2009.04.28 17:05

 若槻千夏さんが「インドに学校を建てるために」行った「セミヌードTシャツ」の販売収益によるチャリティが寄付先に断られたことが発表された2月18日から、既に70日めです。

 しかし、番組ホームページには、まだ新着情報はありません。

 つまり、チャリティTシャツの売り上げ1200万円は、今日も浮いたままなのです。

 mixiには、「TBSチャリティ問題を監視し隊!」というコミュニティもあり、いざTBS周辺で今回のチャリティ問題に関する動きがあれば、情報交換の出来る体制が整っているので、孤軍奮闘ではありません。

 しかし、今回の事件に関する一連の経緯は既にこのブログ記事にまとめてあるので、初めてこのTBSの問題を知った人も、事態が収拾しないまま、中間報告もせずに延々とチャリティ出資者に対して礼を尽くさないTBSのあり方を「変だよね」と感じる人は増え続けると思います。

 みんなが知っている有名なTBSですら、1200万円という大金を集めておいて、何ら具体的な善処をしない。

 この事実は、少なくともTBS自身が考えている以上に、罪深いと思います。

 現在、社会貢献のために資金調達(ファンドレイジング)の健全化や実践ノウハウを学びたいNPOや社会起業家が増えていますが、TBSがこのように杜撰なチャリティによって金を集め釈明もしないままでは、寄付やチャリティに対する市民からの信用を得られなくなるため、資金調達をまじめにやってなんとか社会的課題の解決にかかる費用を賄いと考えている人たちや、お金を出す企業も、非常に迷惑すると思います。

 それで2か月以上も平気でいられる神経が、僕にはわかりません。

 公共放送事業を行う会社として、それで本当に視聴者からの支持を維持できると考えているのでしょうか?

 600着もセミヌードチャリティTシャツが売れたということは、数100人の購買者がいたはずで、そういう方々の「思い」を受けとめたり、チャリティのためにセミヌードになったのに企画がとん挫したことをブログで謝った若槻千夏さんの「思い」を受け止めるってことを、TBSのこの問題を作った番組制作スタッフたちに要求しても、たぶん無理なのでしょう。

 今回の件でチャリティに協力してくれた方々へ公式に謝ったのは、フロントに立った若槻千夏さんだけです。

 彼女にこの企画を持ちかけ、企画を頓挫させた張本人は、絶対に人前に出てこない。
 秘密結社でもなかろうに、なぜ中間報告の一つもしないのか、腹が立ってきます。

 いや、TBSの体質はまさに「秘密結社」そのものなのかもしれません(笑)。

 でも、仮面ライダーに出てくる秘密結社「ショッカ―軍団」のほうが、毎回面白い改造人間を作ってくれるだけ、まだ可愛げがありますね。

 このブログはZ会ブログなので、Z会会員で受験生の10代も見ていると思いますが、TBSみたいな会社に入ると、自由に現場の社員が発言できないのかもしれませんよー。

 きっと、自分が仕事で失敗をし、多くの人に迷惑をかけ続けていても、「しばらく黙っておけ!」と上から指示されちゃうのかもしれません。

 そういう会社でも入りたいなら止めませんが、きっと入社したらそんな大人に「改造」されちゃうのかもしれません。

 でも、世の中はそういう会社ばかりではなく、「社員の失敗は私の失敗」と感じ、社長や現場の上司が丁寧かつ迅速に顔を世間にさらけだして謝ることのできる、気骨と勇気のある人材のいる会社だってあるんです。

 ヤングジャンプに連載中の『サラリーマン金太郎』の「矢島金太郎」の仕事ぶりを見てくださいな。
 スカッとしてますよ。

 自分が失敗して多くの人に迷惑をかけたら、土下座だってしますよ。
 そういう大人と仕事をしたいもんですね!


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2009.04.24 20:33

 若槻千夏さんが「インドに学校を建てるために」行った「セミヌードTシャツ」の販売収益によるチャリティが寄付先に断られたことが発表された2月18日から、既に66日めです。

 しかし、番組ホームページには、まだ新着情報はありません。

 つまり、チャリティTシャツの売り上げ1200万円は、今日も浮いたままなのです。

 既に、TBS自身が「皆様の善意の募金がインドでの学校建設に生かされるよう責任を持って、新しい方法を速やかに決定するように努めてまいります」と番組ホームページで明かしてから、2か月以上が経過しています。

 このブログを読んでいるあなたは、「速やかに決定」を2か月以上も待たされたら、どう感じますか?

