2019.08.03 08:07

 今年の私たちのお休みは8月9日から12日までの4日間になります。これはZ会全体のお休みではなくZ会進学教室のお休みという意味ですから、ほかで授業をとられたりしている方はご注意ください。それ以外にも休室日があり、教室が閉まります。昨日2日がそうでした。18日の日曜日もそうです。
 講習が連日あるわけで、やはり適度にお休みを入れて調整できるようにしないといけないですね。自転車をこぎっぱなしみたいな計画は、なかなかうまくいきません。
 
 私は四捨五入すれば40年近くこうした仕事についています。国語の先生ですね。いいときもありましたし、調子の悪いときもありました。調子が悪いというのは体調のことではなく、人生の迷いみたいなものです。本当にこれでいいのだろうか? という根本的な迷いを抱いた時期はなくもなかった。
 ここ20年はZ会だけで教えていますが、昔は複数の塾をかけもちしていたことがありました。講師業はそういうケースが多いように思います。何曜日はどこどこで、という感じですね。
 
 じつは現在教室に来てくださっているある生徒の保護者の方は、私が昔べつの塾で教えていた生徒でした。偶然ですよ。偶然そういうことが起きた。保護者の方は当時まだ小学生でこれは本当に稀有なケースなのですが、そのときの様子はいくらか自分の記憶に残っていました。その子(いまは大人ですが)がブルー系統のTシャツを着ていらっしゃった場面をーー前後の関係なくーー何となく覚えていたのです。
 当時、その塾ではこういうことがありました。学年によって担当する先生が違う。私は小学生の高学年や中学2年生を担当していました。
 
 あるとき中学3年生になった純朴な男子生徒(野球部か何かの活動に励んでいた)が2人私のところにやって来た。そして「先生は3年生は担当しないのですか?」と質問してきました。受験生はベテランの先生方(当時私はまだ30歳ぐらいでした)が担当される決まりになっていました。彼ら自身新しい先生方はすごくいい、よくわかるし文句はまったくないと称賛していました。私がよかったじゃないかと言うと、ただ・・・と1人の男の子がかなり特殊な単語を挙げて私のことをよく言ってくださった。
 
 するともう1人も同じようなことを呟いた。「・・・だから先生の授業がなくなって寂しくは感じます」
 彼らは本当に素朴な感じの男の子たちで、そういう単語を口にするのは勇気がいったのではないかと思います。私は自分のことを特別ないい先生であるとは意識していませんが、彼らが伝えたかったことは何となく理解できました。と同時に、生活の全分野にそうした視点は大切なのではないかと思いました。
 
  いずれにせよ、教科の知識や教え方の巧拙だけではないものこそが伝わります。それが人間的な魅力の核にもなる。できれば親子関係も、そうあるべきだと思います。
Tags :
幼児・小学生
中学生
高校生
高校受験
ソーシャルブックマーク:

プロフィール

プロフィール画像
長野先生
35年以上、中学生を教え続けてきました。生徒たちが日々の学びを通じて大きく成長できますように明るいヒントを発信していけたらと思います。

カレンダー

<<   2019年08月   >>
        01 02 03
04 05 06 07 08 09 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

新着記事

月別アーカイブ