生きている実感と喜び、ワクワク、そして、自分の成長が実感できる「幸せなキャリア」を目指したいと思いませんか?
あなたの「キャリアデザイン」にきっと役立つ情報・ヒントを毎週お届けします。
キャリア・アドバイザーの松尾順です。
今年は、北京オリンピック開催の年ですが、世界最高峰の国際障害者のスポーツ競技会の
「パラリンピック」
もまた、今年9月に北京で開催されることはご存知でしょうか?
先日久しぶりにNHKの「一期一会」を見たら、北京パラリンピックの日本代表に選ばれた陸上選手、中西麻耶さんが出演されていました。
大分出身の中西さんは小さい頃からスポーツが大好きで、ずっと「ソフトテニス」を続けてきていました。高校時代には九州大会で優秀するほどの実力の持ち主だったのです。
ところが2年前、仕事中の事故で右足のひざから下を失ってしまいます。その後、義足をつけてテニスに復帰したものの、代表に選ばれるところまではいかず、陸上に転向します。
陸上競技では、小さい頃から鍛えてきた高い身体能力を発揮して、100m、200mでいきなり日本記録!周囲を驚かせました。
そしてつい先日、念願の北京パラリンピックへの出場が決まったというわけです。
中西さん、おめでとうございます!
さて、中西さんの場合、成人してから突然障害を持つ身体になってしまったわけです。
それまでスポーツ選手として活躍してきただけに、事故をした当時は相当落ち込んだようです。
こんな身体になってしまって、
なんで私は生きているんだろう・・・?
とまで思いつめたこともあったとのこと。
しかし、彼女は厳しい練習を通じて鍛えた強靭な精神力を持っていました。
もはや義足なしでは動けないという自分のハンディ(弱さ)を否定したり、悔やむのではなく素直に受け入れ、別のやり方で自分の存在価値・意義を見出していくことにしたのです。
これが今、陸上選手となり、障害者スポーツ競技の陸上世界記録に挑戦する毎日につながっているのです。
私は中西さんの話を聴いていて思うことがありました。
身体的な障害をお持ちの方は、見た目で明らかにハンディがあることがわかります。ですから、日常生活で不都合が生じる場面があることが健常者でも想像しやすいですよね。
でも、身体的には健常者であったとしても、他人と比較すれば誰でも何らかのハンディ(弱さ)を抱えているのです。
それは、生まれつきの外見上のハンディであったり、数字が苦手、地図が読めない、口ベタだといった知的能力のハンディであったり・・・
つまり、努力してもなかなかできるようにならないこと、いわゆる「弱点」は、誰もが何かしら持っていますよね。
それらは、身体的な障害ほど日常生活に支障がないように見えますが、実際には、仕事がうまくこなせないこともあるなど、個人的には切実な悩みにつながることもありますよね。
ただ、大事なのは、中西さんと同様、こうした自分の弱さを否定したり悔やむのではなく、素直に受け入れることではないでしょうか?
自分の弱い部分については、いい意味での割り切りが必要だということです。
そして、自分の弱さよりも、自分ができること、得意なことに注力するのです。
自分が持たないことを悔やまない。
自分が持っているものを活かしましょう!