 他人様のお金を預かっている以上、2か月以上も何も釈明しないこと自体、おかしいでしょう。

 あなたが誰かにお金を預けたのに、「そろそろ返してほしいな」と思っても、2か月以上も連絡がとれない状態だったら、「おまえ、銀行かよ!」と突っ込みを入れたくなるのではないでしょうか?

 いつまでにその金を有効に役立てるのか、まったく〆切さえ示さないでいれば、不信感が募るのは当然だと僕は考えます。

 だから、既に最後の放送から2か月以上が経った今でも、TBSのやり方に疑問を感じる人が出てくるのも当然なんですね。

 たとえば、ココとか、ココとか。

 当の若槻千夏さんは、彼女自身が書いているブログで謝罪した後、一切、この件について触れていません。

 TBS側の問題で矢面に立たされたタレントとしては、早期解決を望んでも、TBSに仕事をもらう立場だと、TBSに働きかけるようなこともできないかのかもしれません。

 それぐらい、テレビ局は視聴率の取れないタレントに対して「上から目線」なんです。
 逆に、「数字を持っている」人には、ひれ伏します。

 それぐらい、誰に対しても対等なパートナーとして一緒にいい番組を作っていこうとすることを考えない組織なんですね。

 僕はそうした組織を怖いと感じます。
 常に優位な立場としてふるまいたい人なんて、魅力がないです。

 2か月以上も、何も更新されない番組ホームページを見続けて、本当に疲れてきました。
 しかし、TBSに対する監視を辞めませんよ、僕は。

 チャリティのアカウンタビリティ(説明責任)を健全化させないと、この国に寄付文化は根付かないと思うからです。

 寄付されたい社会的弱者、世界中に無数にいます。

 そういう人たちの気持ちを逆撫でするようなチャリティをやってしまった点については、本当に今すぐに陳謝するのがふつうの大人の礼儀でしょう。

 smapの草薙さんの事件なら、嫌というほど追いかけるのに、自社の不祥事には目をつぶるTBSを、あなたはどう思いますか?

 僕はまだまだ追いかけることにします。
 
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2009.04.21 17:52

 若槻千夏さんが「インドに学校を建てるために」行った「セミヌードTシャツ」の販売収益によるチャリティが寄付先に断られたことが発表された2月18日から、既に63日めです。

 しかし、番組ホームページには、まだ新着情報はありません。

 つまり、チャリティTシャツの売り上げ1200万円は、今日も浮いたままなのです。
 TBSに自浄作用がないのは、よくわかりました。
 2か月以上も中間報告すらしないのですから。

 では、テレビの放送倫理を糺していくBPO(放送倫理・番組向上機構)は、TBSに対してしかるべき処置をとったでしょうか?
 何ら、動いていません。

 要するに、有名人たちを委員会メンバーに組み入れているだけで、実際には放送業界のお目付け役でも何でもないんだろうなって思います。

 だって、議事録を見ると、意見交換をしてるばかりで、番組制作サイドを喚問して事情説明を求めたり、内部事情を知るための独自取材をして、放送業界の過ちを是正できるだけの仕組みを持つように改善するわけではないんですから。

 できるのは、せいぜい「提言・声明・見解」のみ。
 ぬるい。
 あまりにもぬるい。

 結局、BPOは骨抜きなんだろうと思います。
 
 既存のマスメディアは、このようにして自浄作用がないまま、自殺のように自ら朽ち果てていくのかもしれません。

 メディアが自己保身に走れば、真実はいつまでも藪の中です。
 これこそが社会問題!

