2009.10.30 14:51



 若槻千夏さんが「インドに学校を建てるために」行った「セミヌードTシャツ」の販売収益によるチャリティが寄付先に断られたと発表された2月18日から、既に248日めです。


 しかし、このチャリティを番組で企画したTBSの番組ホームページには、まだ新着情報はありません。


 つまり、市民の善意で集められた「チャリティTシャツ」の売り上げ1200万円を、TBSは今日も宙に浮かせたままでいるのです。



 さて、TBSが問題を解決しないまま、200日間以上も視聴者にうんざり感を与え続けている一方、世の中には今より少しでもマシな時代状況を作り出そうと働く人たちが一部で増えてきています。



 ただし、それを報じるメディアは意外に少ないのが現状です。



 僕が連載している社会貢献雑誌『オルタナ』は、CSR、社会起業、その他のソーシャルアクションなど、毎号新たなムーブメントを紹介していますが、同じようなコンセプトでは『ソトコト』『アイソス』など一部の雑誌しかソーシャルイノベーション的な話題を見かけることは少ないのです。



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 僕は、ソーシャルイノベーションにはエンターテインメント性が十分にあると思っています。



 昔ならSFにワクワクした人(今はもう中高年)にも、「おっ!」とトキメキを蘇らせるような話題が、ソーシャルイノベーションの業界には多いのに、今一つ盛り上がりに欠ける気がするのは、娯楽性をふまえた編集方針が不足しているからかもしれません。



 僕は『チェンジメーカー』を書いたカメラマンの渡邊奈々さんのように社会起業家をセレブなロック・アーチストのように撮影してもかっこいいと感じますし、ドラマチックな起業ストーリーを漫画で見せても面白いと感じます。



 『オルタナ』でも、表紙にミュージシャンの小林武史さんが登場したら部数が上がりましたから、毎号、ソーシャル・セレブな人たちを登場させてもいい気がしますね。



 ソーシャルイノベータが作る未来は、今よりもっとワクワクできるもののはずですから、それを先取りにしたビジョンを誌面にベタに見せることが、ソーシャルイノベーションをもっと楽しみながら享受するのに必要な気がするのです。



 さらに言うなら、「オルタナ」も、「買うだけで社会貢献」になるよう、単価を上げてもいいから寄付付き雑誌になるといいなぁ、と勝手に思ってます。



 毎号買えば買うほど、「オルタナ」のある表参道に1本ずつ木々が増え、雑誌の成長と同時に表参道が緑豊かになっていくという「見える形での社会貢献」とセットであれば、読者と編集部の距離はもっと近くなり、「市民と一緒に確実に世の中を変えていく」というムーブメントにつながる気がするんですけど、森編集長、いかがですかね?



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2009.10.27 01:07



 若槻千夏さんが「インドに学校を建てるために」行った「セミヌードTシャツ」の販売収益によるチャリティが寄付先に断られたと発表された2月18日から、既に245日めです。


 しかし、このチャリティを番組で企画したTBSの番組ホームページには、まだ新着情報はありません。


 つまり、市民の善意で集められた「チャリティTシャツ」の売り上げ1200万円を、TBSは今日も宙に浮かせたままでいるのです。



 さて、TBSが問題を解決しないまま、200日間以上も視聴者にうんざり感を与え続けている一方、世の中には今より少しでもマシな時代状況を作り出そうと働く人たちが一部で増えてきています。



 その一つが社会起業家ですが、社会起業家を日本にもっと増やすために、11月に京都で「社会起業家養成講座」を務めます。








 11月21日の午後から翌22日午後3時に、京都の廃校になった小学校を利用した施設に泊まり込んで、社会起業家になりたい方向けの講座を1泊2日で行います。



★「綾部里山交流大学2009」 11月講座

http://www.satoyama.gr.jp/topix/2009/07/200911.html

(※講座内容を具体的に追加しました)



