2020.01.02 00:29

 あけましておめでとうございます。
 今年、個人的にいろいろ変化があるのですが、そのことは近日中に改めてご報告いたします。
 とりあえず、最近考えていることを書きます。
 バスを待っているとき、「あと2分で到着します」という電光の掲示が流れる停留所がありますね。皆さん、見ています。おそらく、あと2分・・・とその先を考えていらっしゃるでしょう。
 
 私も同じで、2分でバスが来るとなるとJRの駅に着くのが何分、渋谷駅に着くのが何分、教室に着くのがどれぐらいと先のほう先のほうをぼんやり考えています。私は毎日ーー仮に交通機関に多少の事故が起きたとしてもーー絶対に遅刻しない時間帯に自宅を出ていますから、計算をする必要はないにもかかわらず、そういうことをしている。脳裏に思い浮かべるのは現実のバス停ではなく教室の光景です。
 またバスを待ちながら他のことを考えていることもよくあります。簡単に書けば昔のことです。
 
 そんなに大昔のことではないですね。ほんの数日前のことや先週の出来事などを思い出して、あれはどうだったこうだったと考える。それも私の場合、けっこうくだらないことが多く、そういえばしばらく前に出したクリーニングを受け取り忘れているが、お正月は休みになってしまうから当分機会がなくてまずいじゃないかなどということをあれこれ考えたりします。
 要するに、現在の実在を未来と過去で浪費してしまっているということです。
 
 日ごろ「瞬間瞬間を大切にしなさい」と生徒たちに訴えている自分からしてこうです。そのことに気づいてバス停でも瞬間にとどまる努力をする。すると、突然青梅街道を渡ったところにあるイチョウ並木の中にまだ1本だけ何枚か黄色い葉をつけている樹木が見えてきたりします。ほんの数枚とはいえこの時期に葉を残しているというのは奇跡みたいなものです。
 バスが来るかもしれないから見に行かないというのはまたまた未来で現在を縛ってしまっていますね。
 
 そこでわざわざ向かい側に渡って樹木の違いを見ていると、別のJR駅に着くバスが偶然来たので乗りました。予定とは違う駅に着いたわけですが、ダイナミズムという点では同じ数分間でも格段の違いがある。現在に生きるというのはそういうことで、切り取られた瞬間瞬間の中に本人がきちんと存在しているかどうかということでしょう。
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長野先生
35年以上、中学生を教え続けてきました。生徒たちが日々の学びを通じて大きく成長できますように明るいヒントを発信していけたらと思います。

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