2019.11.03 06:41

 毎日の生活は小さなことの積み重ねでしかないという事実を深く受け止めるべきだと考えることがあります。何かの大会で優勝するとか宝くじがあたるとか突然どなたかに恋心を告白されるとかということは、ありうることではあっても毎日起きることではありません。
 毎日の生活は、寝たり起きたり食べたりという生理的活動の中、勉強や仕事などの義務を果たし適当に娯楽の時間をとってそれで過ぎていきます。
 
 毎日毎日がそうですね。3食食べられることもあれば2食しか食べられない日もあるでしょう。ゆっくり寝られることもあれば寝不足気味のこともある。そういう違いは出てくるでしょうが、同じ作業の積み重ねでしかないのは事実です。
 ということになると、小さな1つ1つの出来事にどれだけの思いをこめられるかが幸不幸の分かれ目になってくる事実が見えてきますね。同じ朝食を食べるにしても、どんな気持ちでどんな風に食べるかによって幸福度は全然違うでしょう。
 
 通勤通学もそう。着ていく服をどうするか。電車の駅までは歩くのか自転車なのかバスを使うのか。そもそも歩くだけの時間を確保できているのかどうか。目的地に着いてからはどうする? コンビニエンスストアーでお気に入りの飲み物を買っていくだけの余裕があるのか、それとも一目散にダッシュし続けなければ遅刻してしまいそうなのか。
 すべて小さなことです。毎日あたりまえのようにやっていることばかりですね。ただ質は向上していくことができるはずです。
 
 今年、私は中1と中3の授業を担当しています。生徒たちには復習しておきなよと言う。漢字の見直しと文章の読み直し程度です。記述問題は説明しているわけですから、書けていない人は自分でまとめておきなさいと指示します。さらに来週の漢字テスト範囲と長文をだいたい1題だけ宿題に出す。ぜんぶ小さなことです。
 復習なんていいやという方もいるでしょう。テスト範囲にならないところの漢字の見直しなんかむなしいじゃないかという生徒もいるでしょう。
 
 宿題にしても早く終わらせることだけを考えれば、漢字を書かないで覚えようとする。長文も問いだけ解いて終わった! となる。ただ中には先週のところを確認したり、長文の不明な語彙まで調べたりしている人もまた確実にいます。
 小さな生活の積み重ねが大きな成果をもたらしていく。自分だって「大きなことなら全力を尽くせるさ」と考えている方がいらっしゃるかもしれません。大きなことは小さなことの積み重ねにすぎません。小さなことに全力を尽くせない限り、残念ながら大きなことは起こりえないのです。
Tags :
幼児・小学生
中学生
高校生
高校受験
ソーシャルブックマーク:

プロフィール

プロフィール画像
長野先生
35年以上、中学生を教え続けてきました。生徒たちが日々の学びを通じて大きく成長できますように明るいヒントを発信していけたらと思います。

カレンダー

<<   2019年11月   >>
          01 02
03 04 05 06 07 08 09
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

新着記事

月別アーカイブ