【問い合わせ】下記サイトの一番下に電話番号やメールアドレスがあります。

http://www.satoyama.or.jp/modules/bmsurvey/survey.php?name=gansyo



 ちょうど土日のスケジュールなので、学生はもちろん、社会人や主婦の方も参加できますし、23日(月)も祝日なので京都散策もできますね。



 
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2009.10.23 00:42



 若槻千夏さんが「インドに学校を建てるために」行った「セミヌードTシャツ」の販売収益によるチャリティが寄付先に断られたと発表された2月18日から、既に241日めです。


 しかし、このチャリティを番組で企画したTBSの番組ホームページには、まだ新着情報はありません。


 つまり、市民の善意で集められた「チャリティTシャツ」の売り上げ1200万円を、TBSは今日も宙に浮かせたままでいるのです。



 さて、TBSが問題を解決しないまま、200日間以上も視聴者にうんざり感を与え続けている一方、世の中には今より少しでもマシな時代状況を作り出そうと働く人たちが一部で増えてきています。



 出版でも、社会貢献はできます。

 僕の2冊の新刊も、親から虐待されて家にいられなくなった子どもたちを預かって育てている自立援助ホームに印税のうちの10%を寄付することにしました。



 詳細は、こちらのサイトをご覧ください。



 2冊の新刊とは、『日本一醜い親への手紙』の復刻版と、新たな手紙集『パパとママからのラブレター 生まれてくれて、ありがとう』です。



 『日本一醜い親への手紙』は、親から虐待されて育った人々から公募した手紙を100編選び抜いて編集した本です。



 なぜ、今回この本を復刻するのか(※3部作シリーズの1,2から100本を厳選)。

 それは、子ども虐待が増えているからです。


 全国の児童相談所が受け付けた児童虐待相談の受付件数は、『日本一醜い親への手紙』が初めて出版された1997年(平成9年)当時、5352件でした。

 ところが、2008年(平成20年)には、42.662件(※厚生労働省雇用均等・児童家庭局総務課調べ)。


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 この11年間で児童虐待の相談件数は、実に約8倍も増加したのです。


 親自身が「自分がしていることは虐待かもしれない」と認知し、子どもも「自分がされていることは、虐待かもしれない」と気づくために、虐待された当事者からの実例を集めた本書は、その絶好のアイテムになります。



 虐待防止キャンペーンのアイテムとしても有効ですし、学校の「命の授業」にも最適です。

 団体による一括購入をお勧めすると同時に、図書館や学校(保健室)へ寄贈すれば、今まさに虐待されている子どもを救うことができるかもしれません。



【内容の一部が動画でわかる購入予約サイト】

http://www.createmedia.co.jp/yoyaku.html



 ぜひ、趣旨に共感いただきましたら、上記へのリンクをあなたのブログやmixi日記などに貼ってくださると、ありがたいです。


 よろしくお願いします!




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2009.10.20 08:10



 若槻千夏さんが「インドに学校を建てるために」行った「セミヌードTシャツ」の販売収益によるチャリティが寄付先に断られたと発表された2月18日から、既に238日めです。


 しかし、このチャリティを番組で企画したTBSの番組ホームページには、まだ新着情報はありません。


 つまり、市民の善意で集められた「チャリティTシャツ」の売り上げ1200万円を、TBSは今日も宙に浮かせたままでいるのです。



 さて、TBSが問題を解決しないまま、200日間以上も視聴者にうんざり感を与え続けている一方、世の中には今より少しでもマシな時代状況を作り出そうと働く人たちが一部で増えてきています。



 たとえば、「必要以上に木を切らずに済む出版モデル」を打ち出した兵庫の出版レーベル「NON CAFE BOOKS」もその一つと言えるでしょう。



 NON CAFE BOOKS(ノンカフェブックス)は、小説家の荒木スミシさんの運営する出版レーベルです。


 新刊本を出す際には、300~400点の予約販売をネット上から先行します。

 通常の出版社の初版部数は3000部以上ですから、その10分の1しか本を作らないんですね。



 300人冊以上の注文があったら、そのつど100冊単位による小ロットを印刷し、一般書店やamazonなどのネット書店で売れるようにします。


 こうすることで、売れ残りや返品を徹底的に減らし、読みたい人には確実に本が届くというビジネスモデルになり、返品後に断裁される(=ゴミになる)本を極力ゼロにすることが可能になるわけです。



