「わくわく
田中」あらため、「中学入試国語田中」です。
急に堅苦しい感じになりましたね。
仕方ありません。人はいろいろな顔を持つものでございます。
さて、今回は「中学入試の国語とは(1) 物語文編」と勝手に銘打ってありますが、中学入試にはどんな文章がでてくるのか? ご存知の方も多いと思いますが、初歩的なところからお話しを始めます。今回は物語文。
物語の場合、出題される内容にはだいたいのパターンがあります。
・ 主人公は小学生から中学生くらいの子供
・ 何かしら問題を抱えている
・ 問題の中身は、家庭や学校(友達)のことだ
書いてしまえば当たり前のことです。いくら中学受験が難しい文章を出すからといって、
天下国家のことで悩んでいる主君の気持ちや、恋人か社運をかけたプロジェクトかで悩むサラリーマンの気持ちを小学生にわかれとは言いません。
国語の問題では、問題文を読む力や解答の文章を上手に作れる力に加えて、その人の経験値がどのくらいあるのかも試されています。したがって、物語の舞台および話題は、小学生の日常に近いところのものが多いわけです。
この条件を満たし、かつ、入試問題出題にたえられるような文章を書く人、というのは作家として限られてきます。なので、結果として中学入試の物語は同じ作家のものが多く出る傾向があります。
では、具体的にはどんな作家の作品が多いのか。
・重松清
・あさのあつこ
・瀬尾まいこ
・森絵都
・椰月美智子
・伊集院静
この方たちは、中学受験常連です。例年どこかで出題されていると言ってもよいでしょう。
Z会小学生受験コースでは、これらを踏まえ、できるだけ入試に出てくる作品に触れられるよう、みなさんの経験値を上げられるよう、出題作品を吟味しています。
ちなみに、2009年の入試と同じ作品が出たものを一部紹介すると、
小学5年生受験コース5月「重松清 『小学5年生』」→慶應普通部
小学5年生受験コース8月「あさのあつこ『あかね色の風』」市川中学
小学5年生受験コース11月「辻仁成『そこに僕はいた』」世田谷学園
などです。
頻出の作家の作品は読みやすいものが多いので、問題文として始めて読んだとしても、読解につまずくということはないでしょう。それでも読みなれておくと、読むスピードや内容への入り込みやすさが違うので、これらの作家の作品にあらかじめ触れておくに越したことはありません。
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でも、大切なのは、必ずしも入試問題と同じ文章を読むことではなく、どれだけ自分の世界を広げることができるか、なのです。
国語の問題文を選ぶときには、「続きが読みたくなる文章」という視点も入れて選んでいます。問題を解いていると世界が広がり、入試対策にもなり、読書もしたくなる。そんな教材を目指しています。
「続きが読みたくて図書館行っちゃいました」という感想をきくと、ホントにうれしいです。受験が終わっても、その読書体験は一生ものですからね
教えて欲しいことがあります.
小学5年生の受験コースを受講していたときに(現在は小学6年生・受験コース),重松清さんの作品で内容は少し障害のある子を毎日下校途中まで送って行くが,いつもその子が大事にしている物をくれる…というような内容のものだったと思うのですが….
いくら探しても見つからず…
もしかしたら4年生の時?とかもしかしたらテスト?
とか思いつつ見直しますが見つかりません.
Z会に関係ないものを目にしていて勘違いしていたら申し訳ないのですが,もしわかりましたらお教え下さい.
よろしくお願いします.