2019.08.06 00:59

 私は書籍類は読んだら比較的すぐに売ってしまうのですが、ガイドブック類だけは一部捨てずにとってあります。飲食店や旅行のガイドブックですね。いろいろと見比べてみると面白い発見があるのですよ。
 名古屋のガイドブックなどは、1990年ごろのものまで残っています。ただもっと古いものもとっておけばよかったなという気持ちはある。当時と現在では、名古屋はがらりと変わりました。細かく比較してみると本当に興味深い。
 
 以前は観光名所になっていなかったところが、最近のガイドブックでは人気スポットとして取りあげられていたりする。ところが、当時から同じように存在していた商店街だったりするわけです。にわか作りの何かではない。昔はあたりまえすぎてわざわざガイドブックに載せるほどの存在ではなかったのでしょう。それがいまは「昭和風ノスタルジック商店街」ということで脚光を浴びているらしい。なるほど、古くなればなるほど価値が増す側面はあるでしょうね。
 
 飲食店のガイドを見ていても、たとえばすごく値段の上がっているお店があります。私が見るようなお店ですから、やきとん屋さんとか居酒屋さんとか大衆的なお店ばかりなのですが、すごいところだと人気メニューが4半世紀前の倍近い値段設定になっていたりする。倍というのはすごいですよ。おかげでお店自体も新築された。
 倍にしてもやっていけるというのは、そもそもお客さんの層までがらりと変わってしまっているはずで、ある意味成功なのだろうという気はします。
 
 ただそこのお店とよく名前を並べられている別のお店は、これまた(逆の意味で)驚いたことに、4半世紀前とほとんど変わらない値段で提供しています。何十円か上がってはいるものの、消費税が2回上がっていることを考えるとほとんど値上げしていないのと一緒です。
 これはいつも来てくれるお客さんをすごく大切にして長く続いてきた証拠だと思います。どの方も通い続けられるように・・・ということですね。こういうスタイルもまた大成功と言えるでしょう。
 
 一般に儲かりそうだから値上げるということになるのでしょうが、値上がれば必ず脱落していく人間が出てくるものです。私なんかもそういう存在(さして豊かではないという意味です)の1人ではありますが、がらりとお客さんの層が変わってもいいやという感じで値上げされるとちょっと寂しい感じはしますかね。お店がある段階に来るためにだけに必要とされた客だったのだなという気がするからです。
 こうしたことは人間関係でもあることかもしれません。人間関係だともっとどろどろしたものになりがちなので気をつけないといけないですね。
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長野先生
35年以上、中学生を教え続けてきました。生徒たちが日々の学びを通じて大きく成長できますように明るいヒントを発信していけたらと思います。

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