 僕もそうした出版モデルに共感し、ノンカフェブックスから2冊の本を出すことにしました。


 今は絶版になっている『日本一醜い親への手紙』とその続編を復刻したものと、新規で編集した『パパとママからのラブレター』です。



 上記2冊を購入希望の方は、先行予約サイトをご覧ください。


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 さて、11月21日の午後から翌22日午後3時に、京都の廃校になった小学校を利用した施設に泊まり込んで、社会起業家になりたい方向けの講座を1泊2日で行います。



★「綾部里山交流大学2009」11月講座

http://www.satoyama.gr.jp/topix/2009/07/200911.html
(※講座内容を具体的に追加しました)


 先行予約サイトと一緒に、興味のありそうな方に上記リンクを教えてあげてください。

 mixi日記やブログ記事などで書いていただけると、うれしいです。



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2009.10.16 09:04



 若槻千夏さんが「インドに学校を建てるために」行った「セミヌードTシャツ」の販売収益によるチャリティが寄付先に断られたと発表された2月18日から、既に234日めです。


 しかし、このチャリティを番組で企画したTBSの番組ホームページには、まだ新着情報はありません。


 つまり、市民の善意で集められた「チャリティTシャツ」の売り上げ1200万円を、TBSは今日も宙に浮かせたままでいるのです。



 さて、TBSが問題を解決しないまま、200日間以上も視聴者にうんざり感を与え続けている一方、世の中には今より少しでもマシな時代状況を作り出そうと働く人たちが一部で増えてきています。



 その中の一つに「社会起業家」の活動がありますが、11月21日の午後から翌22日午後3時に、京都の廃校になった小学校を利用した施設に泊まり込んで、社会起業家になりたい方向けの講座を1泊2日で行います。



★「綾部里山交流大学2009」11月講座

http://www.satoyama.gr.jp/topix/2009/07/200911.html
(※講座内容を具体的に追加しました)


 ぜひ、興味のありそうな方に上記リンクを教えてあげてください。

 mixi日記やブログ記事などで書いていただけると、うれしいです。



 たまには、僕自身の近況も書きますか。


 来月(11月)に、今年初めての新刊が毎日コミュニケーションズ新書(MYコミ新書)から出ます。


 タイトルは未定ですが、草食系男子に見る「奪われた性欲」をテーマにしたもので、草食男子を手放しには肯定できないという趣旨のものですが、草食男子を自認する担当編集者とあれこれ相談しながら原稿を書き直しています。



 それと、社会起業に関する漫画の原作を延々と書いています。

 マンガ原作、もしくはフィクションを仕事で書くのは初めてなので、いろいろ考え込んでしまうことが多く、なかなかものになりません。



 それでも、家にこもっていたところで何も生まれないので、久しぶりに都内に飲みに出ようかと思い、今日(金曜日)、新宿3丁目あたりのバーにしけこむ予定。



 僕を直接お知り合いの方は、ケータイでも鳴らして、合流してくださいな。



 今日は、午後1時頃までは在宅で社会起業のマンガ原作を執筆しつつ、新刊企画書も準備しつつ、酒飲みの時間を楽しみにしています。



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2009.10.13 10:23



 若槻千夏さんが「インドに学校を建てるために」行った「セミヌードTシャツ」の販売収益によるチャリティが寄付先に断られたと発表された2月18日から、既に231日めです。


 しかし、このチャリティを番組で企画したTBSの番組ホームページには、まだ新着情報はありません。


 つまり、市民の善意で集められた「チャリティTシャツ」の売り上げ1200万円を、TBSは今日も宙に浮かせたままでいるのです。



 さて、TBSが問題を解決しないまま、200日間以上も視聴者にうんざり感を与え続けている一方、世の中には今より少しでもマシな時代状況を作り出そうと働く人たちが一部で増えてきています。



