2016.02.29 07:13

 Z会進学教室の3月度の授業は昨日からスタートしました。新年度ですね。日曜日スタートという決まりがあるので、厳密に言えばまだ2月なのですがそうなってしまうのです。新年度、私は土日と水曜日に授業を担当します。1年生から3年生まで持つことになりました。
 お休みは火曜日と木曜金曜のどちらかにいただくと思います。ひょっとすると月曜日に休むこともあるかもしれません。
 
 そのあたりのことを私は細かく把握しているわけではないのですが、おそらく4月から自分の雇用形態が変わります。いちおう定年ですからね。ただ渋谷教室の教室長という肩書きはそのまま残るので、何かが著しく違うということはないと思います。つまり何かでーーあまり出てこなくなったりしてーーご迷惑をおかけする心配はないということです。基本的にはこれまで通りですね。
 あとひと月もすると息子も社会人になるわけで、変な感じですよ。歳をとるわけですね。
 
 息子の面白い話をいろいろと書きたいのですが、いまは止められています。じつはゼミか何かの仲間に偶然私を知っていた方がいらっしゃった。つまりこのブログの存在をご存知の方がいた。親子であるとわかってしまったのですね。
 ちょっとびっくりしましたが、確かにそういうケースもあるでしょう。たとえば息子が大失敗をしましたなどと書くと仲間に全部わかってしまう。そこで「恥ずかしいからおれのことは書かないでくれ」ということになった。彼なりに配慮してくれて「卒業後は書いてもいいから」と言っています。
 
 卒業式がいつだったかな。私は自分の大学の入学式卒業式も一切参加しなかった人間ですから、息子の卒業式もあまり興味ありません。ここまで無事に来られたことを周囲の皆さまや運命に対して感謝したいというぐらいでしょうか。
 あれは昭和54年か、私は1人で目黒駅近くをうろうろしていたのですが近くの大学で卒業式があったらしく、きちんとした格好の男女が大勢で駅で切符を買っていました。ちょっと異常な混み具合なので変だなと思ったら3月21日だったのです。
 
 つまり54321と印字された切符を記念に買っておこうというのですね。一瞬私も買おうかなと思った。ただ当時は自分にはそんな感覚は合わないような気がしてやめました。のちに・・・平成22年2月22日の切符を買ったりする人間になるとは夢にも思いませんでしたよ。
 
 
 
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2016.02.28 06:30

 ブログ記事の右側に「最新情報」という欄がありますね。そこに旭丘、岡崎高校を目指す方への学習法はこちらからとあります。これはもちろん正しい学習法という意味であり、どなたが読んでもお役にたちそうなことだけを書いています。
 私が提唱する学習法というのは私が勝手に考えたものではなく、優秀な生徒から「どうやって勉強しているか」ということを私自身が30数年間教えていただいたものの集大成ですから安心してお試しください。
 
 私自身がずいぶんなるほどと思わされてきました。なるほど、だから私自身は勉強ができなかったのか・・・と何度も納得しましたよ。そういう貴重なお話をどんどん広めています。自分の接する生徒のためだけに秘伝(?)みたいにしておく考え方も一理あって面白いとは思いましたが、個人的にはよいことはどんどん開示していきたいと考えています。
 開示して、実際にそれをなさるかどうかは皆さんにお任せします。まったくやらないというのも、りっぱな選択だと思います。
 
 ものすごくできる方にこういう質問をしたことがあります。私立の一貫校の中3の男子生徒でした。皆さんがあの子は特別だと言う。私は皆さんがそう噂していることを伝えたうえで「どうしてきみはそんなに成績がいいのか」と質問してみました。秘訣は何か。すると相手は苦笑しながらさらりと答えましたよ。
 秘訣も何も・・・1日中勉強ばかりしているからとしか答えようがないです。僕ほど勉強しているやつを自分は知りません。
 
