Dr.Toko's Clinic

大学受験を終えたということで、今度は僕が受験生の方々にアドバイス等していく番となりました。
これからは、大学生活のこと、受験生活の思い出とかを綴っていきたいと思います。
学習相談等、随時受け付け中です。

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大阪大学応用自然科学科1回生のDr.Tokoと申します。
生物系の研究者目指し、勉学に励んでいます。

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受験勉強とは [2007年02月27日(火) ]
よく、勉強は頭がよくないとムリ、とか数学や理科はセンスがいるよね、とか言う人がいます。

僕が思うに、これ、間違いです

本当はそういうセンスなんて求められていないんじゃないでしょうか。受験という世界においては。

数学や理科にしても決まったパターンの問題が出ます。勉強してれば必ず点がとれるようになってます。「暗記数学」などと言われるのはこのためです(僕はこの考えを支持はしませんが)。

センスが試されるのって、数学オリンピックとかそういう世界でしょ。僕は数学オリンピックに参加したことがないので断定はできませんが…。

要は、入試というほとんどすべての人が経験する試験では、学問に対する素質とかではなくて、今までどれだけまじめに勉強してきたかなどを問うているんだと思います。

現に、物理や化学の教科書には間違ったこともたくさん書かれており、それは今日の日本の教育の問題点ではありますが、その間違いを正すことよりも、教科書に書かれた内容をすんなりと理解できる人の方が受験に向いていると言えます。

受験って、確かにしんどい戦いではありますが、この程度のことでもあるんですよ。学問に向き合うんだ、とか変に肩の力を入れずに、少しぐらいは気楽にやればいいんだと思います。
未履修問題 [2007年02月24日(土) ]
もうずっと昔のことだと思われる方も多いかもしれませんが、昨年の終わりに全国各地の高校で問題になった未履修問題について思うところを書きます。

この問題が起こった原因は、高校が大学受験の対策に力を入れ過ぎたためだと言われています。

僕の通う高校もそうです。

でも、僕は疑問に思うことがあります。

まず1つ目は、なぜ地歴に必修科目があって、理科には必修科目がないのかということです。実際、僕の学校でも理系の生徒のみが補習授業を受けるということが起きました。
こうしたことがいわゆる「理系離れ」を進める原因にもなっているのではないかと思います。理科という科目の重要性をもっと強調すべきです。

次に2つ目に、学校独自の指導方針があってはならないのかということです。

僕の学校では、家庭科の単位も不足していました。しかし、学校側は家庭科の知識を英語や社会、理科で補おうともしていました。具体的には、社会や英語の長文でジェンダー論を取り上げたり、化学で家庭科で扱う栄養素についてふれたり、などです。
本当の家庭科の授業を受けて中身をきれいさっぱり忘れてしまっても単位としては認められるのに、どうして上記のようなことは認められないのでしょう。

理由は至って単純、国の制度に従っていないからです。

じゃあ、その国の制度っておかしくないですか?
理科に必修科目がないことにつけても、その点が甚だ疑問です。

教育の本来の目的って何だったかというと、それは単に高校を卒業するためとかではなくて、人間として必要な知識を身につけるためではなかったのでしょうか。

先程挙げた家庭科の授業にしても、たとえ正式な形の家庭科の授業ではないにしても、無理矢理押しつけられて結局は知識を忘れていく正式な家庭科の授業よりもよっぽど意味があると僕は考えています。

また、私立校では独自の校風をもつところも数多くあり、国の制度で縛りつけることによってその校風が失われることすらあるかもしれません。

そのことも考えた上で現在の学習指導要領は改善の必要があると思います。
センター試験 [2007年02月21日(水) ]
2007年度大学入試センター試験が行われておよそ1か月になります。

そこで、今回はこのセンター試験という制度について僕が思うことを書いていこうと思います。

僕の知る限り、センター試験が行われるのは、大学受験をする人たちの基礎学力を試すためだとか。

でも、あの試験が基礎力を試すためのものだとは思いません。

問題形式が独特であり、スピードも要求されるからです。

もはや、基礎力だけでは解けるような試験ではないように思えます。

確かに、問題が易しすぎると差がつきにくくなり、「入試の一部」としての役割を担えなくなるのも事実です。だからこそ、どんなに学力がある人でも対策が必要と言われる試験にせざるを得ないのでしょう。

僕個人の勝手な考え方としては、センター試験は廃止すべきだと思います。実施することにも少しは意義がありますが、それよりも無駄なことが多いように思います。

とりわけ、昨年から実施されているリスニングは、全くの無駄です。リスニング力を試したいというのもわかりますが、1回しか再生できないICプレーヤーをつくる経費を考えると廃止すべきです。あるいは、今とは別の方法をとるべきです。

以上いろいろ述べてきましたが、その背後には、センター対策に使う時間を2次対策にあてたいという気持ちも、ないことはないです(笑)
勉強しないことがストレス [2007年02月19日(月) ]
最近は、本当の意味で受験生の気持ちになってきました。学校の授業で眠くなることもなくなり、集中力が格段に上がったように思います。