>> 2008北京パラリンピック競技大会 − 日本障害者スポーツ協会
キャリア・アドバイザーの松尾順です。
自分が本当にやりたいこと、好きなことを見つけるのは案外難しいものです。
しかし、究極の方法がひとつあります。
それは、
「自分の余命があと1週間(1ヵ月でもいいのですが)
だったとしたら、残された時間で何をやりたいか」
という問いに対して、あなたがやりたいことをリストアップしていくものです。
こうしてリストアップされた事項の中には、日常に流される中で無意識下に追いやられていた、自分が心からやりたいと思っていたことや好きなことが書かれているはずです。
それは、人生やキャリア設計を見直す「きっかけ」になるかも知れません。
私たちは普段、ほとんど死を意識することはありませんよね。
でも、不老不死の薬をいまだ手に入れていない私たちにとって、誰にでも例外なく確実にやってくる「死」という時に1歩1歩近づいている毎日が「生きること」と考えることもできるわけです。
しかし、元気な時に「死」を意識するのはあまり気が進まないものです。だから、いつもは自分は永遠に生きるかのように暮らし、どうでもいいこと、やらなくてもいいことに貴重な時間を浪費してしまうのです。
そこで、あえて「死」というものを直視し、人生の有限性を認識してみる。そして、自分がこの世に生まれた意味や価値、端的には「使命」(「命の使い方」)が何かをたまに考えてみるのはとても有意義なことだと思います。
こうして「死」について考えてみることを通じて、逆に「生きること」の意味・価値を知り、人生を充実したものにしようとする教育は、
「死の準備教育」(Death Education)
と呼ばれ、欧米では数十年前から行われてきています。
日本でも近年、小中高校で「死の準備教育」を取り入れるところが増えてきているようです。
また、死ぬ前にやりたいことのリストは、
「バケットリスト(BUCKET LIST)」(棺おけリスト)
と呼ばれているんですよ。
さて、「死の準備教育」ではまだ若い子供たちがこのリストを作成してみるのですが、現在公開中の映画、
『最高の人生の見つけ方』(原題は『BUCKET LIST』)
では、癌で余命6ヵ月と宣告されたエドワード(ジャック・ニコルソン)、カーター(モーガン・フリーマン)の2人の老人が、「棺おけリスト」を作り、残された時間で書き出した項目を実現しようとします。
エドワードは成功した実業家です。
しかし、家族とは離縁状態、一人の友人もいない寂しい人生。死を直前にそのことに彼は始めて気付きます。
ただ、これは、たまたま病室を共にすることになったカーターと短い期間の中で交流を深め、真の友人を持つことの喜びを得ることによって、彼の人生の欠けていた部分(「人とのつながり感」でしょうか)が補われます。
一方、自動車修理工として、エドワードと比較すれば堅実で質素な人生を送ってきたカーター。
彼は若くして結婚し子供が生まれたため、自分の夢をあきらめて、目先のお金のために稼ぐしかありませんでした。
カーターもまた、仲の良い家族に囲まれ幸せな人生を送ってはきましたが、何か満たされないものを抱えたままだったのです。
そんなカーターも、バケットリストの項目を1つひとつ実行することで、個人的にあきらめた夢が満たされ満足して死んでいきます。
ただ、それにしても、エドワードやカーターのように、残りわずか6カ月でできることはとても限られているのです。
ですから、若いうちにあなたもぜひ、
「棺おけリスト」
を一度作成してみることをオススメします。
>> 『最高の人生の見つけ方』公式サイト
キャリア・アドバイザーの松尾順です。
今回は、私もちょっとはお役に立てたかな・・・という身近な実例をご紹介します。
先日たまたま知ったのですが、
音楽大学を卒業する年間6500人のうち、プロとして自立できる人は約3%に過ぎず、半数は就職先が決まらない
というのが現実なのだそうです。
そんな厳しい状況の中、先日大手広告会社の内定をもらった音大卒の女性がいます。実名を出すのは控えて、鈴木さん(仮名)と呼ぶことにします。
鈴木さんが私にメールをくれたのは半年ほど前、2007年の秋のことでした。
メールの内容は、
マーケティング関連の学生論文コンクールに応募しようとしている、ついては、私のブログ記事にアップしている写真を転載させてほしい
というもの。
音大生なのにピアノコンクールとかじゃなくて、まるで畑違いのマーケティング分野の論文に取り組んでるなんて珍しいなぁと思いつつ、私は「写真転載OKですよ」というメールを返しました。