 テレビも見ない、音楽も聴かない、もちろんゲームもしない。自宅では勉強に次ぐ勉強の毎日を送っている。
 大切なのはご本人が心から望んでやっているということです。やらされ感は全然なかった。相撲や野球が大好きでいくらでも努力できる人間がいるように、ダンスや楽器が大好きでいくらでも努力できる人間がいるように、勉強が大好きでいくらでも努力できる人間は当然存在します。相撲を無理強いできないのと同じで、勉強も無理強いはよくないと思います。
 
 やるしかないが、やらない自由もある。私は完璧に優等生になる方法はわかっていますが、自分の場合生まれ変わったら別にうんとやりたいことが明確にあるので、おそらく勉強はあまりしないと思います。そういう意味でいい悪いではないですね。ただやってくだされば必ずできるようになるという方法論はこれからも書いていきます。よろしかったらご参考になさってください。
 
 
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2016.02.27 00:22

 私はあるときから半ば意識的に小中高校時代の仲間と連絡を取り合わなくなりました。彼らが私に何か害を加えたとかそういうのではまったくないですよ。私はぜんぶ私立に通わせてもらいましたし、みんな穏やかないい仲間でした。周囲にいわゆる悪人はまったくいなかった。
 美学の問題でそうなってしまったのです。たとえてみれば、あのリッチー・ブラックモアが一時期ハード・ロックは一切聴かないとコメントしていたのと同じような感覚でした。
 
 大学の仲間もそうだったのですが、数年前偶然連絡が来たお話は書きましたね。そのときだけですが、久しぶりにお目にかかりました。どなたとも喧嘩しているわけではありませんから、会えば会ったで自然に楽しく談笑できました。
 おひとりだけ、高校卒業以来連続して年賀状をやり取りしている人間がいます。男子校でしたから男ですね。不思議と言えば不思議。高校3年生のとき私の1つ後ろの席に座っていた真面目な男です。真面目というのは私みたいに、勉強も運動もその他の活動もぜんぶ放棄したりはしていないという意味です。
 
 彼とは高校時代、1度もどこかに遊びに行ったことはありません。お互いの家をたずねたこともない。趣味もまったく違いました。ただ気難しい私に対して、彼は非常にフレンドリーでした。心の広い男で周囲からの人望も厚かった。
 私は年賀状には何か手書きで必ず書くようにしているのですが、今年「励ます力」が出ましたというコメントだけを書きました。万が一中止になるといけないと思って、昨年はその件は何も書かなかったのです。
 
 おととい突然、彼からハガキがきました。拙著を読んでくださったそうです。図書館でひと月も(!)待ってくださった。昔の写真について触れてありました。なるほど高校卒業時からあの写真を撮るまでには4年間しか経過していませんから、いまの私より写真の私のほうがよっぽどリアリティがあるのだと思います。
 昨日、お返事を書いておきました。死ぬまで年賀状を書くよと。不思議な感じですが、こういう関係もいいものだなと思います。
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2016.02.26 00:22

 昔、新宿から田町までバスが走っていました。何度も乗ったことがあります。20代のころですね。用事はなくても乗る。新宿から大森行きとか浅草行きとか王子行きとか(こちらの路線だけはいまも廃止されていないと思います)、よく乗りました。すべて意味はない。バスに乗ること自体が、意味と言えば意味でした。
 すると六本木を通る。六本木には大学時代ときどき遊びに行っていました。ディスコというのがいろいろあったな。仲間と行きました。
 
 すごく楽しいというわけではない。でも、何となくつきあいで行った。ソウル・ミュージックそのものは好きでしたから。ルー・ロウルズの「別れたくないのに」が流行っていたころの話です。
 六本木からちょっと歩くと麻布十番というところに出ます。当時ーー40年近くまえですーー非常に寂しいところでした。陸の孤島という表現がありました。六本木からほんの10分なのですよ。ところが夜は人通りが全然ない。
 
