2018.02.11 00:46

 試験結果がいろいろと出てくるころだと思います。どういう結果も落ち着いて受け止めてください。人間が主役で、試験を超えるという気持ちが大切です。何事もそういうものです。しっかりした精神はすべての事象を超えます。一喜一憂するのでなく、超えられる人間として生きようという強い気持ちを持ってください。
 意外な結果が出ることもあるでしょう。運が介在しますからね。ただあなたの実力そのものがなくなってしまうわけではありません。そのことは大変な救いです。
 
 いずれいろいろな場面で結果を出すことができるようになりますから先を見てください。合格できたとしても未来永劫何かが約束されるわけではありません。所属先でどうなるかはプロ野球の新人選手と同じで、まったくわかりません。うまくいくかもしれませんし、うまくいかないかもしれません。それはこれからあなたが何をどう頑張るかで決まってくるはずです。
 ある若手棋士が「才能は関係ない。努力が足りないだけだ」とおっしゃっていました。
 
 この若手棋士はものすごく強い。ものすごく強いのにーー私にはーー若干運がないようにも見えます。ところがご本人はまったく弱音を吐きません。努力が足りないだけというひと言にすべてを昇華させています。そのほうがやりがいというか、努力のしがいがあるのでしょう。たいした精神力だと思います。
 志望校云々という狭義の話ではなく、人生全体は? ということになってくればやはりこれからの努力次第です。
 
 私の息子も昔いくつか試験を落ちました。大学受験ですね。いまでも覚えています。本人からメールが来た。「落ちたぞ。残念だったな」と書いてありました。残念だったなと他人ごとみたいな文面だった。まあ、いいじゃないかと返しました。とくに慰めたりもしない。合格したときも「よかったな」ぐらいです。とくに大騒ぎもしない。
 要するにこちらの態度というか愛情というか磁場というか、そんなことでは変わらないよということです。お前はそういう仲間に属しているよ。
 
 ご家庭全体が個々の事象を超えられるようになるといいのですが。お互いがお互いを大きく包んでいく。生きているかぎり、予定外の何かは必ず起きるものです。それなりに動揺される方もいらっしゃるでしょう。そのとき「大丈夫」と言える役を交互にになえるといいのですが。私たちには前進しようという気持ちがある、これぐらいの困難であれば切り抜けられる自由を持っている・・・そうしたことを伝え合ってください。
 いたずらに嘆く姿勢に魔が宿るのです。そのあたり、私も気をつけています。
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長野先生
35年以上、中学生を教え続けてきました。生徒たちが日々の学びを通じて大きく成長できますように明るいヒントを発信していけたらと思います。

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