2017.03.02 06:26

 学校の勉強はそれなりにやっているとしますね。他に1つだけ何をすれば優等生になれますかと訊かれたら、とりあえずは1つだけでは足りないと答えるでしょう。別コラムの「勉強ができるようになるには」(右側の応援メッセージから入れます)にはもう55回記事を書いています。55個やってくださいと答えたいところです。
 それでもどうしても1つだけ・・・と言われたら、私なら「考えながら活字を読む訓練」をあげます。読書と書いてもいいのですが、もう少し抵抗感(?)を持って熱心に取り組んでいただきたいところです。
 
 それもたまにではない。毎日毎日です。毎日一定時間考えながら読む。忙しくてむりだとおっしゃる方はたくさんいらっしゃるでしょう。
 今週、新聞で中学生高校生がスマホをどれぐらい利用しているかという記事を読みました。インターネットを見たりしている時間の合計。あくまでも平均ですが、何と! 中学生は1日約2時間、高校生は約3時間となっていました。驚くべき長さだと思います。記事では依存症のことにもちらりと触れられていました。
 
 その時間の半分だけでも紙で活字を読んでくだされば状況は劇的に変わってくると思います。ただそうしたことができるかどうか。
 以前も書きましたが、青少年に与えるスマホの影響を研究されている脳科学者の先生が、脳が成長していく18歳までスマホは制限ししっかりした文章を読む環境を作るべきだとおっしゃっています。専門の先生がいい加減なことをおっしゃるわけがない。危険な要素は確実にあるのだと思います。それをまたある意味で隠蔽しておこうという勢力もあるでしょう。
 
 もちろんスマホがない時代、皆さんが2時間余計に勉強していたわけではないですよ。昔の生徒たちは「雑誌を読んでいて勉強できなかった」と話していました。自室に雑誌を持ちこむとだめだという反省の言葉をよく聞いたものです。ついつい読みふけってしまう。
 自室でスポーツ誌や芸能週刊誌や音楽雑誌、ファッション誌などを夢中になって読んでいて、勉強時間が足りなくなる。1990年ごろは私も読んでいる「BURRN!」誌をほぼ徹夜で読んだと報告してくださる男の子がいたりしました。
 
 それでも毎日スマホ2時間よりははるかに救いがあったと思います。
 私たちの人生は同じ「1日24時間」をどのように使うかで決まってきます。24時間を人それぞれまったく違った要素に配分していますが、それは私たちの選択です。どうしようと個々人の自由ですが、優等生になりたいと言われれば私は経験的に一定量の活字を毎日必ず読みなさいとしか言えません。それなしで飛び抜けた優等生になることはーー特に国語はーー難しいと思うからです。
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長野先生
35年以上、中学生を教え続けてきました。生徒たちが日々の学びを通じて大きく成長できますように明るいヒントを発信していけたらと思います。

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