 麻布十番はいまはすごくにぎわっていますね。先日、5年ぶりぐらいにふと行ってみてーー外苑前の耳鼻科にうかがったついでにちょっと足を伸ばしましたーー昔とまったく変わっていることに改めて感心しましたよ。
 昔はちょっと下町くささみたいなものも残っていたのですが、現在は純粋にオシャレな街になっています。メインの道路沿いに将棋の道場があった事実が信じられないですよ。入ったことはありませんが、確かにあった。六本木将棋センター(?)だったかな。
 
 道路脇に密集していた民家もすべてなくなりました。いつの話だよという感じですね。
 麻布十番にはYという有名な居酒屋さんがあります。ここだけは変わらないみたいですね。昭和の香りを残したすごくいい居酒屋さん。ただ今回は入りませんでした。
 個人的な話を書いてしまうと、大学生のころあのあたりには憧れていた女性が住んでいました。そのことが微風のような感傷としていまも残っています。那古船形と同じですね。
 
 20代のころ、五反田から麻布十番まで歩いてみた日がありました。古川橋の手前あたりでものすごくきれいな婦人警察官が違法駐車の車を調べている場面にぶつかりました。ため息が出るぐらい美しい人だった。あまりの美しさに、よほど直接驚きを伝えようかと思ったほどです。逮捕されると困るのでやめましたが。
 今回のお話は特別ですね。私なりの「ベニスに死す」があるのですよ。
 
 
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2016.02.25 00:53

 私はZ会という会社にお世話になっている人間ですから、もちろんZ会のことをよく思っていますしそのよさについておおいに宣伝したいと思います。ただ説明会なんかではわりと本質的なお話を多くしてしまうことがありますね。本質的なお話というのは、教育機関をご利用になる以前にご家庭全体で共有していただきたいこととでも表現すればいいのでしょうか。
 私は子どもたちというのはーーどの子もーー地球上における最終兵器みたいなものだと思っています。
 
 彼ら(全世界の子ども)の多くがしっかりしてくだされば、世界は救われるでしょう。逆に彼らの多くがいい加減であれば、ひょっとすると世界はあと50年ももたないかもしれません。少なくとも今世紀の間に壊滅的な戦争だとか環境破壊だとか配分の過ちだとかが蔓延して、いまのようには暮らせなくなる可能性が大きいと感じます。
 ですから、そうした人間を育てる大人の義務として、塾であっても「世界を救う本当の意味での優秀な戦士(戦争に行くという意味はまったくありません)に」という視点を失ってはいけないと考えるのです。
 
 前面に出すことはないですよ。なくても説明会の順番としていきなり「いま入ってくださったら何とか高校合格保証!」などとはお話しません。そういう塾さんがたくさんあるという話を聞く機会がありますし、それもまた面白い「つかみ」だなとも思うのですが、歳をとった私の立場で中学生(か小学生)にどう振る舞うべきかということは、やはりそれなりに考えます。
 彼らが遠くから見てどう感じるかということですね。
 
 たとえば特定の授業で教室が騒がしくなったりしますね。もちろんときにはそういうこともある。みんな元気ですからね。そうしたとき、大人しい生徒(女の子が多いですかね)が、そろそろこの静かな教室長(私です)や面白い副教室長(N先生のことです)もさすがに怒るのではないかと心配そうにしていることがあります。
 そんなときこそ落ち着いて「礼節を持って」注意します。それでちゃんと収まる。見せておきたいのは成熟した大人の品格みたいなものですね。そこだけ見ておけ、と。
 
 今年ちょっと騒がしかったクラスがあったのですが、いまは落ち着いています。代講に入った先生から「本当にみんなしっかりしてきた」とお褒めの言葉をいただいた。以前代講してくださったときと見違えるようだとおっしゃるのです。
 私は全体に注意はしましたが、怒鳴ったり個人を呼び出して厳しく叱責したりはしませんでした。それでも彼らが大人になってくださったことを誇りに思います。・・・というような方針もまた「いま入れば何とか高校絶対合格!」と同じぐらい大切なことだと考えるわけですね。
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2016.02.24 11:01

