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「ヌードで建てる学校」をめぐる疑問 ~驚きの展開!(44)



 若槻千夏さんが「インドに学校を建てるために」行った「セミヌードTシャツ」の販売収益によるチャリティが寄付先に断られたと発表された2月18日から、既に146日めです。


 しかし、このチャリティを番組で企画したTBSの番組ホームページには、まだ新着情報はありません。

 つまり、市民の善意で集められた「チャリティTシャツ」の売り上げ1200万円を、
TBSは今日も宙に浮かせたままでいるのです。


 さて、TBSが問題を解決しないまま、延々と視聴者にうんざり感を与え続けている一方、世の中には今より少しでもマシな時代状況を作り出そうと働いている人たちが一部で増えてきています。



 その一つが「社会起業家」であることは何度も書いてきましたが、その「社会起業家」と協働できる市民を増やす目的でこの夏に全国で行われるのが「社会起業支援サミット2009」というイベントなんですね。



 地元(県内)の社会起業家10団体を招き、彼らの話を市民300人で聞こうというシンプルなイベントです。

 この「社会起業支援サミット2009」の開催を全国各地の地元で運営しているのは、ほとんどが大学生たちなのです。



 もっとも、大学生だけでイベントの中身を考えてしまうと、どうしても独りよがりになってしまいがちなることも、ままあります。



 「社会起業家」について日本人の8割が知らない(=つまり、ほとんどの日本人がまだ知らない)というのに、招いた社会起業家たちどうしで議論させているところを見せようとしたり、300人の市民を集めることを最初からあきらめてしまったり、「東京には300人集められるかもしれないけど、うちの田舎じゃ無理」と最初から人数を低めに設定してしまう学生も一部にいるねですね。



 このように、当初の企画の内容をブレさせたり、規模を縮小させると、市民にとってはわかりずらいイベントに見えたり、事前取材を頼む先のメディア関係者から「そういう小規模のイベントなら普通のことだから取材するに値しない」と判断されてしまいかねないので、参加予約も頭打ちしてしまうんですね。



 もっとも、当日、社会起業家の方々が内心がっかりしても、彼らは大人ですから学生を責め立てたりはしないでしょうが、僕が大人から同情視線で受けいられるイベントはNGだと考えます。



 なので、社会起業家とそうでない起業家の区別がわかりやすく伝わるように1団体15分間のプレゼンテーション(ビジュアル資料付き)によって、次の3つをはっきりと伝えられるようにしてほしいと考えています。



 その3つとは…



★どんな社会的課題に取り組んでいるのか?

(=誰が何にどれだけ切実に苦しんでいるのか)

★その課題に対してどんな解決の仕組みを持たせたのか?

(=その成果とビジネスモデルは?)

★解決活動において市民に求める支援とは何か?

(=ボランティアやインターンなどの人材か、資金か、専門的なノウハウか)



 以上のように、社会起業らしいポイントをふまえて話すと、どうしても10分間以上は超えてしまいます。



 逆に言えば、15分間ないと、上記3点を十分に参加した市民に理解してもらうことは難しいのです。



 社会起業家は、多くの人が「そんなの難しくて出来ないよ」「どうせ無理だからしょうがないんだよ」とささやく冷めた声に耳を貸さず、「なんとしても解決してやる!」と頑張り続けています。



 だからこそ、社会起業家なんですね。

 そういうところを学生に知ってほしいと、僕は考えます。



「うちは東京じゃないし、田舎だから300人も集められないよ!」



 だったら、田舎ならではの集客方法や新しい仕組みを開発する知恵を身につければいいのです。



 自分がわからなかったら社会人に尋ねたり、青年会議所のようにあらかじめイベントを行っているような団体に「はじめまして」と声をかけて協力を仰いだり、できることはいっぱいありますし、動員数を増やせるまったく新しい方法を開発できるかもしれません。



 「できない」と思う人は、すぐに目標値を下げてしまいますが、「できる」「とにかく悩んでいてもしょうがないからやったるわ!」と思った人は最後まで300なら300という数字にこだわります。



 こだわるからこそ、数字が達成でき、達成した時の喜びは大きいのです。



 実は、ちょっとデキる大人が1名いれば、300人の動員は難しいことではありません。

 しかし、独りよがりでいるうちは、デキる大人の知恵にも耳を貸さないままなのです。



 不安を感じるくらいなら、動いたほうがいいのです。

 動けば、成果の出る方法とそうでない方法の違いが理解できますし、他者から学ぶ謙虚さも身につきます。



 常に動いている人間は「悩まない」のです。

 不安を感じて悩んでいるヒマなんて、ないんですよ!



 もっとも、ほとんどの県ではそのように熱い学生スタッフたちが「こんな田舎でも300人、集めたるわ!」と意気込んでいます。



 ぜひ、あなたの町でも行われる「社会起業支援サミット2009」に注目してください!



 昨年度のサミットに出演いただいた「かものはしプロジェクト」の青木さんは、彼のブログで紹介してくれています。



 乞う、ご期待!




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