2020.03.31 10:24

 本日でブログ記事の更新は最後です。自分らしいお話にします。
 3月31日には、いろいろ思い出があります。この話は以前もどこかで書いたかもしれません。まだ大学生のときですね。アルバイト先で女子高校生と親しくなった。親しくなったと言っても、レコードを借りた程度です。それがきっかけで電話番号や住所を教えあった。
 3回ぐらい会いました。手をつないだりという要素はまったくなかった。お互いに異性という気持ちを持っていいのか? という感じがありました。
 
 彼女の誕生日が3月でした。日にちは忘れてしまいました。どうでもいいことですが、私は昔から3月生まれの女性にひかれる傾向(?)があるかもしれません。誕生日のプレゼントを買った。お金もないので、小さなアクセサリーでした。それを渡すために3月31日に渋谷で会いました。最後は代々木公園に行った記憶があります。
 翌日から彼女はお勤めに出ることになっていました。当時は高校卒業と同時に就職する女性がいまよりはるかに多くいました。
 
 なかなかプレゼントを渡せない。何となく気恥ずかしい。おつきあいしているわけでもないのに・・・と余計なことを考えてしまう。ベンチで1時間ぐらい話していたかもしれません。ずっとそうしているわけにもいかない。彼女は翌日からの準備もあるので、早く帰ることになっていました。唐突に「これ」と乱暴にポケットから包みを出しました。どうしたことか、包みが少しよれていた。ずっと持ち歩いていたからですね。それを見て、ひどく投げやりな気持ちになった。
 
 怒ったみたいにそっぽを向いて「誕生日」と呟いた。彼女も不自然な感じがしたのでしょう。困ったようにありがとうと言っただけで、中は確認しませんでした。ちゃちなアクセサリーだったので、ほっとしました。原宿駅に出て山の手線のプラットホームの上で別れました。最後の場面はほとんど記憶にありません。
 ただ私は帰らなかった。それからある場所に行って、長いこと彼女のことを考えながら歩きました。
 
 じつは昨年、その道を歩いてみたことがあります。正確に書けば、歩こうとしてみた。街の様子が変化してわからなくなっていました。彼女が私にとって何か大きな意味を持っていたというわけでもないのですが、孤独さみたいなものを垣間見せてくれた存在だったという感覚があります。
 大きな文学賞の最終選考が3月31日だったこともありました。その年、最終選考まで私は残っていました。結局受賞できなかったのですが、3月31日というとやっぱり彼女のほうを思いだしますかね。
 
 今日は仕事がお休みで、耳鼻科のお医者さんにだけ行こうと考えています。そのあとそれこそ「不要不急」ではあるのですがーーいつどうなるかわからないのでーーもう一度だけあの道を探してみようかなと迷いながら「長野先生の幸せに生きるヒント」ブログを終えることにします。
 今後はツイッター(https://twitter.com/shiawase_hinto)で何か呟きますので、よろしければ。
 ありがとうございました。すべての方が世の光でありますように。
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2020.03.29 09:07

 世の中全体が騒然としています。ほんの数か月前まではまったく予想されなかった事態で、いろいろと考えてしまうことは多い。ただこうしたことはこれからもおおいにありうることで、未知のウイルスなんか世界中に数えきれないほど存在するものでしょう。今後もどういう感染症が爆発的に広がっていくかは、予見できないと思います。
 先日は戦時下でさえ駅の待合室で勉強していた大先輩のお話を書きました。
 
 個の生命の不安定さという意味では戦争もウイルスも同じですが、戦争には相手があり悪意があります。要するに同じ人間が、人間を殺そうとしている。その結果として生命を落とす。それに対してウイルスは寄生する対象を求めているだけで、意識的な悪意みたいなものは考えられません。こうしたことはちょっと冷静に意識する必要があります。擬人的にとらえすぎてしまって、まるで悪魔が来るというような過度な恐怖心は、悪いほうに作用する可能性があるからです。
 