 今日はお休みですが、ちょっとだけ教室に行くので更新しておきます。
 以前、夜道を歩いていて作家の庄野潤三のことを突然思い出した晩がありました。冬だというのにあるお宅の窓が開いていた。明かりがついていて、のぞこうと思えばのぞけないこともない。地形的に言うと私の歩いていく方向に窓は存在するので、あとは私自身が視線を合わせるか合わせないかだけでした。ちらりと見てあとは見ないというのが正解だと考えたので、じろじろ見ることはしませんでした。人の気配はあるのですが、実際にどなたかが見えたということはありません。
 
 そのとき、突然昔読んだ庄野潤三の小説にこんなのがあったなと思い出した。一時期庄野潤三を本当に気に入っていたのですが、いつのまにか読まなくなっています。庄野潤三がどうのこうのということではなく、小説そのものを読まなくなっているのです。
 庄野潤三の初期の作品は大変異彩を放っていると私には感じられます。こういう書き方ができる「日本人」は皆無ではないか。不安定さを具体的には書かずに表現する呼吸・・・とでも言うのでしょうか。日本の作家は具体的ですからね。葛西善蔵とか。好きですけどね。
 
 その2日後ぐらいに庄野潤三が老衰でなくなったというのでちょっとびっくりしました。こういうのは偶然と言えば偶然なのでしょうが、庄野潤三について考えたのは十数年ぶりなので、もうちょっと深い何かがあるのかもしれないとも思いました。
 先週はある晩、教室で太宰治のことを考えていました。私は彼の全集を持っているので調べればいいのでしょうが、彼の小説でどうしてもタイトルやあらすじが思い出せないものがある。
 
 途中文語体による聖書の引用があり、なぜかその部分だけ覚えていました。暗記している。そのことをずーっと考えていて、今日はちょっとおかしいなと思っていたら、翌日太宰のお嬢さんで人気作家でもある津島佑子さんが亡くなっていたのでこれまたちょっと驚きました。 
 太宰は世界的にも例を見ない変則的な作家だと思います。大変化球投手という感じ。お嬢さんのほうがはるかに正統派でしょう。ご冥福をお祈りいたします。
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2016.02.22 04:02

 この時期、教室に新しくいろいろな方がいらっしゃいます。新年度から通ってみようかなというご家庭や、今後の参考に話を聞いてみようかなという方ですね。どこの塾に通うか決めかねている方もいらっしゃいます。通信添削だけでいこうか塾を併用しようか迷われているケースもある。
 絶対的に正しい生き方というものが仮にあるとすれば、皆さんとっくにそれ「だけ」になっているはずですから、人間の数だけ方法があるということになるのだと思います。
 
 ときどきふと持参された「励ます力」を見せてくださる方もいらっしゃる。小さな声で愛読していますとおっしゃってくださる。ありがたいですね。どうもありがとうございます。
 不思議な感じがしますよ。いままで1度もお目にかかったことがない方がほとんどです。ブログにしても同じことですが、離れた場所で私の表現していることに共感を抱いてくださっている方がいらっしゃるのですね。
 
 ブログの記事の右側をクリックすると、アマゾンの申しこみ画面に飛べるようになっています。ときどきのぞいて見るのですが、在庫数が微妙に変化していくのがわかります。在庫が少なくなってくると追加で注文してくださる仕組みになっているのかな。それがまたぽつりぽつりと冊数が減っていきます。
 1年以上経過した今日も、日本のどこかのどなたかが注文してくださっているのだなと考えたりします。
 
 海外にいる昔の生徒から「励ます力」をその国の言葉に翻訳したいというお手紙もいただいた。私とその子とは非常に人生観が一致(?)していたのですが、そうくるかと思いましたよ。メールアドレスが書かれていたのでお返事をさしあげたのですが、気づいていないみたいだな。
 まあ、すべて宿命なのかもしれません。一期一会なのでしょうね。こんな時間に目が覚めて記事を書いている自分もどうかと思いますが、ぜんぶつながっているのでしょうね。
 