 この問題を解決するには、「視聴率依存症」の彼ら自身では無理なのかもしれません。

 せめて、20~30代の若い社員が先輩達に毒されず、問題意識を持って、体制内改革を水面下で進めるか、あるいはできる人材ほど放送局を飛び出して、インターネット放送局を0から作るかしないと、放送業界全体の信頼回復はできないでしょう。

 既存メディアがどんどん信用を失えば、メディアを興すベンチャーはむしろビジネスがしやすくなります。

 それに、ITのほうが費用対効果の高いビジネスができますから、従来のITベンチャーのようにオリジナルコンテンツのクリエイターを安い賃金で雇って安上がりなコンテンツを増やすより、適切な額面のギャラ配当と高品質のコンテンツが作れるビジネスモデルを生みだすのがいいでしょう。

 それには、社会起業の考え方、マインド、ノウハウ、人脈がどうしても必要になります。

 既にそれを試み始めた社会起業家を僕は知っていますが、現時点では明かしません。

 少なくとも、TBSのように自分に都合の悪いことは情報を開示しないというメディアにはならないでしょう。

 僕ら市民は、たとえば戦場ジャーナリストが自分の命を賭けても危険な国の戦場を取材し、真実を知ってもらおうと働いていることに拍手をします。

 しかし、現場に行かない人間が、映像の編集権を持っているために、実際の映像は極めて局側の見せたいものだけです。

 今回のチャリティセミヌードも、事情説明が不足していたために、「なぜインドに学校を建てるのか」というミッションの裏付けがまったく説明されないまま、1200万円という大金だけを先に集めてしまったのです。

 これがたいした問題ではないのでしょうか?

 TBSに一人でも「今、目の前にある問題」の大きさに気づいてくださる方がいれば、そこから現実を変えていけると思います。

 内部告発、歓迎します!
(※ブログ記事の左の欄からメールをください)
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2009.04.17 22:58

 若槻千夏さんが「インドに学校を建てるために」行った「セミヌードTシャツ」の販売収益によるチャリティが寄付先に断られたことが発表された2月18日から、既に59日めです。

 しかし、番組ホームページには、まだ新着情報はありません。

 そこで、これまでの経緯を示す参考リンクや、このブログで指摘してきた内容をまとめたリンクを時系列に沿って作っておきたいと思います。


【2月6日】●国際NGOも首をかしげた「セミヌードチャリティ」への疑問
【2月6日】●TBSとセーブ・ザ・チルドレン・ジャパンへの最初の質問と答え
【2月上旬】●最初のサイゾーの記事
【2月10日】●TBS、若槻さんのセミヌード・チャリティを国内外のメディアに流す
【2月13日】●TBS、Tシャツを追加販売するも、その理由の説明はなし
【2月17日】●新たに湧き出る疑問
【2月18日】●説明不足のまま、番組が終了
【2月19日】●TBS、セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンから寄付の受取を断られる!
【2月20日】●ネット上からTBSに対する疑問の声がわき上がる!
【2月24日】●mixiコミュ「TBSチャリティ問題を監視し隊」が誕生
【2月27日】●国際NGO団体界隈の人に本件について尋ねてみる

【3月3日】●インドには既に「100%就学」のプロジェクトが国策としてある
【3月6日】●TBSのIR情報をチェックしてみよう!
【3月10日】●お題目にすぎなかったTBSの情報開示方針
【3月13日】●3週間以上経っても、1200万円が宙に浮いたまま!
【3月17日】●TBS、1200万円を宙に浮かせたまま1ヶ月経っても中間報告なし
【3月20日】●番組プロデューサだった合田氏への呼びかけ
【3月24日】●TBSの番組関係者へ「内部告発」を勧める
【3月下旬】●2回目のサイゾーの記事
【3月27日】●若槻千夏さん、自分のブログで謝罪!
【3月27日】●企画前にインドの貧しい子どもの当事者への取材を怠ったのでは?
【3月31日】●TBSチャリティ問題、mixiニュースで日記を書いた人が約1000人!

【4月3日】●BPOへの働きかけと、1200万円の使い道案
【4月7日】●TBSよ、時代に逆行せず、「社会起業家」に学べ!
【4月10日】●地デジ時代を生き残りたいなら、早期の事情説明が絶対に不可欠
【4月14日】●寄付の受け取りを拒否したセーブ・ザ・チルドレンの説明責任


 以上のように、2月上旬から毎週2回以上に渡って、TBSの動向を見守ってきたわけですが、TBS側はその間、中間報告すら番組ホームページで公表しないばかりか、釈然としないコメントしか発表していません。

 若槻さんのファンでなくても、一刻も早い解決を図って、宙に浮いたままのTシャツの売り上げ1200万円の用途を明らかにしてほしいと望む人は多いと思いますが、既に2か月も番組ホームページに報告がないところを見ると、TBSは本当に視聴者を無視して平気なテレビ局なのかもしれません。

 2か月もだんまりを決め込んだ人を、誰が信用できますか?