 ウイルスには格差社会に対する忖度みたいなものもまったくありません。権力のあるお金持ちだからとりつこうとか逆にとりつかないでおこうとか、そうした不平等な要素はないということです。どなたに対しても危険が開かれています。ですから、正しく恐れる必要はあります。擬人的に考えすぎず正しく恐れ、正しい予防をする。
 ここのところ、都市機能が休止してしまうと生きていけない職種の方数人とお話しました。彼らは異口同音に「ウイルスではなく売上げ低下で死んでしまう」とおっしゃっていた。
 
 タクシーの運転手さんやなじみの飲食店の経営者の方などです。個人的には彼らに対しても目配りしていきたいという希望を持っています。そうしたーーいままでお世話になっていた存在についてはーー正しく用心したうえで利用していこうということです。
 かつて米ソの冷戦時代、真の世界平和は宇宙人にでも攻めてきてもらわないと不可能だとおっしゃっていた方がいた。そこまでしないと人類はひとつにまとまれないというわけで、荒唐無稽なようでも一理ある考え方かもしれません。
 
 最後はウイルスとの共存という形にはなるのでしょうが、いずれワクチンなども開発されるでしょう。その過程で人類が少しでもひとつになれるといいですね。
 万が一のことですが、どなたであっても感染されてしまったらいたずらに絶望することなく、正しく治療するしかありません。よりよく生きる以外に道はないからです。委縮しすぎずに、こんなときだからこそそれぞれができることで一隅を照らしていくのがつとめではないかと考えています。
 
 
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2020.03.26 09:29

 私自身の春期講習授業はいよいよ明日からスタートすることになっています。午後、新宿教室で受験生を担当し、夕方からは渋谷教室で中学2年生を見ることになります。毎日毎日やることがたくさんあるので、とくに受験生の方は準備が相当大変なのではないかと思います。ただ毎年毎年先輩方が当然のようにこなしてきたことばかりですから、今年だけ大変というわけでもありません。
 今年は授業後に遊んで帰るわけにはいかないとか、そのあたりの窮屈さはありますかね。
 
 以前戦時下で猛勉強をしていたという優秀な大先輩からお話をうかがったことがありました。空襲があるわけですよ。ウイルスではなく、人間が人間の生命を狙って空襲をかけてくる。当然、夜も十分な灯りをとることができません。しかし、彼は勉強したい。それでどうしたか。
 駅まで行って待合室で勉強していたという話でした。すると同じようなことをしている学生さんが何人かいた。やる人はどういう状況下でも淡々とやり続けるということですね。
 
 私の新しい電子書籍についてもいろいろとご声援をいただいてありがとうございます。
 ブログの記事をぜんぶ残すことはーーいちおう書籍なのでーーちょっと難しい。辞典(?)みたいになってしまいますから。いくつかのものを残して、後半に新しい原稿を追加するような形になると思うのですが、せっかく残すのであれば、皆さんからリクエストをいただいて優先的にその記事を残したらどうだろう? というお話が出てきました。
 ツイッター(https://twitter.com/shiawase_hinto)のほうで募集をはじめています。
 
 お好きな記事について、よろしければ簡単にお書きいただけると助かります。何年の何月何日のものだけでもけっこうです。私も自薦していく必要があるのですが、あまりにも量が多いので、読み続けていると何が何だかわからなくなります。私には自虐的なところもあり、ずーっと読んでいるうちに(ぜんぶ価値がないのではないか)というような変な疑念が湧いてきたりする。人さまが面白かったとおっしゃってくださるものがいくらかでもあれば本当に救われます。よろしければぜひご参加ください。
 