 その中の一つに「社会起業家」の活動がありますが、11月21日の午後から翌22日午後3時に、京都の廃校になった小学校を利用した施設に泊まり込んで、社会起業家になりたい方向けの講座を1泊2日で行います。



★「綾部里山交流大学2009」11月講座

http://www.satoyama.gr.jp/topix/2009/07/200911.html
(※講座内容を具体的に追加しました)



【問い合わせ】下記サイトの一番下に電話番号やメールアドレスがあります。

http://www.satoyama.or.jp/modules/bmsurvey/survey.php?name=gansyo





 ちょうど土日のスケジュールなので、学生はもちろん、社会人や主婦の方も参加できますし、23日(月)も祝日なので京都散策もできますね。



 社会起業支援サミットで、「社会起業」に関心を持たれた若い人も、今回のような安い受講料(※宿泊費を含む)のセミナーに、ぜひ参加してみてほしいですね。


 そうそう。

 僕の仕事に関するインタビューがwebに載っています。

 良かったら、読んでくださいな。


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2009.10.09 14:33



 若槻千夏さんが「インドに学校を建てるために」行った「セミヌードTシャツ」の販売収益によるチャリティが寄付先に断られたと発表された2月18日から、既に227日めです。


 しかし、このチャリティを番組で企画したTBSの番組ホームページには、まだ新着情報はありません。


 つまり、市民の善意で集められた「チャリティTシャツ」の売り上げ1200万円を、TBSは今日も宙に浮かせたままでいるのです。



 さて、TBSが問題を解決しないまま、200日間以上も視聴者にうんざり感を与え続けている一方、世の中には今より少しでもマシな時代状況を作り出そうと働く人たちが一部で増えてきています。



 自営業で独立、起業するもその一つかもしれません。



 ビジネスの現場では、より多くの客に「ありがとう」と言ってもらえる仕事を作り出すことが自分の生活を豊かにし、自分の存在価値を守ってくれることであると気づくチャンスになります。


 会社に雇われているだけでは、同じ社内の人間と比べられて自分の存在価値を主張しにくいが、自分で商品を作れば、客から直接「ありがとう」と言ってもらえる。そのように、雇用から自営へ働き方を変えることで、いつのまにか見失っていた自尊心を取り返すことができるようになります。



 自分を生かしてくれる商売(ビジネス)を続けさせてくれるお客さんとの間との間にこそ絆(連帯)を取り戻す回路が生まれるのです。



 ビジネスなら、国境だって越えられます。

 ビジネスなら、自分らしさを突き詰めても、孤独になるどころか、ライバルのいないニッチな市場を強固にしていけます。



 だから、日本の社会起業家が目指すべき仕事の方向性の一つは、自殺や犯罪に走りかねない孤独な若者を自営業という働き方に導き、その人らしいビジネスを通じてコミュニケーションのうま味を覚えてもらう方向へ変えていくための支援です。



 家庭や学校、既存の企業では、連帯できる相手を見つけられない人間でも、自営業であれば、自分の作った商品やサービスを通じて連帯できます。


 そうすれば、自分の居場所を自分で確保できる。「この世から消えたい」という自殺欲求もなくなるのだから、無差別テロのような捨て身の犯罪へ導かれることもないでしょう。



 実際、黒人や発展途上国の貧困層出身の若者なども、自分の存在を主張してプロスポーツ選手や芸能人、作家、アーチストなど完全歩合制の自営業者になることで犯罪者に身を落とすことを免れてきました。



 自営業は、さまざまな事情で雇用にあぶれた者たちの選ぶ生き残りの手段なのです。



 貧困も同じでしょう。


 ニートからネットカフェ難民に転落したり、ホームレス歴20年というワーキングプア層の当事者たちの経験を取材して本にしたり、講演で話してギャラを手にするのは、左翼系文筆家だけであり、当事者ではないです。



 大学で教鞭をとって年収を確保し、貧困ネタで本を書いてベストセラーまで生みだしておきながら、さらに講演でも儲けている人まで少なからずいますが、せめてオファーされた講演に自分が取材でお世話になった貧困の当事者を同席させ、当事者の声をそのまま市民に伝え、講演ギャラを折半してみてはどうでしょうか?