 そもそもTBSは組織なんですから、一人くらい今回の問題を重く受け止める人がいてもいいはずです。

 月に1度くらいは中間報告をするのが、寄付目的でTシャツを買ったり、東京まで行けずに買えないものの、番組で若槻さんを応援していた人たちがどんな思いで、解決を先延ばしされている現実に毎日イライラしていることに、1人の社員も反応しないものなんでしょうか?

 そう思うと、なんか、TBSがとても怖い組織のように思えてきました。

 それでも、引き続き、TBSの動向をチェックしていきたいと思います。

 内部告発も、相変わらず受け付けています。
 匿名でも構いませんので、本件に関わる内部事情に詳しい方からの告発を待っています。
(※ブログ記事の左の欄からメールをください)
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2009.04.14 23:04

 若槻千夏さんが「インドに学校を建てるために」行った「セミヌードTシャツ」の販売収益によるチャリティが寄付先に断られたことが発表された2月18日から、既に56日めです。

 しかし、番組ホームページには、まだ新着情報はありません。

 ところが、このブログをご覧になった「社会貢献ビジネス専門~Global Good News Blog」からトラックバックがありました。

 そのブログによると、寄付先だったセーブ・ザ・チルドレン側も「受け取り拒否」の理由をちゃんと説明したほうがいいと指摘されているわけですが、これについては僕は複雑な思いです。

 というのも、セーブ~に拒否の理由をコメントしていただこうとコンタクトをとっても、先のサイゾーの記事の通りにしか、返事が返ってこなかったからです。

 ちなみに、前文の画像は下記の通り。

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 ちなみに、セーブ~側がTBSからの話に同意していたならば、セーブ~側のホームページにも今回のチャリティについてのお知らせ記事があっぷされていたはずですが、番組放送時もその後も、セーブ~側はTBSの番組ホームページや番組と同じ内容のニュースリリースを自分の団体サイトで紹介することはありませんでした。

 セーブ~のニュースリリースを読めば、通常は誰とコラボしてチャリティするのか(したのか)を伝えています。
 しかし、今回に限り、それはなかったわけです。

 つまり、今回のチャリティ・プロジェクトは最初からTBSの空回りであり、セーブ~側が納得しないうちに番組でセーブ~の名前を出してしまったことが真相ではないでしょうか?

 セーブ~側は、上記の画像通り、メディア向けコメントでは当初から「TBS様の番組企画」という曖昧な表現でプロジェクトの参画の意思をはっきりさせてこなかった経緯があります。

 おそらく、若槻さんを脱がせたいTBS側と、「それではどこの国へも寄付できない」というセーブ~側の事情がかみ合わず、セーブ~側はずっと自分の団体サイトでの発表をためらってきたのではないでしょうか?

 国際NGOであろうとも、マスメディアを資金調達の戦略として上手に付き合うということが上手とは限りません。

 広告業界とPR、出版業界やテレビ制作などを渡り歩いてきた僕からすると、セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンは、マスメディアと対等に渡り合うだけのコミュニケーション・スキルがあったのかどうかにこそ疑問があります。

 そして、それを責めたくない気持ちもあります。
 なぜなら、それをカバーして余りあるだけの途上国支援を彼らはしてきたからです。

 メディアを巻き込んだ資金調達やチャリティなら、テレビ局のいいようにされないように、セーブ側に広報戦略に長けた人材を味方につける必要がありますが、そこまでプロパーがいないからこそ、「セミヌードで学校を建てる」といった番組企画を冗談として受け止めていたのではないかと思うのです。

 国際協力のNGOなら、そんな金が現地の人にありがたく受け取ってもらえないことは常識ですが、テレビ、それも世の中の社会的弱者のことを最優先には考えないバラエティ番組のプロデューサなら平気でそんな下品な企画もやってしまうということを、セーブ~側は知らなかったんだろうと思うのです。

 しかも、TBSが番組の宣伝としてスキャンダルふうに多くのメディアに若槻千夏さんの「チャリティでセミヌード」のニュースリリースを流してしまったため、この「芸能記事」は英語に翻訳され、世界中のメディアとインターネットにコピーされ、発展途上国のインテリ層にも目の届くところになってしまいました。