そんな中でも、どうしても勉強をサボってしまうこともあります。

勉強して疲れてストレスが溜まるというよりも、勉強しないで苛立ってストレスが溜まるという感じです。

昨日、今年度分のZ会の答案をすべて片付け、気分爽快でした。

ある意味、理想的な状態なのかもしれませんね。
学業と恋愛の両立 [2007年02月16日(金) ]
先日はバレンタインデーでした。これに関連して、というのも変かもしれませんが、今回は受験勉強においてタブーとも言われる恋愛について触れてみたいと思います。

恋愛は勉強の妨げにならないか

恋をすると勉強に集中できなくなったという経験があるから妨げになると思うという人と、恋人の存在でますます勉強を頑張れるようになったから妨げにならないという人と、大きく2つにわかれます。

僕は、後者の立場です。とはいっても、考え方が少し違いますが。

妨げになるかならないかということは、その人の性格の問題だと結論づけてしまわれることもあるかもしれません。

でも僕はそうは思いません。

僕も今まで、好きな人のことを想うあまり、勉強が手につかなかったことは何度もありました。
確かに、遠回りはしました。
でも、結果的にはそれで良かったのだと思っています。

一時的には勉強などに集中できなくなったとしても、そこまで強く相手のことを想うことで、後になって大きな力となってくれることがあります。

僕もそうでした。受験でも何でも、絶対に何とかしてやろう!という気持ちになれた気がします。

恋をすると勉強に対する集中力を欠いてしまうという人に言いたいのは、それで当たり前なんだ、ということ。もちろんそうでない人もいるんでしょうが、大部分の人はこの試練(というのも変ですが)を乗り越えなければならないと思います。

「急がば回れ」ということわざもありますし、たまには恋にのめり込むのもいいのではないでしょうか。決して無駄な時間ではないと思います。
化学講座のご紹介 [2007年02月13日(火) ]
今回は、Wilhelm=Schultz(ヴィルヘルム=シュルツ)さんという方の化学講座を紹介します。

彼は僕と同じ現役の高校2年生で、高校では理化部に所属しておられます。
今年のセンター化学では満点をとるなど、化学の実力は抜群で、もはや高校の領域をはるかに越えていらっしゃいます。


この化学講座は、高校生の視点を取り入れた分かりやすさを追求し、高校の化学におけるごまかしを打ち破ろうとするものです(詳しくは「化学講座のコンセプト」をご参照下さい)。

つまり、先生の説明や参考書などのような「一方的な」解説に終始するのではなくて読者からの質問に執筆者が答えるということを中心にして化学講座を作り上げていき、教科書や先生の説明には含まれない(本当の)「ポイント」や「本質」を解説するということです。

先生の説明を聞いてて、
「あの先生は生徒の気持ちがわかってない」
とか、
教科書を読んでて、
「何か分かりにくいなぁ〜」
とか思ったことがありませんか?

現在の高等化学は、さまざまな問題点を抱えています。

先生の説明にしても、厳密性を欠いていたり、ひどい場合には本当は間違っていることを教えていたりすることもあるのです。

実際、高校の化学の教員や大学教授でさえも、専門書に書かれた事実を知らないことが非常に多いと僕の高校の化学の先生はおっしゃっていました。

僕が、普通なら見落としがちな事実について、この化学講座で質問をしたところ、Wilhelm=Schultzさんはきちんとした回答を示して下さいました。というわけで、Wilhelm=Schultzさんはかなり信頼できる講師なので、ついつい学校の先生の話を聞き逃してしまって今さら質問できないということから先生の説明を聞いてて「ここって実はおかしいんじゃないの?」と思ったことまで何でも質問しましょう!必ずや、誰もが納得できる回答を得られるはずです。


↓URIはコチラ↓
http://naohiro4chemical.nomaki.jp/
志望校選択 [2007年02月12日(月) ]
自己紹介文で東大志望と書いてますが、その理由を書いてないので、今回は僕が(現時点で)東大を目指すことにした経緯について書いていこうと思います。

高校入学時は、京都大学理学部を目指してました。ところが、僕の高校からの京大理学部合格者が非常に少ないこと、まだ将来どのような道に進むか具体的に決まっていない段階で理学部に進学すると進路選択の幅を狭めてしまうのではないかという不安から、「進振り制度」のある東大を目指すことにしたわけです。

また、入試問題という点でも自分は東大に合っているかなと思います。

京大は(悪く言えば受験生の学力レベルを考えていないようにも思える)極端な難問も見当たりますが、(東大の入試問題にも悪問は含まれますが)オーソドックスな東大入試の問題の方が相性がいいかなと思ったんです。

東大京大以外の大学について触れてませんが、そういった大学に進むにしても、(高校卒業という)僕にしてみれば早い段階である程度進路が決まってしまう(学部を決めなきゃいけない)のが難点です。

