キャリア・アドバイザーの松尾順です。
高橋尚子さん、ついに現役引退!
今年の北京オリンピックに高橋さんが出場できなかったのが残念ですが、2000年のシドニーオリンピックで、日本女子陸上競技初めての金メダルを獲得した栄光は今後も輝き続けますよね。
高橋さん、お疲れさまでした!
高橋さんは、「走ること」が大好きだというのは有名ですよね。
大会が終わって体力を使い果たしているはずの翌日さえ、走っているところを目撃されているくらいです。
ですから、彼女が現役引退の記者会見で、
“50、60になっても走り続けます”
と言ったことからわかるように、走ること自体を止めることはないようです。
高橋さんにとってはまさに、
‘NO RUNNING, NO LIFE’(走りなくして、人生なし)
と言えるんじゃないでしょうか。
この‘NO RUNNING, NO LIFE’は、
タワーレコードの有名なキャンペーン、
‘NO MUSIC, NO LIFE’(音楽なくして、人生なし)
のもじりです。
最近、このもじりをあちこちで見かけました。
先日、房総の「道の駅」で発見したんですが、
‘NO RICE, NO LIFE’(お米なくして、人生なし)
と印刷されたTシャツやエコバッグがありました。
日本人ならこの気持ちは、言わなくてもわかるでしょう。
また、NHKのトップランナーに先日登場したプロ・フリークライマー、尾川智子さんは、素手で岸壁を登る「ボルダリング」で世界トップクラスに位置している方ですが、彼女もボルダリングが大好きで、
“これからの人生も、ずっとボルダリングを続けていきたい”
と言っていました。
ちょうどその時、テレビの画面には、
‘NO CLIMBING, NO LIFE’(登ることなくして、人生なし)
というテロップが流れたんですよね。
ちなみに、トップランナーの司会を勤めるコピーライター&CMプランナーの箭内(やない)道彦さんが、上述のタワーレコードのキャンペーンを手がけたことはご存知でしょうか。
さて、高橋さんや尾川さんのように、
‘NO ○○○、NO LIFE’
と言い切れる何かを持っている人は本当に幸せですよね。
あなたには、そんな何かがありますか?
上記お2人のように世界クラスを目指すような大きなことである必要はないと思います。
それさえあれば私の人生は楽しい、生き生きしたものになる、と思えるものであれば何でもいいのです。
そして、おそらくその何かは、「幸せの青い鳥」と同じで、どこかに探しに行く必要はなくて、すでにあなたの手の中にあるはずです。
例えば、これから1年間無人島に行かなければならないと想像してください。
そこであなたができるのは1つのことだけだとしたら、何を選びますか?
毎日繰り返しても飽きなさそうなものを選ぶはずですよね。
それが、あなたにとって
‘NO ○○○、NO LIFE’
と言い切れる何かのはずです。
もちろん、その好きな何かが、必ずしも直接キャリアにつながったり、生計を立てることに役立つわけではないのが悩ましいところではありますが、
「大好きな何か」
を軸として人生、そしてキャリアをデザインするのが、幸せになるための王道だ
と私は思うのです。