2015.09.19 01:03

「なくて七癖」ということわざがありますね。どなたにも気づいていないクセがあるように感じます。言葉の使い方にもよくあらわれますね。聞いていていらいらすることはないのですが、おっ、また出たなと感じるときがあります。
 何でもかんでも「超」をつける小中学生がいます。やたらと「ヤバイ」という言葉をはさむ子もいます。さらに「なんか」と話の最中に連発する子がーーこれはみんな気づいていないーー相当数います。それがいいとか悪いとかではなく、無意識のクセでしょう。
 
 意識的に話すというのはちょっと大切であるとも思いますが、ここではべつのお話をしようと思います。
 先日、電車の中で面白いクセの方を見かけました。話しながらぴしゃりぴしゃりとやたらとおでこを叩くのです。何人かの方が輪になって話していた。30代ぐらいでしょうか。ラフな格好をされていたのでそういう感じのお仕事なのか、あるいは平日でしたがお休みだったのかもしれません。その方が中心になって話が進んでいくのですが、本当にものすごいいい音でおでこを叩くのです。
 
「でさあ、しくったー! と思って」・・・この「しくったー!」の発言の直後にぴしゃり! とおでこを叩く。大きな音で痛くないのかなとも思うのですが、叩きなれていらっしゃっていい音だけ出すコツというのがあるのかもしれません。「やばっ」ぴしゃり!「それから慌てて戻って・・・」ぴしゃり!「いったいどういうことかと・・・」ぴしゃり!
 ぼんやり見ているうちに何だか笑いそうになってしまいましたよ。お仲間の方はあたりまえみたいに聞いていらっしゃったので、おでこをぴしゃり! はその方の長年のクセであり、当然の仕草だと見られているのでしょう。
 
 昔、サンドイッチマンのコントを見ていたら、アドリブなのかネタなのかボケの方がおでこを叩いて反応するシーンがあり、つっこみの方が「おまえ、そのリアクションはやめろよ」みたいなことをおっしゃっていました。
 そのとき、確かに昔はこんな反応(おでこを叩く)があったなと感じました。テレビドラマなんかでもーー何か失敗したときーー役者さんがときどきそんな反応を見せていました。昭和のころですよ。
 それがすっかりすたれてしまった。いまおでこを叩くことでご自身の気持ちを表現される方はほとんどいらっしゃらないと思います。
 
 じつは自室で私も自分のおでこを叩いてみました。しかし、あんないい音はとても出ません。大きい音をたてるとかなり痛い。ぱんぱんぱんぱん叩いていたら真っ赤になるのですが、やはりコツがあるのでしょう。
 やってみると気分がよかった。ただ私もクセになってしまいそうな気がしたのでやめました。黒板に文字を書き損じてぴしゃり! ではちょっと先生として軽い感じがしますからね。
 
 
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長野先生
35年以上、中学生を教え続けてきました。生徒たちが日々の学びを通じて大きく成長できますように明るいヒントを発信していけたらと思います。

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