 セーブ~側は、そういうテレビの暴走の恐ろしさを予見していなかったように思うのです。

 だからといって、拒否の理由を曖昧にしていいとは思いませんが、コメントを求められて応えるよりは、自分の団体サイトではっきりと説明するのが、寄付のリテラシーそしてアカウンタビリティとして必要な市民への挨拶でしょう。

 しかし、今なお、それをせず、陳謝もしないところを見ると、セーブ~側には「TBSにしてやられた」という思いがあるのかもしれません。

 せめて、団体名を番組で一方的に使われたなら、セーブ~側もTBSに対して公開質問状を出すなどして、どういうやりとりがあったのかについて明らかにするべきでしょうね。

 でないと、セーブ~側に寄付したくても、信用が置けない団体として認知されかねませんから。

 もっとも、そこまで彼らを追い込んできたのは、TBSです。

 このブログでは、引き続き、打開策を示さないTBSの動向を注視していきます。

(※TBS関係者、『悪魔の契約にサイン』関係者の方々の内部告発、情報提供をお待ちしています)
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2009.04.10 16:20


 若槻千夏さんが「インドに学校を建てるために」行った「セミヌードTシャツ」の販売収益によるチャリティが寄付先に断られたことが発表された2月18日から、既に52日めです。

 しかし、番組ホームページには、まだ新着情報はありません。

 引き続き、TBSへの監視を続けていきますが、Tシャツの売り上げ1200万円が宙に浮いたまま、何も説明しないTBSに対してネット市民やブロガーたちからも疑問の声が上がっていることを、テレビ局として重く受け止める必要があるように思います。

 地デジの時代になれば、テレビ局は今よりもスポンサーを失いかねないのですから、今から市民の反発を買うような態度をとっていては、まずいでしょう。

 もっとも、既存のテレビ局は、同じモニター画面をYoutubeなどのネット上の動画サイトたちと奪い合うことになるわけですから、そもそもネット市民を大事にしなければ、先がないのは明らかです。

 しかも、社会貢献のような「公益」に関することは、視聴者を無視して一方的に番組を提供していたテレビ局の一番不得意にするところだと思います。

 日頃から平身低頭にネット市民の声に耳を貸さないと、いざ地デジ時代になった時には、ネット上にいくらでも存在する社会貢献の動画の持つ情報の多さや正確さ、誠実さに勝てないということも考えられますし、者着貢献メディアとしてネットをどんどん活用する動きがIT企業には盛んですから、TBSはあっという間に楽天に飲み込まれるのではないかと思います。

 そうしたら不当に高いTBS社員の給与はいきなり減額されるでしょうし、公益を考えずに、自己保身に走るような人材は一掃されるでしょう。

 実際、僕自身、社会貢献メディアをネット上に作り出す動きに参画する予定です。
 広告に依存しないビジネスモデルがジャーナリズムに必要なのに、テレビ局はそこから一歩も前進しないままだからです。

 新しいジャーナリズムの時代が来れば、TBS1社くらい、すぐに吹っ飛んでしまうでしょう。
 それぐらい、IT業界の進化は早いですし、ビジネスモデルを作るのも上手です。

「たかが1番組の尻拭いを1ヶ月以上かけても出来ないテレビ局なんて、必要ない!」

 ネット市民たちからそう言われたくなければ、TBS自身が抜本的に自らの仕事における公益について考え直して見る必要がありますし、今回の問題をそのチャンスにとらえれば、逆に視聴者の満足度は高まります。

 TBSが本当に変化を求めているのなら、本件はチャンスなんだと理解できるはず。

 社員の中で一人でもそのように立ち上がり、辞表を胸に入れながらも、現在の「だんまり体制」を壊す人材がいれば、そこから本当にTBSは「あぐらをかいているテレビ」から脱却できるでしょう。

 No accountability No Television!
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2009.04.07 23:11


 若槻千夏さんが「インドに学校を建てるために」行った「セミヌードTシャツ」の販売収益によるチャリティが寄付先に断られたことが発表された2月18日から、既に49日めです。

 しかし、番組ホームページには、まだ新着情報はありません。

 Tシャツの売上1200万円は、どこにも寄付されず、今日も宙に浮いたままです。
 みんなの善意を、TBSはいつまで宙吊りにしておくのでしょうか?
 日を追うごとに、とても空しい気持ちになります。

