2018.03.21 06:56

 先日入会してくださった男子生徒(中学生です)、初日にお母さまが一緒にいらっしゃった。そして受付のところで「長野先生ですね?」と声をかけてくださった。そこまではとくに変わったことではありません。初対面でもブログを読んでくださっている方がいらっしゃったりして、何となくお声をかけていただく機会があります。
 ところがそのお母さまはそれだけではなかった。これには本当にびっくりしました。お母さまご自身が昔ある塾で私に国語を習っていたとおっしゃるのです。
 
 私はとくに記憶力がいいほうではありません。ものすごく悪いとは思わないものの、忘れていることは大量にあります。35年以上小学生や中学生(一時期は高校生も)を見てきましたから、あれこれごちゃごちゃになってしまっているのは事実です。ただそのときはお母さまが旧姓をおっしゃった瞬間、ぱっとひらめくものがありました。これはもう理屈ではないですね。青いTシャツ(だったかどうかははっきりしないのですが、とにかく色は青でした)を着た上品そうな少女の面影が浮かびました。
 
 小学生みたいな気がするので、小学校のときではないですか? と質問してみるとはたしてそうでしたよ。おそらく脳裏に浮かんでいる少女と同一人物だと思います。きみは大人しかったよな・・・とついつい当時の口調で話しかけてしまったのですが、あたりまえながら現在のお母さまはあのころの彼女に比べれば格段に社交的になられています。その部分だけ少し違和感があるものの、たぶん「あの子」に間違いないというイメージを持ちました。
 あとでいろいろ考えてみたのですが、だいたい30年前だと思います。正確な年度はさすがにわかりません。
 
 当時の私は都内のある学習塾で小学生中学生を見ていました。小学校5年生から中学校2年生ぐらいまでですね。大きな教室ではありませんでしたが、優秀な子どもがたくさん集まっていました。昔は子どもの数自体が多かったですからね。
 非常に活発な生徒がいる一方で、その子はむしろ静かにみんなのやりとりを楽しんでいるようなタイプでした。にこにこしているけれども、自分からわいわい発言することはない。気を遣える子でしたから仲間からは温かく迎え入れられていました。
 
 その小学生がいまや保護者になってお子さんを連れてきてくださる。自分も歳をとるわけですよ。それでも、こうした経験ができるのは大変幸せなことだと思っています。これからいろいろと忙しくなるとは思うのですが、せっかくいらしてくださったのですから復習を重視して焦らずに少しずつ向上してくださったらいいと思っています。
Tags :
幼児・小学生
中学生
高校生
高校受験
ソーシャルブックマーク:

プロフィール

プロフィール画像
長野先生
35年以上、中学生を教え続けてきました。生徒たちが日々の学びを通じて大きく成長できますように明るいヒントを発信していけたらと思います。

カレンダー

<<   2018年03月   >>
        01 02 03
04 05 06 07 08 09 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

新着記事

月別アーカイブ