やはり進振り制度って大きいですね。
高校入試本番 [2007年02月11日(日) ]
この時期になると、私立の高校入試が行われます。

僕も2年前は受験生でした。今回はそのときの思い出話をちょっと。

入試本番は、やはり、緊張しました。でも、入試会場に向かうときに、塾の先生が、
「いつもどおりにいけ」と言って下さり、気が楽になりました。何しろ20年以上の過去問を解きましたから、「いつもどおり」なら合格できると確信できたんです。

1科目目は、英語。
先生の言葉で少し落ち着いたとはいえ、それでも緊張で手が震えました。
しかし問題を解いていくにつれて、緊張もとれてきました。
最初の科目は、自分の中ではなかなかの手応えでした。順調なスタートが切れたと思えました。

2科目目は、国語。
とにかく解答欄を全部埋めることを考えました。
良くもなく悪くもない出来、というか、できたかできなかったか分からなかったんです。後で先生にそう言うと、変な顔をされました(笑)

無事に1日目が終了。

2日目は、数学と理科。

僕は数学に賭けていました。1番苦労した科目だっただけに、何としても点をとりたい科目でした。
試験が始まり、問題を解き始めると、例年より易しいと思いました。これなら高得点もいける、と思いながら解き進めていくんですが、わからない問題も出てきます。そんな問題は後回しにしました。
とばした問題のうち、簡単そうな問題から手をつけていました。
なかなか解法が思い浮かばなかったんですが、ある瞬間、あっ!と気づきました。これで8割近くとれてることがわかり、この瞬間、僕は合格を確信しました。

数学終了後、英数国各科目で最低これぐらいはとれているだろうという予想点を出し、塾の先生が予想していた合格最低点まであと理科で何点必要か計算したところ、過去問約20年分での理科の自己最低点とほぼ同じぐらいの点数でした。

よし、普通にやれば絶対受かる

そう思って最終科目理科に挑みました。
少し油断してしまったのか、ゆっくり解いてしまい、時間が足りませんでした。

こうして、一抹の不安を残した形で本命校の入試が終了。
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高1・高2の間の学習法・参考書作戦理科編 [2007年02月10日(土) ]
昨日は記事の編集のため、このブログには記事が投稿されていない状態となっていました。記事をご覧の皆様には大変ご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。

さて、4回目の今回は物理・化学に関する内容となります。なお、僕は理系なので社会の勉強に関してはあまりアドバイスできることがなく、このシリーズは今回で最終回とさせていただきます。

まず、物理について。
基本法則・公式の完全理解が絶対条件です。1つでも疎かにすると、得点力は一気に下がります。学校の授業で教わった後に、学校で渡された教科書傍用問題集を使うなどして基本を徹底的に理解して下さい。ある意味、ここが最も重要なところです。物理は、教科書を理解した後は入試問題の演習に入ってもいいと言われるぐらいですから。
また、基礎固めには『新体系物理1・2』(教学社)をお勧めします。公式を導出する問題なんかも多数収録されてます。

化学は覚えることは覚える必要がありますが、できるだけ暗記を避け、理解を優先することも大事です。無機化学などで出てくる物質の色なんてのは、確かになぜそういう色になるかという根拠もないわけではないんですが、高校ではそんなことを問題にはしないので、覚えた方が得策です。
暗記をしてはいけないのは、化学反応式です。係数などを暗記する必要は全くありません。少しの常識的な知識だけで「作れ」ます。
なぜこれはこうなるのか、暗記に頼る前に参考書で調べたり、学校の先生に聞いたりすればよいでしょう。
問題集は教科書傍用のものを使って基礎知識と計算力を身につけていけばいいと思います。

物理も化学も高2までに全範囲を1通り勉強しておくのが理想的です。是非1度計画を立ててみましょう。
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高1・高2の間の学習法・参考書作戦国語編 [2007年02月09日(金) ]
第3回は国語です。今回は理系の国語の勉強の仕方について書いていきます。文系の方は僕のアドバイスは参考にならないと思いますし、参考にしない方がいいかもしれません。すみません。

高1の間には古文の文法漢文の句法を完全にマスターしてしまいましょう!漢文は『早覚え速答法』とその付属問題集『漢文速点法』(ともに学研)がお勧めです。これだけで漢文に必要な知識は網羅できることと思います。
また、音読も大切ですよ。独特のリズムに慣れられるのと同時に、漢文は漢字の読みも自然に覚えられます。
これらがすべての基礎となります。面倒くさらがらずに全部覚えて下さい。

高2になったら、古文単語および漢文で重要な漢字の意味と読み方を覚えていくようにしましょう。古文単語集は別に何を使ってもいいと思います。

これで、高1高2の間に古典の基礎が出来上がります。

現代文も含めて、問題演習はどうするのかというと、それはZ会に任せましょう。添削問題は記述力がつき、自分1人では採点しにくい記述問題を丁寧に添削してもらえます。これを利用しない手はないです。古文漢文に関しては、解答解説編が届く前にノートに全文の口語訳をするようにすると完璧です。

理系は国語ばかりに時間を割いていられないのでこれぐらいで充分だと思いますが、文系となるとさらに問題演習が必要になってくると思います。
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