 それでも毎日、このブログをチェックしてくださる方も大勢いらっしゃるので、僕はこの問題が解決するまで、TBSの動向を執拗にチェックし続けますよ。

 このブログは、もともと通信添削のZ会様からオファーされて書き始めたもので、読者は大学受験までの10代を中心に想定していました。

 今でも彼らを無視してはいませんが、僕は社会人の一人として、同じ社会人の大人であるTBSが十分な事情説明を怠り、1200万円という大金を遊ばせていることに、とても恥ずかしい気持ちがします。

 これから大学に入り、社会に出ていく10代がこのブログを見れば、「テレビ局で働く大人って所詮この程度の人たち」という認識を持つでしょう。

 彼らは「デジタル・ネイティヴ」世代ですから、物心ついた頃にはインターネットで遊んでいました。
 彼らが地上デジタルテレビ時代に、「テレビはウソつき。やっぱYoutubeのほうがいいや」という具合に既存のテレビ局を見下して生きていくだろうことは確実です。

 そこで、TBSがこれまで以上に「されどテレビ」という姿勢を示さなければ、テレビ局全般への信用を失墜させて余りあるでしょう。

「10代をなめるな!」

 僕はそう言いたいです。
 彼らはスポンサー企業すら動かす手堅い消費者です。

 たとえば、彼らが「あの歌手、嫌い!」と不買運動でも起こそうものなら、たちまちそれはネット上にマッシュアップして、レコード会社もアーチストも事務所も飯の食い上げになること必至です。

 テレビ番組も同じです。
 10代に嫌われたら、その番組が終わるどころか、スポンサーの商品に対する不買運動や不買ムードを作りかねないのですよ。

 TBSはそうした「サイレント・マジョリティ」の動向など関心がないから、平気で若槻さんの「セミヌードTシャツ・チャリティ」問題に対して1ヶ月以上も解決アクションのプロセスすら情報開示しませんが、そういうこと自体がTBSの番組に対する信頼性を少しずつ、でも確実に貶めていくのです。

 しかし、10代の読者諸君。
 TBSのように自社のメンツや収益ばかりを気にして、「公益」を大事にしない大人ばかりではありません。

 「自分の会社だけ儲ければ、他の局や世の中の少数派なんてどうでもよい」という考え方ではなく、自分の利益を犠牲にしても、みんなの利益=公益のために働いている人たちも、この国では20年以上前から登場してきているのです。

 それが、社会起業家です。
 詳しくは、下記のサイトを見てください。

http://gogo-socialventure.blogspot.com/

 そして、そんな社会起業家を応援していこうという市民が全国各地で立ち上がり、今年の夏には47都道府県で「社会起業支援サミット2009」が行われます。

http://www.cccjp.org/

 昨年は、高校生・大学生を中心にした運営スタッフが、早稲田大学の大隈講堂に全国から10団体もの社会起業家を招き、2カ月弱の準備期間で300人の市民を動員しました。

 今年は、全国各地で行われるのです。
 あなたの街でもサミットが開催されるかもしれません。

 時代の最先端の働き方である「社会起業」を、知ってください。

 すると、1200万円という大金を遊ばせているTBSの罪深さが理解できると同時に、「今、目の前にある社会問題を解決するために毎日汗を流している人がいる」という事実の尊さに感動すると思います。

 世の中、ばつが悪くなるとだんまりを決め込む人がいる一方で、自分一人で抱え込むと重すぎる問題があれば、一刻も早く情報を開示して多くの人からの協力を集めて早期に解決できる人がいます。

 どういう大人になりたいかは、あなた次第です。
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2009.04.03 13:54


 若槻千夏さんが「インドに学校を建てるために」行った「セミヌードTシャツ」の販売収益によるチャリティが寄付先に断られたことが発表された2月18日から、既に45日めです。

 しかし、番組ホームページには、まだ新着情報はありません。

 「日刊サイゾー」でこの話題に関する記事をアップした3月27日(金)には、ごらんのブログの1日あたりののべ閲覧者数が1000人を突破し、mixiニュースを読んで日記を書いた人も約1000人に上り、この話題についての関心の高さを伺わせました。

