2016.07.30 06:49

 昨年も書いたお話です。とくに講習期間中はお弁当箱の忘れ物が出てきます。この季節、腐りやすかったりしますからね。相変わらず見つけたらぜんぶ私自身が洗っています。ほかの方に任せるのではなく、教室長自身が洗うところに意義(?)みたいなものがあるのではないかと思っています。
 どの業界でも「お客さまを大切にする」という表現を使いますね。大切にしている感覚というのは日常の小さな行為に宿るのではないか。
 
 いろいろな時期があり、私自身が洗っていない時代もありました。けっこう長いことそうだった。昨年、いよいよ定年を間近に控えてそういうことをやらなくなったのは精神の怠慢だと感じました。年長者の私がやらなくたっていいだろう・・・という気持ちがどこかにあるのだと反省しました。
 率先してやらなくてどうするのかということです。10年前に授業中は座らないと決めたのと同じように、これ以降忘れ物のお弁当箱は自分で洗うと決めました。
 
 私が帰ってしまったあとでお弁当箱が出てきたときがあり、そのときは教務の方が洗ってくださった。こういうのも「洗う」という習慣が形成されてくると、ほかの方が「今日だけは」と担当してくださったりするので温かい感じが増していいものだなと感じます。
 教室内に細かい規則があるわけではないのですよ。それぞれの判断に委ねられている。だからこそという気持ちがあります。自分自身に試されているということですね。
 
 今年の夏はすでに3つ洗いました。おかずが残っているとやっぱり少し心配になりますね。そのうちの1つはじつは忘れ物ではありませんでした。持ち主が外出していただけでした。ときどき自習中の生徒がコンビニなどに買い物に行くことがあります。お弁当箱とテキストだけが机のうえに置いてあったので、てっきり忘れ物だと思いこんでしまいました。
 ご本人があらわれたのでびっくりしましたよ。忘れ物かと思ってお弁当箱を洗ってしまったよと私は言いました。
 
 まあ、あんまり慌てても何ですからね。ちょっと様子を見てから洗おうと思いました。最近は複雑なお弁当箱がありますね。分解してから洗うわけですが、再度組み立てるのに時間がかかったりします。これは・・・下の段だったかな・・・みたいな感じ。そんなことでも「楽しい」と定義してしまえば楽しいですよ。人生はそういうものです。
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長野先生
35年以上、中学生を教え続けてきました。生徒たちが日々の学びを通じて大きく成長できますように明るいヒントを発信していけたらと思います。

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