 27日から4日間授業があり、3月31日だけ私の担当する関東のZ会進学教室はお休みになります。休室日なので教室も閉まるのですが、私はちらりとひとりで教室に行こうと思っています。仕事があるわけではないのですよ。会社員最後の日なのです。教室に、ありがとうとお礼を言おうと思って。翌日からも普通に授業は続くのでばかみたいですが、ふとそういうことをしたくなる。
 思えば、高校卒業のときもそうでした。卒業式のあとの会をひとりだけ抜け出して、高校1年のとき使用した教室の自分の席にずっと座っていました。変わってねえな。
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2020.03.24 08:43

 昨日、編集者の方からツイッター(https://twitter.com/shiawase_hinto)の使用方法についてうかがってきました。さっそく投稿してみたのですが、夜になってあれこれいじっているうちに同じ文言を繰り返し送ってしまったみたいです。さらに自分で自分の言葉に「いいね」を入れてしまったりして、まだまだ何をやっているのやらという状態ですね。
 まあ、そのうち慣れてくるでしょう。いずれにせよ、いろいろお話していて、私もまたとくにこういう世情なので、しばらく発信はやめないことに決めました。
 
 私は今回のこの大騒ぎが自分に対してどういう意味を持つのか、ということを考えています。物理次元で生きている限り、私もまたどこでどういうことになっていくかはわかりません。超人や神さまではありませんから、いろいろ気をつけていても自分自身で何もかも完全に決められるものではありません。
 その際、今度の危機を「生きる意味を見つける」目的で使用することはできそうだとは思いました。個人的なことを書けば「だからこそ一瞬一瞬をより丁寧に生きよう」ということですね。
 
 さらに世の中全体に多少なりとも自身のできることで貢献したいとも考えました。どんなに微弱な光であっても灯し続けようという気分になった。このブログはあくまでも社員として書かせていただいているので、(資格のある)3月いっぱいで新しく書きこむことは慎みたいと考えていますが、ツイッターを開設していただいたのでそちらでは何かしら発信していくことにします。これは昨日編集者の方とお話しているうちにそんな気持ちになってきました。不思議なのですよ。その方とお話していると、眠っていた力が湧きおこってくる感覚があるのです。
 
 書籍作成の工程表というのもございまして、おそらく6月の末ぐらいには何とか形になるのではないかと思います。少なくともそのつもりで私自身は進めていきます。途中経過につきましては、それこそツイッターでご報告いたします。
 新しく勉強法についての根本的な記事をまとめていますが、そちらも新しい書籍に入れていただくことができるはずです。以前77回に渡るものを書いていますが、今回はもう少しわかりやすくまとめています。これは皆さんのご参考になると思いますよ。
 
 以前も書きましたが、私には全か無かというところがあり、気質的にはたいしたことができなければ何もしないという傾向があるのですが、この大騒ぎの中でささやかであっても何かしらできることはしたいという気分になりました。
 そしてまたこういうことはどなたにもあるはずなのです。けさの新聞にも、今回の一斉休校で危機に陥った街のパン屋さんを皆さんが救うお話が載っていました。貢献にはさまざまな形があり、ここはやはり「光源になってやるか」という遊び心が大切ではないかと思います。
 
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2020.03.23 00:51

 本日(これから寝ますが)、編集者の方と打ち合わせです。5年前に「励ます力」を作成してくださった方で、私はこの人を心から信頼しています。以前(と言っても20年以上昔のお話)いくつかの雑誌(文芸誌や音楽誌)に小説を書いていた時期があり、編集者にもいろいろなタイプの方がいらっしゃるものだと思いましたが、信頼感というのはあくまでも関係性に生まれますね。固定化したものがあるわけではありません。
 今回の電子書籍のお話も、この方に示唆されてその気になった感じは間違いなくありました。
 
 私には独特の落剝願望(?)みたいなものがあり、あの「長野先生」っていまはどこでどうしているんだろうねーとなりたい気持ちもないことはないのです。消息がまったくたどれない人間に憧れたりする。ですから、ブログの終了とともに息をひそめようかなと思ったりもしていたのですが、電子書籍化の可能性をその方からうかがって、そういうことであれば改めて新しい原稿も用意してみようという気持ちになりました。
 そちらのほうはいま少しずつ書きためているところです。
 
