2019.08.11 10:12

 お盆休みというのでしょうか。本格的なお盆の時期とはちょっとズレているようですが、9日より12日まで自分の教室はお休みになっています。その間ブログもお休みする予定でしたが、1日だけ更新してみました。
 休みのあいだとくにこれといった予定もなく、あちらこちらをぶらぶらしています。私は夏が好きなので、暑い街を歩くこと自体が娯楽なのです。面白いもので休みの期間はあまり本を読んだりはしません。
 
 ここのところ2冊同時に分厚い(400ページぐらいの)書籍を読書中ですが、ほとんど仕事の行き帰りの電車内で読んでいます。そのためにわざわざ定期券のない井の頭線を利用(始発から終点までずーっと読みふけることができる)している日があるぐらいです。乗り換えが多いと集中しにくいので、交通費がかかってもそうやって工夫しています。
 非常に難しい大学に合格したある私立高校生の合格体験記(偶然見つけました)を読んでいたら、勉強は通学途中の電車の中でやっていたと書かれていました。
 
 片道2時間近くかかってその私立高校に通っていたそうです。Z会生ではないので細かい事情はわかりませんが、高校入学の段階では必ずしも第1志望校ではなかったのかもしれません。通学時間がかかることをいたずらに嘆いたりせず、勉強時間に利用した前向きな姿勢はたいしたものだと思いました。
 自宅でも自室ではあまり勉強できないという生徒がいます。寂しい感じがして落ち着かない。そういう場合は、ご家族のいらっしゃるところでなさればいいと思います。
 
 集中力というのは静かであれば増進するというものでもありません。わさわさしていても非常に集中できることはあります。住宅事情が悪い時代の秀才は、皆さん個室など持っていませんでした。私の叔父も大変な秀才だったそうですが、学生時代は駅の待合室で勉強したという話を聞いたことがありました。要するに意志の問題なのです。勉強したいという意志が集中力を運んでくる。
 勉強に向き不向きはありますか? と訊かれることがありますが、それはあるでしょう。
 
 たとえば野球が大嫌いな甲子園球児や将棋が大嫌いな名人や歌うのが大嫌いなプロ歌手が存在するわけがないように、勉強が大嫌いな優等生というのも原理的におかしい。何をやってもどの教科も嫌いということであれば、勉強に不向きではあるのでしょう。
   ただ強制的なやらされすぎてそうなってしまうケースがほとんどです。私自身がそうでした。無理やりやらされているうちに、こんなに人を不幸にするものはないと心底うんざりしました。本質的に勉強に不向きな人間というのは、じつはほとんどいません。少し緊張をゆるめてみてください。いずれは何かしら勉強したくなってくるはずです。
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長野先生
35年以上、中学生を教え続けてきました。生徒たちが日々の学びを通じて大きく成長できますように明るいヒントを発信していけたらと思います。

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