2010.01.01 19:39



 若槻千夏さんが「インドに学校を建てるために」行った「セミヌードTシャツ」の販売収益によるチャリティが寄付先に断られたと発表された2月18日から、既に312日めです。


 しかし、このチャリティを番組で企画したTBSの番組ホームページには、まだ新着情報はありません。


 つまり、市民の善意で集められた「チャリティTシャツ」の売り上げ1200万円を、TBSは今日も宙に浮かせたままでいるのです。


 さて、TBSが問題を解決しないまま、300日間以上も視聴者にうんざり感を与え続けている一方、世の中には今より少しでもマシな時代状況を作り出そうと働く人たちが一部で増えてきています。



 その一つは社会起業家ですが、日本ではあまりにも認知されていない社会起業家の仕事を市民に広く知らしめる昨年のプロジェクト「社会起業支援サミット2009」は、全国の半分以上のエリアで開催されました。



 社会起業支援サミットとは何だったのか。

 これをざっくり総括すると、「ソーシャルアクションの若き担い手たちを全国各地から掘り起こし、自分の住む地元から社会起業家と共に働ける市民を増やす」ことにありました。



 実際、サミット開催に動いたのは大学生が中心で、彼らに地元の社会人が協力する形で、地元の社会起業家たちをお招きし、彼らの話を聞きたい市民をたくさん動員したのです。



 それだけでなく、このサミットの理念を十分に理解できた若者は、サミット当日の社会起業家のプレゼン映像をYoutubeにアップし、当日会場に足を運べなかった人たちにも社会起業家の仕事を伝えるコンテンツを増やしたり、これから社会起業を知る後続の世代にも役立つようにしたのです。



 それどころか、サミットを運営した大学生たちは、自ら各地の新聞、テレビ、ラジオ、雑誌などに売り込み、サミット開催告知をしたり、「社会起業」という言葉をネット上に増殖させることに成功し、この言葉を気にし始めた人たちに情報が届くだけのインフラ構築に寄与したといえます。



 もちろん、このサミットの開催意義を十分に理解できず、いつまでも社会起業家のインタビューやプレゼン映像をYoutubeにアップしない学生がいたり、手弁当で出演していただいている社会起業家に具体的なメリットを提供する義務を軽く見ていた学生がいるなど、残念な課題もありました(学生の力量はまちまちなので仕方ない面があります)。



 しかし、それでも僕個人が全国47都道府県の大学生や大学の地域連携センター、主要なNPOなどにメールで呼びかけ続け、地元の運営スタッフを集める発起人が生まれたら、全国の発起人たちをネット上に集めて週2回のスカイプ会議を行うなど、地道な努力を続けていたら、26県でのサミット開催を実現できたのです。



 おかげさまで、優秀な若者たちはサミット終了後、「次回」のアクションに向けて動き始めています。



 関西では県を超えてグループが生まれ、既にイベントを行っていますし、他エリアでも今年のサミット開催に既に動いているところもありますし、地域密着型で社会起業家に関心を増大させ、社会起業家と市民が共に汗を流す「協同」の構図へと、撒いた種が芽を吹き出すシーンが生まれつつあります。



 こうした若者中心のソーシャルアクションのスケールアップは、これまで行われなかった画期的なことなのですが、マスメディア関係者や企業経営者はその重要性にまだ気づいていないようです。



 しかし、時代は確実にソーシャルビジネスの重要性を認識し始めた人たちによって塗り替えられて行くでしょう。



 今年2010年は、また新たなスケールで社会起業家に関する広報アクションを行っていきたい気持ちがあります。



 それが具体的にどういう形になるかは秘密ですが、これまでの動きをふまえて「その先」に必要なアクションを考えていきたいです。



 2010年も、社会起業シーンをお楽しみに!
 
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