 授業ができなかった3月度分の私の映像講座を面白かったとおっしゃってくださる方がいらっしゃって、うれしかったですね。アオイゼミさんのサイトからご覧になれるのですが、大人の方が面白かったと褒めてくださった。授業はある種「話芸」だと思っているので、いつでも面白くということは意識しています。ただいい歳をしてギャグ連発でげらげら笑わせようでは見苦しいですから、まあ引きこまれるような何かがあれば・・・ぐらいでしょうか。そうしたものがひとりでに備わっていれば理想的かもしれません。
 
 ときどき古典落語を違う噺家さんで聴き比べてみることがあります。話の筋は同じでもここが違うというところが出てきて、それぞれのこだわりが感じられる。逆にあえて変えていないところなんかも非常に参考になります。いくらでもいじれそうなのに、名人と呼ばれるような落語家さんたちが同じ描写を使われていたりする。
 授業でもどうしても平凡に説明せざるをえない問いというのがありますが、そうしたところは力まずにさらりと「あたりまえ」がいいのでしょうね。
 
 ツイッター(https://twitter.com/shiawase_hinto)の使い方もうかがってきます。家内や息子がいろいろ教えてくれたのですが、かえって混乱してよくわからなくなりました。現在編集者さんが定期的に呟いてくださるので、のぞいてくださる方の数も増えているみたいです。ありがたいですね。こんな時代だからこそ、それこそ幸せに生きる「ヒント」を少しでもご提供出来る場を作れたらと考えています。
 
 
 
 
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2020.03.19 08:58

 ありがたいことです。
 ブログが終わり、3月いっぱいで会社員としてはZ会から身を引くことになります。大勢の方からブログの記事は残してほしいというご要望をいただいたのですが、こういうことはシステム的な問題(何かしら古くなってきて不都合が生じるとか)もあり、私個人が残してくれとお願いできるものでもなかったりしています。メンテナンスも必要でしょうし、その過程で過去の記事は消す必要も出てくるでしょう。ですから、何もお約束できずにいました。
 
 そうした状況に手を差し伸べてくださる方というか、組織が出てきました。以前「励ます力」を刊行してくださった主婦と生活社さんが、先日第2弾として、あれ以降の記事をまとめて電子図書として発刊しませんかというお話をくださいました。
 以前、上梓していただいたのが2015年の1月5日(明確に覚えています。自分で書くのも何ですが、その日のブログ記事も印象に残っています)です。5年以上たっていますから、相当数の記事があります。全部は残せなくても、すべて消えてしまうよりははるかにありがたい。
 
 何を残したらいいのか、リクエストを募ろうというようなお話も出てきました。ツイッターも開設してくださった(https://twitter.com/shiawase_hinto)ので、いずれそのお話もくわしく書くことにします。いますぐお知らせしたいのですが、私自身よくわかっていないのです。
 せっかくなので、新しい記事も付録につけていただこうと考えています。勉強方法についてもう一度まとめてみたい。そうした書籍はたくさんあるのに、なぜ方法論だけでは効果がないのか? というところまで踏み込んで書いてみたいのです。
 
 電子図書ですから紙の書籍として書店に並ぶわけではありませんが、私自身の気持ちとしてはかえって新鮮な部分もあります。編集してくださる方との本格的な打ち合わせはこれからですので、とりあえずはこの程度の予告にとどめておきます。
 会社が前向きに認めてくださったことにも感謝しています。現在、コロナウイルスの影響で全社的にそれどころではないですよ。それをブログを使用してもいいですよとすぐに許可していただいた。これまたありがたいことです。
 
