2016.04.04 08:32

 お説教くさいことは書きたくないのですが、いろいろ気づくことも多いので正直に書いてみます。文字のきれいな人がいます。きたない人もいます。いわゆる下手くそであるという程度ならまだよいのですが、すごく雑な人というのもいます。
 雑には書くなと指示します。下手くそであるというのは慣れるまで仕方がないかもしれない。しかし、雑はよくないですよ。印象がよくない。文字ではじめて接する相手に対して失礼でもありますからね。
 
 顔を合わせる例で考えてみてください。相手の方が目上であれば当然こちらは深くお辞儀をします。さまざまなことを配慮しながら正しい敬語を使う。軽く頭を下げただけで「ちーす!」なんて挨拶をしたら大問題でしょう。
 答案というのは当然目上の、それこそ「先生」に採点していただくわけです。それを殴り書きみたいな文字で提出するというのは「ちーす!」と同じ感覚です。精一杯きれいに書いて「いかがですか?」と判定をお願いするのがこちらの立場です。
 
 だって・・・と言う人がいる。「丁寧に書いていると間に合わないから」。悪気はないということですね。やむにやまれず雑に書いている。それはあながちウソではないとも思います。
 ただ、丁寧にきれいな文字ですごくはやく書ける人もいますよ。そういう人は全然珍しくない。漢字テストをやるとよくわかる。あっという間に終わらせる生徒の文字が、抜群に美しかったりします。
 
 これは文化なのだと考えてください。きれいな文字の人と雑な文字の人は生きている文化圏が違う。本質的な優劣はなくても、あきらかに現行の紙の試験ではきれいな字を書く人のほうが有利です。
 となれば雑な文字の人は少しだけ自分の文化を見直したほうがいいかもしれません。ひょっとすると雑であるのは文字だけではない可能性がありますよ。丁寧に生きる意志を固める必要があるかもしれません。コツはいつも書くとおり。「これからは丁寧に生きよう」と雄大な構想をたてるのではなく、「いまの目先の作業を丁寧に」やってください。
 
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長野先生
35年以上、中学生を教え続けてきました。生徒たちが日々の学びを通じて大きく成長できますように明るいヒントを発信していけたらと思います。

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