そして今年の春先、鈴木さんからまたメールが届きました。
「先日の論文が、見事入賞した!」というのです。
私も後日、その論文を見せてもらいました。
実務経験がない学生が書いたものだけに、やはり掘り下げがちょっと足りないのですが、ものごとの本質を見抜く力と文章力は学生としては極めて高い水準にあり、確かに入選するだけのことはあると思える優れた論文でした。
論文入賞の連絡の際、鈴木さんは、そのコンクールを主宰していた某大手広告会社に入社したいと考えており、現在就職活動中ということも併せて知らせてくれました。
実は、彼女は大学院に進学する予定だったのですが、残念ながらその願いは果たせず、急きょ一般企業への就職に切り替えたのです。
ただ、これまで就職活動はまったくやってきていなかったため、就職浪人にならざるをを得ない状況に陥っていました。
音大卒で、かつ就職浪人としての就職活動は相当厳しいものになるだろうなと、当時、私は心の中で思ったものでした。
ところが、鈴木さんは驚くほどの行動力を発揮します。
彼女は、その大手広告会社の就職説明会に参加した際、説明会終了後に人事担当者のところにいき、
「私は音大卒なのでOBがいません。どなたか紹介してください!」
と強く迫ったのだそうです(笑)
その人事担当者もその気迫に押されたのでしょうね、今はその会社を辞めてバーを経営している人を紹介してくれたり、後には、社内の各部署の社員にも会える段取りをしてくれたようです。
そして私もまた、傘下の広告会社に以前在籍していたことから、先輩訪問を受ける感じで、鈴木さんと直接お会いしいろいろ話をしました。
こうして、鈴木さんは、なんのツテもなく、一般企業としてはあまり歓迎されない音大卒という学歴に臆することもなく、
「その会社になんとしても入りたい」
という熱意で動きまくり、結局30人以上の同社社員に会ったそうです。
そして、ついに内定ゲット。
苦労するかと思われた就職活動に早々とケリをつけたのでした。
彼女の場合、その大手広告会社が主宰していた論文コンクールに入賞したという点が採用の決め手のひとつになったのではないかと思います。
学生時代、ビジネスにほとんど縁のない勉強ばかりしてきた鈴木さんですが、論文を読めば、ビジネスにも通用するであろう彼女の「地頭の良さ」を感じることができるからです。
まあ、そもそも一般の大学でも、学生はあまり勉強しませんし、逆にどんなに勉強していたとしても、実務経験を伴わない知識はそれほど価値がありません。
むしろ、新卒学生の採用においては、入社後に実務経験から本質を見抜き、素早く学習できる能力や、「将来大化けしてくれるかもしれない」といった潜在能力を感じられることが重要なのです。
鈴木さんの場合、入賞した論文を通じて、自分の高い学習能力や潜在能力を会社側に示すことができたというわけでしょう。
しかし、それ以上に第1志望の企業の内定を獲得できたのは、やはり鈴木さんの抜群の「行動力」のおかげだったと私は思っています。
先日、「人脈を広げるための3つのポイント」で書きましたが、人脈を作るための第1のポイントは、
「自分から会いに行く」
なのです。
彼女の場合、会社にOBさえいなかったわけですから、わずかな機会を活かして、体当たりでぶつかっていくしかありませんでした。
逆に、そうした積極性、行動力を彼女が持っていたこと自体、採用する側としては高い評価に値したのではないかと思います。
私は、鈴木さんがそうやって精力的に動いている時、次のような内容のメールを送ったことを覚えています。
若いうちは、こちらが与えるものが何にもなくても、真摯な気持ちと熱意があれば、相手は喜んで会ってくれる。そんな若者の特権を最大限に活かしてください。
彼女の場合はそんなアドバイスも不要なほど、次々とアポイントを取り捲っていたようですが(笑)
また、昨年8月にアップした記事「くじが当たるまで引いた人」では、
「くじを当たるまで引いた人」が成功者となること、そして、「くじを引く」というのは、多くの人に出会い、自分の思いを語ることだ
と書いたのですが、まさにこれを地で行ったのが今回の鈴木さんだったというわけです。
*以上は、鈴木さんの許可を得て書きました。私の記憶に頼って書いているので、鈴木さんが体験された事実と多少違いがあるかもしれません。文責はすべて私にあります。
キャリア・アドバイザーの松尾順です。
ある分野で「超一流」を目指すためには、持って生まれた「才能」に加えて、日々、倦まずたゆまず自らの能力を磨き続ける「努力」が欠かせません。
もちろん、以前の記事、
