2017.12.16 01:01

 基本的に、生きることは選択の連続だと思います。あなたが何を選ぶのか。そしてまた1度選んだら金輪際変えられないというものでもありません。成長とともに選ぶ対象を変化させていけばいいだけの話です。
 私は自分自身がそうだったのでよくわかるのですが、成績がふるわない中学高校生は仮に勉強しているように見えても本心から勉強を選択しているとは言えないことが多いものです。だからだめという意味ではないですよ。
 
 うきうきと心から喜んでやっていない。うきうきと心からやっていないものに関しては、同じことをうきうきやっている人にはほぼ例外なく負けます。向かう姿勢が全然違う。
 いやいや将棋を勉強している人はプロ棋士にはなれないでしょう。走るのがいやでいやで仕方がなく走っているだけという人は陸上選手にはなれないでしょう。人前で歌を歌うのは恥ずかしいから大嫌いという人は歌手になれません。
 同じことなのですよ。
 
 学校でテストがあるから、受験があるから、そうしないと叱られるから・・・そんな理由では届かない深遠な世界があるということです。
 勉強を好きになる方法は人間の数だけあるでしょうが、食事にたとえればまず何といってもお腹をすかせる必要がある。満腹ではどんなご馳走も喉を通りません。それと同じです。
 そのためには生活を少し整理して落ち着いたものにする。用事だらけなら隙間を作る必要がある。
 
 私が「やらなくていいことはやらないほうがいい」と言うのはそのあたりの事情をさしています。そこまで娯楽に時間をつぎこまなくてもいい。そこまで友だちとべったりくっついていなくてもいい。勉強というのは隙間ができてはじめて、少し頑張ろうかなという気持ちになるものです。勉強する以前に、内省的にご自身のことをあれこれ考える時間も必要です。
 次にできるだけ「映像以外でも」学ぶようにしてください。映像教材は大変役立ちますから活用してください。ただ絶対に活字「だけ」から学ぶ時間も大切に。
 
 これは入試の実情と密接に連動します。本文に図などがないケースで、活字の文章内容を読み取れずに「勘違い」する生徒がすごく増えている。勉強に限らず生活全般で映像に頼りすぎるからだと思います。
 最後に、少しでも興味のある1教科を選んで何が何でも得意科目にしましょう。その教科だけは負けないというプライドを持つ。とにかくまず1教科に全力を尽くす。
 余計なことをセーブして時間を作る。活字からも学習する。得意科目を作る。そのへんからのスタートでうまくいきますよ。頑張ってください。
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長野先生
35年以上、中学生を教え続けてきました。生徒たちが日々の学びを通じて大きく成長できますように明るいヒントを発信していけたらと思います。

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