 それだけでも、1人の当事者に生きている証と社会的価値を与え、「苦しかった経験は金に換えられる」という勇気を与えられるではないでしょうか?



 しかし、富める者が社会的弱者に対する価値の転換へと動かないのは、社会的弱者がどれほど世間からのまなざしを怖がっているかを知らないか、彼らと付き合うのが面倒だと感じているからです。



 精神病を患ったり、ホームレスに転落した人たちは、「自分には価値がない」「こんな自分では誰の役にも立たない」「自分には金に換えられる『溜め』が全然ない」と思い込まされているんですね。


 しかし、現実は違います。べてるの家を見てください。



 北海道の浦河町にある「べてるの家」では、精神障害を負った当事者たちが会社を作っていろんなビジネスをやっています。



 心を病んだ経験をネタにした歌を自作して売る会社を経営している女性たちもいれば、病人にしか語れない幻聴体験のトークイベント「幻覚&妄想大会」を開催して入場料を集めたり、イベントの模様を撮影したDVDをネット通販で売るなど、病人という「社会的弱者」になったおかげで生まれた資産を上手に金に換えているんですね。


 ここには、「支援してあげるよ」という上から目線の構えはないです。



 むしろ、「病人」という固有の経験こそがその人自身の資産であり、一般人には持ち得ない価値があるという気づきがあります。



 当事者と一緒に、当事者の力を引き出して収益を作ろうとしている人たちだっているじゃないですか。


 当事者を一方的に「支援されるだけの弱者」として決めつけてしまうのは、支援する側の怠慢であり、罪深いことなのです。



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2009.10.06 10:47



 若槻千夏さんが「インドに学校を建てるために」行った「セミヌードTシャツ」の販売収益によるチャリティが寄付先に断られたと発表された2月18日から、既に224日めです。


 しかし、このチャリティを番組で企画したTBSの番組ホームページには、まだ新着情報はありません。


 つまり、市民の善意で集められた「チャリティTシャツ」の売り上げ1200万円を、TBSは今日も宙に浮かせたままでいるのです。



 さて、TBSが問題を解決しないまま、200日間以上も視聴者にうんざり感を与え続けている一方、世の中には今より少しでもマシな時代状況を作り出そうと働く人たちが一部で増えてきています。



 僕もそういう人たちの1人になりたいと思いますが、実際、出版活動はそれ自体、社会的なものなんですね。



 しかし、出版業界は全般的に地盤沈下の傾向にあり、これまでの出版のビジネスモデルをダイナミックに変えていくしか生き残りの方法はありません。



 小説家の荒木スミシさんによると、「本という形でメッセージを発信する意味がどれほどあるのか?」という疑問が呈されます。



 映画も音楽も作る彼にとって、木を切って、しかも膨大にゴミにする出版は、そのビジネスの仕組みを根本的に変えるのが本筋というわけです。



 彼自身、小ロットの出版でも事業を成立させる「ノンカフェブックス」という出版レーベルを持っており、オンデマンド出版と書店流通を同時に成功させることで、無駄に木を切らずに済むビジネスモデルを確立しました。



 まず先行予約の注文を受け付け、400部ほど見込んでから、書店に流したり、ネット通販で売るという手法で、コストを極力抑えながら適切な定価をつけることができます。



 この手法で彼自身、自作の小説を欲しい人に欲しい分だけ印刷し、配本しています。

 こうしたミニ出版レーベルが増えるほうが、ワールド・スタンダードのような気がします。



 実際、アメリカの出版社の多くは、そうしたミニ出版レーベルです。

 しかも、印刷・製本を中国で行って人件費コストまで落とし、あとはディストリビューターに任せて手売りしたり、amazonなどに流すわけです。



 言わば、出版事業の中でもエコ・スタイルなわけですね。



 近く、この手法でのんかフェブックスから、僕が編集した『日本一醜い親への手紙』の復刻版アンソロジーや、新作の『パパとママからのラブレター』の先行予約を始めます。


 ぜひ、続報をお楽しみに!