『才能がないからって簡単にあきらめない』
で書いたように、
それほど大きな才能がなくても、人の何倍も努力することによって「超一流」の域まで達する人もいます。
しかし、「才能」だけに頼り、能力を磨き続ける努力を怠ってしまった人は「一流」レベルまでは行けても、たいていそこで終わりです。
華々しくデビューしたものの、わずかの間に表舞台から姿を消してしまうことが多いですね。
こうした、「才能」と「努力」の関係について改めて考えさせられた番組を先日テレビで見ました。
それは、
4月27日放送の「NHKスペシャル」
「ミラクルボディー 第3回 ハイジャンプ 翼なき“天才”」
です。
ご覧になった方もいらっしゃるでしょう。

この番組では、北京オリンピックの走り高跳びの種目において金メダル候補となっている2人の選手、ステファン・ホルム(スウェーデン)とドナルド・トーマス(バハマ)の驚異的な肉体の秘密が明らかにされていました。
この2人、極めて対照的な存在です。
アテネ五輪金メダリストのホルムが「努力の人」であるのに対し、世界陸上でホルムを破ったトーマスは「才能の人」なのです。
ホルムは、6歳の頃から父親の指導を受けつつ、毎日毎日、高跳びのための地道な練習を続けてきました。
身長は180センチほどで、走り高跳び選手としては小柄な方です。
また、ジャンプ力も一般人並なのです。生まれ持った才能と言う点では、決して恵まれてはいません。
しかし、ホルムは不断の努力を通じて「跳び」の技術を磨き上げ、美しいフォームでバーを越えます。
一方、トーマスは、元々はバスケットボール選手。
「ちょっと跳んでみたら?」と言われてなんの練習もせず、走り高跳びにチャレンジしたら、いきなり世界記録に迫るジャンプ力を示したため陸上選手に転向しました。
そして、走り高跳びに取り組んでわずか1年半で、現在高跳びの世界で頂点に立つホルムを破ってしまったというわけです。
ただし、彼のジャンプのフォームは我流もいいところ。跳んでいる最中に足をバタバタさせる異例なスタイルは、従来の走り高跳びの常識を覆すものだそうです。
上記番組での分析によれば、走り高跳びというよりも、バスケットボールで、ボールを直接ゴールに入れる「ダンクシュート」を決めるフォームでバーを越えているという感じでした。
しかし、形はどうあれ結果として高く飛べるわけですから、彼のコーチはフォームを矯正することをしていません。あれこれ考えず天性の才能に頼って跳ぶことがトーマスにとって最善だとコーチは判断していたのです。
さて、もしトーマスが現在のスタイルを続けてしまえば、遅かれ早かれ「限界」が来ていたのではないかと思います。
あくまでたとえばの話ですが、たとえホルムは破ることはできても、トーマスと同じ程度の才能を持つ選手が登場し、しかも、その選手の技術がトーマスを凌駕するものであったら、確実に負けてしまうからです。
トーマスがこのことに気づいたのかどうかわかりません。
しかし、彼は自ら自分のスタイルを変えることを決意しました。
さらに高く飛ぶために、踏み切りの位置や助走ルート、跳躍フォームなどをどのようにすればいいのか考えて跳ぶようになったのです。
ただ、慣れない新しいスタイルづくりに取り組んだため、このところ出場した陸上大会でもあまり調子がでず、勝つことができません。また、足を痛めてしまうというトラブルにも見舞われます。
それでも彼は、
「走り高跳びで最高の記録を残す」
(世界記録を破ることを意味しているようです)
ことを目標に、才能を磨き上げる努力を始めたのです。
私が言うのもなんですが、前述したように、
“トーマスが「我流」を通したら一流止まりだった。しかし、努力することの必要性を認識した今、超一流の道を歩み始めた。”
と言えるのではないでしょうか。
以上はスポーツの世界の話でしたが、私たち一般ビジネスパーソンの世界についても同じですよね。
私たちはそれぞれなんらか得意なことがあります。いきなりやっても結構こなせてしまうようなことです。
それは、まさしく天性の「才能」でこなせる仕事と言えます。
これは、以前の記事、
『心理構造とキャリア』
における「動機」にマッチしている仕事ということです。
しかし、ビジネスにおいても、才能だけではやはり限界がきます。さらに日々の努力を積み重ね、その仕事に必要な能力を高め続ける。
こうすることよって、超一流のビジネスパーソンへの道が開かれるのです。
自分が得意なことは、簡単にできてしまうがゆえについつい努力を怠りがちになるものですが、どうかトーマス選手と同じように「努力」の重要性に目覚めましょう!