 
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2016.02.21 00:08

 その後も、合否報告がきています。全員が第一志望校に合格できればいちばんですが、現実問題としてそれはなかなか難しい。場合によっては全面的には満足できない学校に進まなければならないケースも出てきます。
 ただご本人とお話していると非常に前向きになってくださっている方もいらっしゃるので感心することがあります。復元力というか希望を見出す視力というか、ある意味天性の要素もあるのかもしれませんが本当に前向きな生徒もいる。
 
 以前、模擬テストで都立トップ校にずーっと合格間違いなしの判定が出ていた生徒がいました。私ももちろん受かると思っていた。ところが信じがたいことに落ちてしまいました。彼から連絡をいただいてこちらはあまりにびっくりしてすぐには慰めの言葉も出てこなかったのですが、彼のほうから「ご心配をおかけしてすみません。自分はもう完全に切り替えましたから大丈夫です」とおっしゃるではありませんか。
 たいしたものです。くやしくないわけがない。それをすべて飲みこんで先を見ている。
 
 とりあえず高校でトップをとるつもりだと笑顔でおっしゃっていた。3年後、当然のようにある国立大学合格の知らせを持ってきてくださった。似たようなケースはいくらでもあります。いくらでもです。もちろん中には不合格直後は泣いていた子もいました。それでも大学合格の報告で来てくださったときはだいたい「結果的にいい高校に進んだと思います」とおっしゃいますね。
 状況の中に希望を見つける力の強靭さが試されている。人生にはどうしてもそういう力が必要なのですよ。
 
 いいことなんて1つもないという表現がありますが、この日本でそれなりに豊かに生活できるかぎり(勉強を続けられるチャンスを持たれているということは、十分豊かであると思いますよ)全部が全部絶望的ということはないはずです。問題は状況そのものではなく、状況の中に希望を見つける能力が弱っていることにあるという事実に着目されるといい。
 もちろん絶望的に考えてしまうことはありますよ。人間ですからね。そのたびにリセットしてください。
 
 拙著「励ます力」にも書きました。道を見失ってしまうときのことを考えて、あなたもご自身が幸せである10の理由をどこかに書きとめておくといい。健康であるとか親友が近くにいるとか好きなタレントさんがいるとか、あたりまえみたいなことでもいろいろあるでしょう。そのうえ幸いにも勉強は続けられます。10の幸せを持ち、勉強まで続けられる生活のどこに絶望があるというのですか? 
 私は説得したいわけではありません。自暴自棄になっている方がいらっしゃるのであれば、冷静に考えてほしいというだけです。あなたがあなたの夢を叶えられるかどうかは、これからのあなただけが決めます。ほかの要素は一切ありませんから安心して賢い努力を続けてください。
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2016.02.20 06:44

 もうかなり昔の話になります。こういうシーンを見た。どこかで記事にしたかもしれません。
 当時、上石神井に住んでいました。通りをステッキを持ったお年寄りが歩いてきた。私はバス停でバスを待っていました。そのお年寄りは半身が麻痺されている感じでした。片方の脚を引きずるようにして歩く。同じ側の腕がやはり麻痺している。現在私の母もそうなのですが、脳の事故だと思います。
 
 酒屋さんがありました。当時は自動販売機でお酒を売っていた。お年寄りはよろよろしながら日本酒のカップを買いました。それから隣の駐車場に入っていった。駐車場は一部壁になっていて中の様子が見えません。
 十数秒ぐらいでしょうか、たいして長くなかったですよ。再び姿をあらわすと、空になったカップを自販機のゴミ箱に捨てました。それからまた何食わぬ顔で歩きはじめた。
 ああ、そういうことか・・・と思いましたよ。お酒が好きなのですね。ひと息でぐーっと飲んでしまった。
 