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2009.10.02 18:31



 若槻千夏さんが「インドに学校を建てるために」行った「セミヌードTシャツ」の販売収益によるチャリティが寄付先に断られたと発表された2月18日から、既に220日めです。


 しかし、このチャリティを番組で企画したTBSの番組ホームページには、まだ新着情報はありません。


 つまり、市民の善意で集められた「チャリティTシャツ」の売り上げ1200万円を、TBSは今日も宙に浮かせたままでいるのです。



 さて、TBSが問題を解決しないまま、200日間以上も視聴者にうんざり感を与え続けている一方、世の中には今より少しでもマシな時代状況を作り出そうと働く人たちが一部で増えてきています。


たとえば、岩手県の人口わずか約8000人の西和賀町には、村の誇りを映画化する動きがあります。



 平成17年11月1日に旧湯田町と旧沢内村の町村合併により誕生した人口約8000人の町ですが、昭和30年代の旧沢内村は豪雪地帯で病気や怪我をしても病院には行けず、赤ン坊や高齢者が亡くなるという状態が続いていました。



 そんな惨状を、第18代村長の深沢晟雄氏が、冬季交通、医師や保健婦の確保、患者のカルテを集落ごとにまとめ、全ての村民の健康を把握するなど保健医療の仕組みを築き上げ、乳児・老人医療費無料化の提言を全国に先駆けて英断し、昭和37年に日本で初めて乳児死亡率ゼロを達成したのです。



 その証言の記録映画が、『いのちの作法』です。







 そして、この歴史的な実録エピソードは、今年、劇映画として語り継がれることになりました。

 それが、映画『いのちの山河 日本の青空Ⅱ』です。







 僕はどちらの作品も見ていないのですが、まさに映像の舞台となっている西和賀町の高校に招かれ、講演することになり、9月末に行ってきました。



 確かに過疎化が進み、若者に出くわすことがほとんどない温泉町ですが、僕はこの町にはまだまだ大きな可能性が眠っていると感じました。



 もっともっと元気になれる要素が、この町にはたくさんあるのです。

 だから、高校生たちには、こう言いました。



「就職や進学でこの街を離れても、いつかここに戻って来ても暮らせるように、君たちはビジネスを学ぼう!
 人の役に立てば、みんなから必要とされる。君の価値を存分に評価してくれるだけの町民が、ここにはいっぱい暮らしているんだよ!」



 僕は高校生にビジネスの面白さを伝えたのです。

 もちろん、彼らにとっては背伸びして聞くような話かもしれません。

 しかし、彼らと同じ高校生で、別の県にある過疎の町では、既にいろんな商品を開発し、収益を作り、県の教育委員会へ売上金を提供しているところだってあるのです。



 そういう話を、全学年合わせても200人ちょっとの生徒たちの前で話しました。

 それだけの人間がいれば、1人くらいはいつかこの町を変えていけるでしょう。

 講演とは、教育に似て、未来への種まき作業なのです。



 同じ日には、夕方から保護者の方への講演もさせていただきました。

 内容は生徒向けの話とかぶっていますが、講演会場の300人以上収容可能なホールの有効活用にまで踏み込み、大人も子どもも一緒になってこの町が元気になれるように、わくわくできるアイデアをいっぱい話しました。



 「何もない町」なんて、この世にありえないのです。

 日常生活で当たり前になりすぎてしまっただけで、よそ者から見れば魅力的な資源が、西和賀町には山ほどあるのです。



 その魅力を再発見し、商品化すれば、そこで生まれ育った人々のふるさとは、そこに住む町民自身が守れるのです。



 上記の2本の映画は、きっとそのことを町民たちに改めて気づかせてくれるのかもしれません。



 だから、この映画を作られた制作者の方々に感謝します。
 ありがとう!



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