2018.03.16 08:14

 どこでも「量より質」ということは強調されているものです。Z会進学教室のパンフレットにも書いてあります。量より質であると。
 ただ、漠然と「質」を重んじると言われてもピンとこないですね。質というのは何だろう・・・という疑問を持たれている方も多いのではないでしょうか。
 大前提として「参加者の心構え」は強調しておかなければいけません。あなたご自身がどんな気持ちで物事に向かわれるか。
 
 いやでいやで仕方がないという状態であれば、何をどうやったって質が高まるわけがない。そう思いませんか? どんなに上質な教材を与えられても、いい加減に雑に適当にやっていたら質の向上はありえないでしょう。
 ですから勉強(勉強以外もそういうことになると思いますが)するときは、心の中を整理してすっきりした感情でスタートしてください。あれが気になるこれが気にかかる・・・状態ではいけないということです。
 
 私は子どものときから単純なゲームを一心不乱にできない人間でした。すぐに飽きてしまう。子ども向けのいろいろなゲームがありますね。ぜんぶすぐに飽きてしまうのです。唯一将棋だけはのめりこみましたが、他の遊びはまったく上達しませんでした。つまり私はゲームを習得することに「向いていない」のでしょう。
 徹底的にぜんぶの教科が面白くないという場合、確かに勉強に向いていない可能性はありえます。ただそういう方も他の分野で大活躍されていたりもしますから、ご自身の興味のある分野を見つけられれば問題はないですね。
 
 好きな科目はあるよという場合、とにかくその科目を中心に心の質を高めようという気持ちは持ってください。心の質が高まれば、当然丁寧に書くはずです。丁寧に聞くはずです。はじめて習ったことは宝物ですから、何度も何度も慈しむように見直すはずです。そうしたことが自然にできるまでおのれの心を高めていくということが何よりも大切でしょう。要するに丁寧にやれないのであれば、好きではないのですよ。
 塾としては生徒の心をそちらの方向にいざなえれば、いちばん質の高い指導ができたことになるでしょう。
 
 私はーーもう何年もーー受験生のクラスではあえていちばん成績が苦しいクラスも担当しています。国語云々ということより心のケアが大切ですからね。生徒自身が質を高めていけるような働きかけを心がけているつもりですが、彼らのやる気をそぐ事件がほかならぬ学校やご家庭内で起きたりすることもある(私自身がそうでしたから生徒の気持ちはよくわかります)ので、残念に感じるときはあります。
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長野先生
35年以上、中学生を教え続けてきました。生徒たちが日々の学びを通じて大きく成長できますように明るいヒントを発信していけたらと思います。

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