私の母方の祖母は、昔から、すぐ泣きます。
その涙もろさは尋常ではなく、泣くところではないのに涙を流す始末。
運動会、授業参観等の非常に明るい雰囲気のイベントでも感涙します。
よく、「年を取ってくると涙もろくなる」などと言いますが、祖母はまさにそれ。
その血を受け継いでか、私の母も昔から大変涙もろく、最近さらにそれが激しくなってきたように思います。
8月のお決まりアニメ映画「火垂るの墓」など、始まって30秒で泣きます。
しかも、「あかん、あかん!おかあちゃんのおべべ、あかん!」と、私が登場人物(節子)の真似をするだけで、もう思い出して涙ぐむ始末。
また、私の家族は私以外もゲーム好きなのですが、母はゲームをやりながらしばしば感動して泣いていました。
例えば、「双子の5歳児が命を懸けて仲間を助ける自己犠牲シーン」。
これなんかもう泣いちゃってしょうがなかったです。
これらのシーンは確かに我々の涙を誘うものがありますが、やっぱり子を持つ母としての立場上、特に胸にグッと来るものがあるそうです。
さて、そんな血を継承している私はどうかと言うと、ここ数年ちょっと涙もろくなりました。
25歳以降でよく泣いたテレビ番組は「おジャ魔女どれみ」「プロジェクトX」でしょうか。
我ながら変なラインナップです。
「おジャ魔女どれみ」は、女児向けのアニメ番組ですね。
日曜の朝、いつもより遅く起きて、なんとなくテレビをつけるとやっていた……という感じで視聴していたのですが。
コミカルで夢のある、女の子が好きそうなテイストのストーリーにも関わらず、さりげなく、友達との付き合いや、親子・兄弟姉妹との家族のあり方等、人間関係の大切さなどにスポットを当てた話が多く、クライマックスの辺は朝っぱらから泣いていました。
この番組は、話の内容もさることながら、くるくるとよく動くアニメキャラクターの背景の画像に、画用紙にさっと描いたような美麗な絵を使用していて、映像作品としてもとても美しく、よく出来ているという印象を受け、そういった意味でも好きでたまに観ていたのです。
意外と子供向け番組って、そういう教訓的なことをミックスしたものが多いので、単純に「いい話」が多いですよね。
どれみちゃんの後釜の「明日のナージャ」でも、困難に負けないヒロインの姿には涙を誘うものがありました。
しかし、先日、ヒップホップ教室の女の子達に「あの番組は感動したよねぇ〜。先生はいつも泣きながら観てたよ」と言うと、全員否定意見でした。
むしろ笑って観ていたとか……。
ちっちゃい頃はやっぱりコミカル・ファンタジックな部分が一番に目に付くようで、そういった内容の深い部分にはあまり気が付かないみたいですね。
しかも「大人なのに子供アニメ観るなんて変だよ」と言われてしまいました。
そして、「プロジェクトX」。観たことがある方も多いでしょうね。
シャワートイレの開発話、橋を架けるプロジェクトチームの苦労話、首里城の修復に情熱を燃やした人の話、など。
あの番組は本当に、見せ方が上手いですよね。
苦労して、頑張って、出会いと別れがあって、成功に導いて、といった流れをあのナレーションで淡々と語り、そして絶妙のタイミングで流れる中島みゆきの歌。
徐々に盛り上げてきて、最後にMAXになった時の「ヘ〜ッドラあぁ〜イッ♪」をバックに、遠い過去、偉業を成し遂げた挑戦者達の笑顔とシワ、白髪を見ると……。
もう爆発です。滝のような涙が……!
年を取ると涙もろくなる、というのは……。
人間は、結婚-出産-子育て-子供の自立-孫の誕生-親しい人との別れ、など、年を取るのに比例して経験や記憶が多くなっていくわけですよね。
それで、映画やイベントなどでそういった視覚刺激に出会った時、瞬時に自分の過去の思い出と重ね合わせて、昔を思い出すことによって感極まって涙する……経験や記憶が多いから、必然的にその頻度も高くなる、とか、そういうことなのでしょうかね?
私は、上の↑簡潔ライフプランでは、結婚もまだなんですが、確実に「年を取ると涙もろくなる」が進行してきている……!
最近では皇室スペシャルのあまりのほのぼのとした雰囲気にすら涙。
先が思いやられます。
皆さんは最近、感涙しましたか?
私はとりあえず、母と映画「火垂るの墓(実写)」が公開されたら観に行く予定ですが、ここで1リットルくらい泣いてくるつもりです。
知人の話だと、女性は泣くことによって、ストレス発散できるそうです。
思いっきり泣くのは、良いことらしいですよ……。
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