 おそらく7月ごろの発刊になると思います。「幸せに生きるヒント」というタイトルを残したいという気持ちもあるので、そのあたりもこれからです。
 私は自分の発言や書いたものに関して、私自身の存在をあまり強調したくない気持ちを持っています。私から出てきた表現であることは事実でも、情報源は私以外から来ている感じがある。自分自身はただの「筆耕」にすぎない。書き留めただけです。いいお話を聞いたよ・・・という程度の存在ですからね。
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2020.03.15 11:55

 さまざまな先生方がお若い方に向けて、こういう時期だからこそ本を読んでほしいということを提案されていますね。いろいろ趣味的なことに時間を費やすのはいいものの、毎日の生活で活字を読む習慣もつけてほしいということですね。動画などではなく、活字で読む。するとあとあとまで余韻が残ります。その余韻について、また全然関係のないところーー電車の中とかお風呂の中とかーーでふと考える。そうしたことの繰り返しが、思考力や理解力をつけていくのだと思います。
 
 現在、週に2回ぐらい教室に顔を出していますが、3月からは渋谷教室も新体制になっているので、お邪魔をしない程度です。すると当然、時間があります。読書というのは何も自宅の机の前でうんうんうなりながら実行しなければいけないわけではありません。公園のベンチでとかカフェでコーヒーを飲みながらとか、状況もまたあれこれ楽しむべきだと思います。知的な娯楽ですから。
 先日、吉祥寺に出て適当に本を買いました。
 
 最近は、行きあたりばったりに買うことが多いですね。仏教と禅についての本でした。夕方、吉祥寺でときどき行くいわゆる「パブ」に入ってビールを2杯飲みながら読みました。そのお店で買ったばかりの本を一人で読むというのが、私には娯楽なのです。
 するとこういうことが書いてありました。ある国で内戦があった。テロが起こり、お寺の見習い僧(子どもです)がたくさん殺された。それからしばらくしてテロ組織のある地域が津波に襲われた。
 
 行き場をなくしたテロリストたちは大量にあちこちのお寺に逃げこんできたそうです。テロ事件が起きたお寺にも来た。それをお坊さんたちは献身的に助けたそうです。食べさせてやり泊めてやり救援物資も可能な限り与える。お宅の見習い僧を殺した人たちなのですよという訴えには、それはそれこれはこれですとさらりと答えた。
 その話を書いている人も「だから仏教はすごい」とはひと言も言っていない。まあ、ブッダの教えはそんなものです的なのんびりした筆致でした。
 
 黒ビールを飲みながら読んでいて、この記述には本当に考えさせられました。人間の能力にはいろいろあって、何メートルをどれぐらいのタイムで走るとか数か国語が話せるとか、場合によっては宙に浮くというような超能力(?)を持っていらっしゃる方もいるかもしれない。
 しかし、人間の能力の本当の究極的な開花はこういうことなのではないかと思いました。映像だけだったら「へええ」と感心して終わってしまったでしょう。
 
 暮れなずむ吉祥寺の街を眺め、黒ビールを飲みながらページを行ったり来たりしていたからこそ、こんな話も書く気持ちになりました。内容だけでなく、吉祥寺のパブで読んだな・・・というようなことがセットになって永遠に残る。まあ(閉鎖空間ではない)お気に入りの場所に、何かしら本を持って出かけてみてください。たくさん読まなくてもいいですよ。
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2020.03.12 21:25

 さきほど自宅で自分の授業動画を見たのですが、板書にミスがあったので訂正しておきます。1回目のやつですね。「文章の分類」と書いたつもりで、「文章の『文』類」と書いていました。こういうのはあまりにも初歩的なミスで、教室に生徒がいらっしゃると「先生、そこ違っています」とすぐに指摘してくださったりするのですが、私はまったく気づいていませんでした。映像で見ていて「嘘だろ?」とびっくりした。
 その他のミスはその場で訂正できているのですが、これだけすみませんでした。直しておいてください。
 