 おそらくお医者さんからは飲まないようにと止められているのでしょう。ご家族も当然その指示を守ろうとしますね。奥さんだかお子さんだか、ご家庭ではお酒を飲まないように見張られているのかもしれません。
 ただどうしても飲みたい。そこでリハビリを兼ねた散歩のついでに、見つからないように大急ぎで飲んだということなのだと思います。ひょっとするとそれが「日課」なのかもしれません。この件についてはその後何度も思い出しました。
 
 他人だから言えるのでしょうが、そんなに好きなのであれば若干寿命が縮んでも少し飲ませてあげたいような気はしました。生きるというのは、場合によってはそういう要素が出てくると思うのです。
 好きなことのために寿命を削るような何か。したいことは何もできないままとにかく健康であるという生き方もありだとは思いますが、命を賭けてもいい何かが見つけられた方はある意味で幸せかもしれません。
 
 昨年の末亡くなったモーターヘッドのレミー・キルミスター自伝というのを先週まで読んでいました。それはもうはちゃめちゃなロックン・ロール生活が書かれていましたが、彼はじつに多くのものを残しました。音源だけではなく。ある意味、哲学的なものさえ感じましたよ。
 難しいですね。生命を削って残していったような感じがします。意識してそうしたわけではないのでしょうが。
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2016.02.18 00:33

 教育ブログですから勉強のことだけを書くべきなのかもしれませんが、それだけですと2000本(もう少しで到達します!)も記事は続かないので、ときどき関係のないお話をはさませていただいています。
 するとけっこう反響が大きかったりする。とくに飲み屋さんの記事はこれまでたくさんの方に「役にたった」とか「行って満足した」とかおっしゃっていただく機会がありました。教室に直接お電話をいただいたことさえありますよ。
 
 お店の場所を詳しく訊ねられればもちろんお答えしています。ただ万が一お店にご迷惑がかかるといけないと思って記事そのものは基本的にイニシャルで表記することが多いですかね。名古屋伏見のDとか豊橋のCとか大塚のEとか北千住のOとか・・・
 実名で書いたところで大問題に発展することはないとは思いますが、そのあたり微妙に配慮しているつもりです。お店を応援したいときは、本当は実名を出したくもなったりします。
 
 私の住んでいる西荻窪(本当に住んでいるところはさらに20分ぐらい歩きます)は最近居酒屋さんの隠れた激戦区と呼ばれているそうです。駅周辺にいい居酒屋さんがたくさんできた。
 いくつかのお店にはうかがったことがあります。池袋教室長のU先生とご一緒したり息子と行ったりもしました。
 最近、その西荻窪ですごくいいお店を見つけました。以前からあったのですが、気づいていませんでした。
 
 雑誌で見かけて入ってみたらすごく居心地がいい。あんまりいいお店なのでお酒が飲めない妹を連れて行ったぐらいです。女性が1人でやっていらっしゃる。静かにボサノバが流れています。入口付近はかすかにお香の香りがする。お料理が手作りで大変おいしい。値段も手ごろで駅に近い。
 上品な女性が経営されているのがいいのでしょうね。おしつけがましい感じがなくて非常に落ち着きます。これなら女性の1人客でも安心できます。
 
 本科生の保護者の方で西荻窪にお住まいの方がいらっしゃいました。私の「励ます力」もあえて西荻窪の書店でご購入くださった。以前、西荻窪の居酒屋さんの情報をコメント欄でやりとりさせていただいたこともありました。
 ご存知かな? イニシャルで書くとAになります。最後に動物の名前がつく。「Aねこ」まで書いちゃおうかな。北口バス通り沿い左側です。機会があったらいらしてみてください。
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プロフィール

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長野先生
35年以上、中学生を教え続けてきました。生徒たちが日々の学びを通じて大きく成長できますように明るいヒントを発信していけたらと思います。

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