それにしても、北京五輪でのホルムとトーマスの戦いはどうなるでしょうね・・・!
キャリア・アドバイザーの松尾順です。
先週の記事、
「人脈を広げるための3つのポイント」
の中で、友人が言った次のような言葉をご紹介しました。
「人は、自分では偉くなれない。人が自分を偉くしてくれるんですよ。」
企業で働いてらっしゃる方にとって、これはとりわけ実感のある言葉として響くのではないでしょうか?
今いる組織の中で自分が昇進・昇給できるかどうかは、直属の上司の評価(査定)次第なわけですから。
ですから、なんとかして結果を出して、自分の能力や将来性を上司に認めてもらいたいと考えると思います。
近年は「成果主義」を導入する企業が増え、当初に定めた明確な数値目標を達成しさえすれば、高い評価をもらえるようになっているところも多いでしょう。
それでも、上司の評価には感情的・非論理的な要素が入り込みます。上司も人の子です。やはり部下にも好き嫌いがある。好きな部下に対しては思わず甘い評価をしてしまうものです。
では、あまり相性の良くない上司の下で働いている部下の立場としては、こうした評価における自分の不利な状況においてどう対応すればいいと思いますか?
もちろん、嫌な気持ちを抑えながら、表面的には揉み手をしつつ、軽薄なお世辞を並べて上司を喜ばせるようなことをする必要はありません。
しかし、好き嫌いといった個人的な感情はさておき、上司がどんな人なのか、どんな思想や価値観を持っているのかを理解することには努めるべきでしょう。
もし、上司が持っている価値観が、仮にあなた自身のそれとは相反するものだとしてもそれは仕方がないことです。
私たちは、しばしば自分を中心に考えてしまい、自分とは異なる価値観を否定しがちですよね。しかし、考え方の違いを否定せず、単に違うだけだと考えるのです。
「上司は、自分とは異なる価値観を持っているのだ」
と相手の考え方を理解し認める。
仕事を進める上では、当然ながら、上司と自分の考え方の違いをすり合わせて両者が納得できる道を探る必要性がありますが、お互いに否定から入るのではなく、それぞれの違いを認めた上で、双方が歩み寄るという形であれば、たとえ相性は悪くても仕事自体は円滑に進めることができますし気分良く働けるはずです。
前述したように、自己中心的になりがちな私たちは
「なぜ自分のことを理解してくれないんだ、認めてくれないんだ」
としょっちゅう愚痴ってしまいますが、そもそも自分が認めて欲しければ、まずあなたが上司のことを認めることから始めるべきなんですよ。
(これは、友人、恋人との関係にも同じことが言えますけど)
ちなみに、昨年引退したプロ野球選手、古田敦也氏は、ヤクルトでの現役時代、野村監督に徹底的にしごかれたことはご存知かと思います。
もちろんそのしごきは、野村氏が古田氏の才能を認めてのことであったわけですが、古田氏もまた、野村監督に認めてもらうためにひそかに努力していたことをご存知でしょうか。
古田氏は、野村監督の著書をすべて読み、野村監督をよく知っている人の話を聞き、監督の求めている野球がどんなものなのかを徹底的に研究したのです。
そして、野村氏の求める「考える野球」に応えるためには、つねに勉強し続けることが大事だと気づき、移動中などでも常に本を読んでいたそうです。
おかげで、野村監督からは、
「あいつ(古田)は勉強していた」
と高い評価を受け、厳しいながらも手厚いマンツーマンの指導を通じてプロ野球選手として大成することができたのです。
自分が認めてもらいたければ、まずあなたが相手を認めましょう。
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