 マイクを使用したわけではないので、ちょっと声が小さい感じです。イヤホンだとかヘッドホンだとかを使用されると聞き取りやすいかもしれません。画面は大きくしてご覧になったほうが見やすいでしょう。
 こちらが板書したものに関しては、画面をご覧になるだけではなくご自身のノートにも書きこんでいくといいでしょう。ノートの取り方などについても説明していますからご参考になさってください。
 
 ノートの取り方はテキストにも書かれています。上段を予習用に使う。下段を授業中使う。すると上下を確実に見比べることができわかりやすいと思います。
 私はなるべくふだんの授業通りにやったつもりです。ただ皆さんに演習していただく時間というのは存在しないわけで、その分だけ早く終わりました。実際の授業では皆さんが問題を解く時間があり、そのあいだ担当の先生が皆さんのあいだを巡回されたりしているはずです。もっともここ数年の私は、わざと生徒のノートをのぞきこまないようにしているのですが。
 
 今日も少しだけ教室に行きました。ブログの件でちょっと面白い進展がありそうなのですが、まだ確実に決定したことではないので、はっきり決まりましたら来週か再来週にはお知らせしたいと思います。
 1回目の映像授業の冒頭で、新中1生の方たちにこういう時代どういう心構えで生活していったらいいのかというお話ができたことはよかったなと思いました。数か月前にはまったく予想もできなかった事態が進行しています。数か月後だって何がどうなっているかは本当はわかりません。
 
 不確実な時代(というより人生)をおおらかに生き抜くためには、それなりに大きな人生観が必要です。周囲の大人は「大変だ大変だ」と浮足立つだけでなく、こんな見方だってあるかもしれないよというそれなりに安心できる視点も用意してあげられないといけないでしょう。
 ある程度の精神的な支柱がないと、それこそ勉強どころではありません。そういう意味で、この講座を担当出来たことは何かのご縁であるとも思いましたよ。
 
 
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2020.03.11 14:58

 月に1度、ある胃腸科内科のクリニックに通っています。このお医者さんにはじめて診ていただいたのは1990年のことですから、もう30年前ですね。当時、住んでいた近くにあり、偶然行きました。はじめてうかがったときは胃の不調だったのですが、これはすごくいい先生だというのが直観的にわかりました。私より10歳ぐらい年上の、男性の先生です。
 健康診断で血圧が高いと指摘されてからは定期的に通うようになり、まる10年ぐらいたつでしょうか。
 
 おかげさまで調子は非常にいいのですが、その先生が前回うかがったときに「調べようがないのだが、今年になって妙な風邪が流行っているので注意してください」と意味深なことをおっしゃっていました。「相当蔓延している可能性はあるのかもしれません」とも。そういうことなのだろうと思います。
 ただここで落ち着いて考えなければいけないことがいろいろあります。学校が休みの方もお仕事が休みの方もいらっしゃるでしょう。私もまた授業がなくなってしまいました。
 
 で、毎日何をしていますか? ということです。以前も書きましたが、血液1滴の中に人間のすべての情報が詰まっているのと同じで、何でもない1日の中にあなたの一生の情報が詰まっています。つまり1滴の血液がどろどろであれば、身体全体の健康状態がよろしくないのと同様、今日という1日がまるで無為に費やされてしまうのであれば、一生もまた無為に過ぎてしまう可能性があります。
 そんな大げさな・・・ではないですよ。こういうことは気づいている人間は気づいているものです。
 
 病気のことが心配で何も手につかないという人もいますが、それはまた心配ばかりして一生を過ごす可能性があるという暗示でもあります。今回の病気のことがなくても、別の何かを心配してつねにやるべきことがやれていない可能性がある。受験だってそうです。不合格になることが心配で勉強が手につかないという人がいますが、それはさすがに本末転倒で、何より「心配」が先立つ人生になってしまっていることを意識的に矯正していかなければいけません。
 