 この反響の大きさを受けてか、若槻千夏さん自身も自分のブログで初めて本件について謝罪の言葉を書きました。

 これだけ多くの視聴者が1200万円の行方に関心を持っているのに、TBSは何ら反応しないままなんです。

 そこで、前回のブログでは「みんなでBPOに訴え出て、若槻さんだけに謝らせているTBSに文句を言いましょう!」と呼びかけました。

 BPOなら、匿名でメールするだけでテレビ局に対してリサーチしてくれるからです。
 BPOへのお願いと、番組内容に関する苦情の2つの分野があるので、どちらも書いて送ればいいと思います。

 いずれにせよ、今日も1200万円が宙に浮いたまま。
 そこで、既にどこの国際NGOにも受けとってもらえないと思われるこのお金の有効な利用方法を考えてみます。

 それは、この1200万円を原資にしてテレビ番組を作ること。
 TBSには、収支報告もしている「地雷zeroキャンペーン」という素晴らしいプロジェクトをかつて手がけたことがあります。

 しかも、その同サイトでは、収支報告をはっきりと示しています。
 なので、視聴者からの信頼を得ている「地雷zeroキャンペーン」を担当した局内のスタッフを中心に、1200万円の用途を改めて検討してもらうのです。

 そもそも「インドに学校」というのは、番組スタッフのリサーチ不足で出てきた案です。
 番組内で一番確かな情報は、「アジアに旅して、貧しい子どもに触れてきた」若槻千夏さんの思いにあります。

 なので、まずは番組のプロデューサが視聴者の前で「インドに学校」のプロジェクトの失敗つを素直に認め、自らの仕事が多方面に迷惑をかけてしまったことをお詫びし、そのうえで、当初の若槻さんの思いだった「アジアの子どもたち」をどう救うのかについて再検討し、「アジアの子ども」を救うための新しい番組を作るのです。

 そして、その番組の制作予算にこの1200万円を充当するのです。

 しかも、TBSはその番組のスポンサーからお金を受け取らずに行い、もちろん、『悪魔の契約にサイン』のプロデューサにはその番組予算に追加する形でポケットマネーを差し出し、出演するタレントは若槻さんを含めて全員がボランティア参加。
(ただし、下請けの制作会社には通常の制作費を渡す)

 このような形で、アジアの子どもたちを救うためのリサーチを現地NGOの協力を取り付ける形で行い、いま、どんな支援がどこの国のどんなエリアで切実に必要なのかを、実際に支援しているNGOスタッフの言葉で解説してもらうのです。

 そのうえで、寄付を求めているNGOの連絡先や寄付の仕方、寄付の用途などをわかりやすく何度も紹介すると同時に、番組内ではチャリティ・オークションを若槻さんが呼びかけて100人以上の有名人に絵を描いてもらうなり、私物を売るなどのネット・オークションを行うなど、他局のパクリでもいいから行うわけです。

 そして、そうした金の運用をTBSやTBSの関連会社がタッチせず、最初から国際NGOに委託するのです。

 最後には、その番組のホームページで「地雷zeroキャンペーン」と同じくらいに詳細な収支報告を行い、番組が終わってもネットからの寄付がアジアの子どもを救うのに使われることを約束するのです。

 このようにTBSが根本的に番組の作り方を変えてまで、本気でアジアの子どもを救うアクションをすれば、みそぎができるのはもちろん、国内の視聴者だけでなく、国際的にも大きな評価を得るでしょう。

 そのためには、TBSが社長以下、現場プロデューサなどの関係者が、本気でこれまでのずさんな説明や善意の寄付をいつまでも宙に浮かせていた事態を重く受け止めて謝罪するという挨拶が、どうしても不可欠です。

 番組は、人間が作り、人間に届けるものです。
 血の通ったテレビ局に組織変更すれば、社員の労働意欲だって高まります。
 スポンサーだって、本気でテレビが変わろうとすれば、費用対効果とはべつのところでテレビの存在意義に投資してくれるでしょう。
 
 だからこそ、番組プロデューサは自ら「視聴者」に頭を下げて、より良い番組が作れることを証明してみせてほしいのです。

 そうすれば、当初の「インドに学校」にこだわらなくても、視聴者は味方になってくれるでしょう。

 TBSさん、アジアの子どもたちを本気で救いたいなら、本気を見せてください。
 それが、僕だけでなく、ほとんどすべての視聴者の切実な願いだと思いますから。
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