2019.04.02 00:22

 現在、春期講習中です。ふだんは通っていない講習生の方が相当数いらしてくださっています。初対面ですから、どれぐらい力があるかということはよくはわかりません。準備テストを受けていただいているのですが、たった1回のテストでははっきりしない部分もあるのです。
 ただ様子を見ているとだんだん伝わってくるものはあります。先生方はみんなそうおっしゃいますよ。見ているとある程度のことはわかってくる。
 
 私は基本的に机の上の様子をよく見ています。この判断は、経験上おおよそ間違っていないと思っています。皆さん、同じテキスト同じ机で勉強しています。全員同じ環境になってもいいはずなのですが、これが著しく違う。
 わかりやすく書くと、非常に整頓されている机上と散らかっている机上に分かれます。余計なものが大量に乗っていることがある。勉強道具ではあっても現在受けている教科以外のテキストやノートは、この瞬間は余計なものでしょう。
 
 複数教科のプリント類が雑然と出ていることもあります。なくしてしまうのではないかと心配になる。整理して片づけておく習慣がないのでしょう。プリントの折り方も印刷面が外に出ていたり白紙の面が外に出ていたり・・・行き当たりばったり折っているらしい。
 筆記用具類が散乱している生徒もいます。いま使わないものまで出ている。国語の授業中、コンパスやセロテープが乗っていたりする。
 
 他のものに場所をとられるためか、テキストにノートを重ねて使用している。盛り上がったノートに書くので、なかなかきれいに書けません。ノートはのびのびとあいだをあけて書きなさいと言うのですが、やたらとつめて書く子もいます。
 人生と同じで、生活の中に余白の部分がたくさんないとうまくいかない。けちけち生きる、けちけち勉強するというのはうまくいかない。けちけち愛したりけちけち祈ったりするのがうまくいかないのと同じです。のびのびとやらなくてはいけない。
 
 中にはこわれかけた筆記用具を使っている子もいます。こわれた筆記用具で書いているというのは、破れた服で生活しているのに似ています。物を大切にしているというより、道具を扱うことに無頓着なのではないか? わざとならどんなにぼろぼろでもいいのですよ。しかし、気づかないままぼろぼろというのはいけない。塾内だけでなく、ご自宅ではどうでしょう。意識的に環境を整えるのはまず第一歩だと思いますよ。
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長野先生
35年以上、中学生を教え続けてきました。生徒たちが日々の学びを通じて大きく成長できますように明るいヒントを発信していけたらと思います。

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