 私個人はどうしても宗教家や哲学者、思想家などを「偉い人」ととらえてしまう傾向があるのですが、政治家でも武将でもあなたが尊敬している人物ならどなたでもいいですよ。現在と比べたらどれだけ不便で危険な世界で生活していたことか。その時代さすがに今回のウイルスはないかもしれませんが、そもそも医療が発達していませんからもっともっと危険なことはたくさんあったと思いますよ。
 その中で彼らは淡々と偉業を達成していった。やるべきこと、できることをやったということです。
 
 学生の方はとにかく毎日きちんと生活しましょう。夜中じゅう何となくゲームをしていたので毎日昼すぎまで寝てしまうなどという1日があなたの全情報になってしまわないように気をつけてください。勉強をしてくださると安心ですが、勉強より芸術活動やスポーツの世界で生きていきたいと考えている方は、そちらの努力をできる範囲で確実に積み重ねてください。
 どのような状況であれ、今日も着実に前進することです。眠っていてはいけない。今日のあなたが一生のあなたのモデルです。
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2020.03.06 10:10

 3月度の授業がなくなってしまいました。私も渋谷と新宿と三鷹で本科の授業を持たせていただくことになっていました。1年生も2年生も3年生も持つことになっています。本科生の中にはーー多くの生徒がそうだと思いますーーせっかくテキストももらったことだし、何か勉強したいなという方もたくさんいらっしゃるでしょう。
 そこでせめて映像で授業を提供できないだろうかという声が出てきました。テキストはお手許にあるわけですからね。
 
 作りこんだ映像を作成している時間はなくても完全なライブ映像であれば何とかなるだろうということで、各教科動きはじめた。Z会進学教室の先生方のいいところだと思いますよ。私もお手伝いできないかなと思っていたら、中学1年生の授業を担当しないかというお声がかかった。1Vコースと1Kコースの授業ですね。まだ中1のスタート時点なので、ほとんど内容は同じです。それをライブ撮りすることになった。3月は1年生は2項目の授業があります。
 昨日、1回目を撮ってきました。
 
 正真正銘のライブなのですよ。渋谷教室のある部屋に機器を用意してその前で一人で授業をする。演習時間みたいなのはもちろんないわけですから、ふだんの授業よりははやく進みます。それでも1時間以上かかったかな。
 言い間違いや勘違いなんかもそのままです。もちろんその場で訂正していますが、編集はない。かえって生々しくていいのではないかと思いましたよ。ザ・フーというロックバンドが「ライブ・アット・リーズ」というライブの名盤を出していた。作りこんでいないところがよかった。それを思いだしたりしました。
 
 勝手は違ったのですが、生徒たちに語りかけもしました。毎日必ず活字を読む生活を送れよということを伝えた。同じ先生が同じテキストで同じ内容を教えているのに著しい差がつくのはなぜか? それ以外の生活の部分が違うのだという話もした。生活全体に教養の色が濃いということです。「百舌」という難しい漢字が読めた生徒がいました。漢字の勉強をしているから読めたのではなく、生物の本を読んでいて何となく覚えたそうです。漢字のために漢字だけ勉強しているようでは浅いということです。すべてがつながってくる。ライブですよ。
 
 じつは2回目も撮ったのです。ところが容量をオーバーしていてたったの4分(!)しか入っていませんでした。1時間以上授業していたのに。頼むよーという感じでしたが、そういうときに、もっといいライブができるはずだからやり直してごらんということなのだろうと前向きにとらえられるのが私のいいところ(?)で、明日の土曜日にでもやり直してこようと考えています。
 本科生の中1の方、よろしければ活用してください。各教科いまはまだ撮っている段階ですが、いずれ正式に告知されるはずです。こうした世の中での心構えも話しましたよ。
 
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プロフィール

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長野先生
35年以上、中学生を教え続けてきました。生徒たちが日々の学びを通じて大きく成長できますように明るいヒントを発信していけたらと思います。

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