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「ヌードで建てる学校」をめぐる疑問 〜驚きの展開!(17)
[2009年04月14日(火) ]

 若槻千夏さんが「インドに学校を建てるために」行った「セミヌードTシャツ」の販売収益によるチャリティが寄付先に断られたことが発表された2月18日から、既に56日めです。

 しかし、番組ホームページには、まだ新着情報はありません。

 ところが、このブログをご覧になった「社会貢献ビジネス専門〜Global Good News Blog」からトラックバックがありました。

 そのブログによると、寄付先だったセーブ・ザ・チルドレン側も「受け取り拒否」の理由をちゃんと説明したほうがいいと指摘されているわけですが、これについては僕は複雑な思いです。

 というのも、セーブ〜に拒否の理由をコメントしていただこうとコンタクトをとっても、先のサイゾーの記事の通りにしか、返事が返ってこなかったからです。

 ちなみに、前文の画像は下記の通り。




 ちなみに、セーブ〜側がTBSからの話に同意していたならば、セーブ〜側のホームページにも今回のチャリティについてのお知らせ記事があっぷされていたはずですが、番組放送時もその後も、セーブ〜側はTBSの番組ホームページや番組と同じ内容のニュースリリースを自分の団体サイトで紹介することはありませんでした。

 セーブ〜のニュースリリースを読めば、通常は誰とコラボしてチャリティするのか(したのか)を伝えています。
 しかし、今回に限り、それはなかったわけです。

 つまり、今回のチャリティ・プロジェクトは最初からTBSの空回りであり、セーブ〜側が納得しないうちに番組でセーブ〜の名前を出してしまったことが真相ではないでしょうか?

 セーブ〜側は、上記の画像通り、メディア向けコメントでは当初から「TBS様の番組企画」という曖昧な表現でプロジェクトの参画の意思をはっきりさせてこなかった経緯があります。

 おそらく、若槻さんを脱がせたいTBS側と、「それではどこの国へも寄付できない」というセーブ〜側の事情がかみ合わず、セーブ〜側はずっと自分の団体サイトでの発表をためらってきたのではないでしょうか?

 国際NGOであろうとも、マスメディアを資金調達の戦略として上手に付き合うということが上手とは限りません。

 広告業界とPR、出版業界やテレビ制作などを渡り歩いてきた僕からすると、セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンは、マスメディアと対等に渡り合うだけのコミュニケーション・スキルがあったのかどうかにこそ疑問があります。

 そして、それを責めたくない気持ちもあります。
 なぜなら、それをカバーして余りあるだけの途上国支援を彼らはしてきたからです。

 メディアを巻き込んだ資金調達やチャリティなら、テレビ局のいいようにされないように、セーブ側に広報戦略に長けた人材を味方につける必要がありますが、そこまでプロパーがいないからこそ、「セミヌードで学校を建てる」といった番組企画を冗談として受け止めていたのではないかと思うのです。

 国際協力のNGOなら、そんな金が現地の人にありがたく受け取ってもらえないことは常識ですが、テレビ、それも世の中の社会的弱者のことを最優先には考えないバラエティ番組のプロデューサなら平気でそんな下品な企画もやってしまうということを、セーブ〜側は知らなかったんだろうと思うのです。

 しかも、TBSが番組の宣伝としてスキャンダルふうに多くのメディアに若槻千夏さんの「チャリティでセミヌード」のニュースリリースを流してしまったため、この「芸能記事」は英語に翻訳され、世界中のメディアとインターネットにコピーされ、発展途上国のインテリ層にも目の届くところになってしまいました。

 セーブ〜側は、そういうテレビの暴走の恐ろしさを予見していなかったように思うのです。

 だからといって、拒否の理由を曖昧にしていいとは思いませんが、コメントを求められて応えるよりは、自分の団体サイトではっきりと説明するのが、寄付のリテラシーそしてアカウンタビリティとして必要な市民への挨拶でしょう。

 しかし、今なお、それをせず、陳謝もしないところを見ると、セーブ〜側には「TBSにしてやられた」という思いがあるのかもしれません。

 せめて、団体名を番組で一方的に使われたなら、セーブ〜側もTBSに対して公開質問状を出すなどして、どういうやりとりがあったのかについて明らかにするべきでしょうね。

 でないと、セーブ〜側に寄付したくても、信用が置けない団体として認知されかねませんから。

 もっとも、そこまで彼らを追い込んできたのは、TBSです。

 このブログでは、引き続き、打開策を示さないTBSの動向を注視していきます。

(※TBS関係者、『悪魔の契約にサイン』関係者の方々の内部告発、情報提供をお待ちしています)
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