2015.05.16 01:12

 私の手帳にはくだらないことばかり書いてあるので、こんなものを落とした日にはご先祖さまに申し訳なくて(?)切腹ものです。
 確認したい場所というのがいくつも書いてあり、実際に行けたところは順番に斜線で消してあります。ゴールデンウイークのおかげでずいぶん消化できました。具体的に書くと野沢銀座(先日の記事に書きました)、目黒、五日市街道(これも書いた)、中井→東中野(これも!)、竹下通り。
 
 行っていないところは五反田→高輪台の裏道、駒場東大前→大橋、亀戸、市ヶ谷のある地域・・・ぐらいでしょうか。
 街の様子がどんどん変わっていきます。母が入院している総合病院の近くに、非常に古い洋館がありました。はじめて通ったときはまだ小学校の低学年だったと思うのですが、あまりにもオシャレな建物なのですごいインパクトがありました。
 父と建物のまえを歩きながら私はこういう質問をした。そんなことを覚えているのは建物の印象が強かったからです。
 
 お父さんは教会というところはだれでも入れると言っていたけど重い伝染病(具体的には天然痘と言いました)の人は入れるの? と訊いた。すると父は入れるけど病院に行きなさいと言われるだろうなと答えました。重い病気だから病院に行きなさいと指示されるだろうと言った。何だかよくわからないものの、なるほどと感心しました。
 あるとき、昭和の風景みたいなのをたくさん撮影したどなたかのブログを偶然見ていたらその洋館の写真が載っていました。あ、あそこだ! とすぐにわかりましたよ。
 
 4月に母を見舞った帰り、そうだあの洋館はどうなっているのだろうと思ってわざわざ訪ねてみました。すると残っていた。空きアパートみたいな感じになっている。しばらく足を止めて見上げましたよ。同時に、確かにシャレた建物ではあるが、現在ここに住めと言われたらいやだろうなとも思いました。とにかく開放的なのです。その気になればどなたでもふらりと入ってしまえる感じがする。昔の中野界隈はそれだけ治安がよかったのでしょうね。
 ところが先日ーー5月11日ーー建物はもう跡形もなくなっていました。
 
 洋館だけでなく、あたり一帯が更地になっていた。夜中だったので細かいところはわかりません。再開発ということなのでしょうね。
 運よくほんのひと月の差でーー十年ぶりぐらいにーー目撃することができたということになります。こういう事件があるとやっぱり気になるところはぜんぶ見ておかなければという気持ちになりますね。
 大橋のとあるマンション。すごく気取ったひらがなの字体で書かれているので「まんしょん」が「みんくぉん」と読めてしまう。次はそれを1人で確認に行きます。単独行の美しさですよ。
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長野先生
35年以上、中学生を教え続けてきました。生徒たちが日々の学びを通じて大きく成長できますように明るいヒントを発信していけたらと思います。

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