Dr.Toko's Clinic

大学受験を終えたということで、今度は僕が受験生の方々にアドバイス等していく番となりました。
これからは、大学生活のこと、受験生活の思い出とかを綴っていきたいと思います。
学習相談等、随時受け付け中です。

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大阪大学応用自然科学科1回生のDr.Tokoと申します。
生物系の研究者目指し、勉学に励んでいます。

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ゆとり教育 [2007年03月02日(金) ]
近年、「ゆとり教育」が問題となってきています。

学力低下を防ぐため、学校の休みを減らして授業時間数を増やすべきだなどと叫ばれています。

でも、そんな対策を施したところで、この問題は解決するんでしょうか。

そもそも、「学力低下」というのは、昔に比べて子供たちの学力が下がってきているということです。だから、現在の子供たちの学力の低下を食い止め、昔と同じ水準まで引き上げることが1つの目標とされています。

昔の子供を取り巻く環境は、現在とは全く違います。昔に比べて現在は科学技術が発達し、どんどん便利な世の中になってきています。それにともなって、現在の子供たちの考え方、生活リズムは以前とは違うものになってきています。学力低下は、こうした発達の結果必然的に生じることだと言わざるを得ないと思います。

だから、昔と同じようにたくさんの時間勉強させればよいという考えでは、結局何も得られないのではないでしょうか。

現在の学力低下問題を解決するためには、もっと別の、今の時代に合った対応策を考えねばなりません。

僕と同じようなことをお考えになる方も多くいらっしゃると思いますが、勉強って、何よりもやる気が大切なんですよ。授業時間数を増やしたところで、生徒側の気持ちとしては、
「あ〜、休みが少なくなるなんて、損した気分になるな」
とかいうものでしかなく、やる気を起こさせるなんて到底無理です。

むしろ授業時間数を減らして(こうすれば生徒は喜ぶ)、一つ一つの授業に真剣に集中して取り組ませる工夫をすることが求められているんではないでしょうか。

それは具体的にどんな方法か、と言われても僕はまだわかりませんが、きっといい打開策が見つかるはずです。
未履修問題 [2007年02月24日(土) ]
もうずっと昔のことだと思われる方も多いかもしれませんが、昨年の終わりに全国各地の高校で問題になった未履修問題について思うところを書きます。

この問題が起こった原因は、高校が大学受験の対策に力を入れ過ぎたためだと言われています。

僕の通う高校もそうです。

でも、僕は疑問に思うことがあります。

まず1つ目は、なぜ地歴に必修科目があって、理科には必修科目がないのかということです。実際、僕の学校でも理系の生徒のみが補習授業を受けるということが起きました。
こうしたことがいわゆる「理系離れ」を進める原因にもなっているのではないかと思います。理科という科目の重要性をもっと強調すべきです。

次に2つ目に、学校独自の指導方針があってはならないのかということです。

僕の学校では、家庭科の単位も不足していました。しかし、学校側は家庭科の知識を英語や社会、理科で補おうともしていました。具体的には、社会や英語の長文でジェンダー論を取り上げたり、化学で家庭科で扱う栄養素についてふれたり、などです。
本当の家庭科の授業を受けて中身をきれいさっぱり忘れてしまっても単位としては認められるのに、どうして上記のようなことは認められないのでしょう。

理由は至って単純、国の制度に従っていないからです。

じゃあ、その国の制度っておかしくないですか?
理科に必修科目がないことにつけても、その点が甚だ疑問です。

教育の本来の目的って何だったかというと、それは単に高校を卒業するためとかではなくて、人間として必要な知識を身につけるためではなかったのでしょうか。

先程挙げた家庭科の授業にしても、たとえ正式な形の家庭科の授業ではないにしても、無理矢理押しつけられて結局は知識を忘れていく正式な家庭科の授業よりもよっぽど意味があると僕は考えています。

また、私立校では独自の校風をもつところも数多くあり、国の制度で縛りつけることによってその校風が失われることすらあるかもしれません。

そのことも考えた上で現在の学習指導要領は改善の必要があると思います。
Z会のススメ [2007年02月06日(火) ]
僕は今、Z会を受講しています。なぜZ会を受講しようと思ったかというと、自分の好きな時間に添削問題に取り組めるからです。自分で問題を解くことによって考える習慣が身につき、自分の答案を添削指導していただくことで自分だけの弱点や癖に気づくことができます。

ここで、高校生にとっての「塾・予備校」について考えてみたいと思います。塾や予備校に通う意義って何だと思いますか?

僕の考えを述べるにあたって、「中学受験のための塾と大学受験のための塾とはその役割が違う」ということを前提とします。

これはどういうことかというと、中学受験のための塾に通う子供たち(つまり小学生)は、親や先生に言われるままに勉強し、志望校に合計していくのに対し、高校生は親や先生の言うことだけでなく、自分で試行錯誤しながら勉強すべきだ、ということです。

高校生はもはや「押しつけ」で勉強するのではなく、小学校時代などに教えられた勉強法をもとに自学自習すべきだと僕は思うんです。

では、高校生にとって「塾・予備校」の存在意義とは何なのか、ということですが、僕は塾や予備校は勉強を教える場所だとはあまり思っていません。

勉強なんて、学校で教えてくれます。中学受験を控える小学生の場合はそうもいきませんが、高校の場合は先生方も生徒の受験対策になるような授業をしようと必死です。

なので、「学校の授業だけでは受験に太刀打ちできない」という人がどうしているのか、不思議です。

しかし、学校にも欠点があります。
当然のことながら、学校は勉強だけをする場所ではありません。部活などもあります。それだけに、受験に必要な知識を身につけることができても、必死に勉強オンリーで!という雰囲気を作るのが難しいこともあります。

そこで役割を果たすのが塾・予備校です。塾・予備校では勉強しかしません。なので、周りで頑張っている人を見て刺激を受けたり、勉強に対するモチベーションを上げることもできます。

しかし、塾や予備校にも欠点はあります。授業料がかかる、通うのに体力的な負担がある、などです。
また、塾や予備校といっても、結局は受験に必要なことをやってるわけで、授業内容そのものは学校と大差ありません。ただ受験に必要な知識を身につけたいからという目的だけで、塾通いをするのは金銭的にも、そして時間的にも無駄です。これはこれまでに何回も述べていることです。
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