしましょう。記述では点がとれてもマークで点を落とすことはよくあります。

人によって好みが分かれるところでしょうが、僕は出口先生の本を使いました。
論理を重視した解法を身に付けようと努力したおかげで、センターでは自分の中では満足な点数(173点)を残せました。

以下、お薦めの問題集等。

『読み解き古文単語』(Z会出版)
文章の中で覚えられるのが良い。

『漢文早覚え速答法』(学研)
これ1冊で漢文の基礎知識は万全。
将来の受験生たちへ〜数学編〜 [2008年03月19日(水) ]
まず最初に言っておきたいのは、

数学は暗記科目だ!

とは言わないまでも、

暗記科目だ!と主張する人がいるぐらいだから、暗記の要素も全くないわけではないということです。

暗記というか、定型的な解法パターンを習得することですね。

たまに、特に文系の場合、数学なんて将来いらないから勉強する意味ない、とか言う人がいます。

あくまで僕の考えですが、受験における数学というのは、大学以降でやる数学とは少し違うのではないか、と思います。

上にも書きましたが、受験数学ではまず定型的解法のマスターが重要となります。

解法パターンが無尽蔵にあるわけではありません。

これらをきちんと身に付けられるか、ということが問われます。勉強すれば必ずこうした解法は身につくので、受験数学では、受験生の数学的センスというよりはむしろ、真面目さが問われているのだと思います。

数学に限らず、他の科目についても、まじめに勉強した人が必ず点をとれるように作られているように感じました。

高校範囲の数学でできることは本当に限られていて、将来数学が要らない人が避けて通るほどのものではないです。

例えば、センター試験で何度か出題された、空間内に4つの点を定めてそれらを結んでできる四面体の体積を求めよ、というような問題。

高校数学の範囲内でオーソドックスな解法は、

まず底面とする三角形を決め、その面積を求める。

残りの頂点から底面の三角形に下ろした垂線を求めることを考えるが、垂線の方向を決定する際に、三角形の二辺と垂直になるための条件(内積=0)を考える。

垂線の長さを求める。

体積を求める。

これ結構大変な作業なんですが、高校範囲外の外積を使えばもっと楽に解けます。

また、文系の人(に限らず理系の人も?)は積分の定義が全くわかっていなくても積分計算ができます。

極端なことを言えば、センター数学なんて計算力を問うているだけのこと。
もちろん例外もあるし、より巧妙な解法が見出だせる問題もあります。
しかし、定型的な解法パターンを身につけておけば他の受験生に大きな差をつけられることはありません。

一応注意しておきますが、センター数学もなめてかかってはいけませんよ。計算ミスはどうしてもしてしまうもので、僕も時間は充分足りて満点だと思っていたのに結果93点でしたから。

あと、三角関数のいわゆる和積公式・積和公式というものがあ
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