2015.05.10 07:46

 昨日、面白いことがありました。クリーニングを出したくなった。私は毎週月曜日にあるクリーニング屋さんに行くと決めている(これには複数の理由があります)のですが、昨日突然いくつかの服をクリーニングに出したくなりました。
 その際、月曜日に行っているクリーニング屋さんとはべつのお店に行こうという気持ちになりました。10年ぐらい昔にほんの数回行ったことのある店があり、そこに行こうと思いたった。ワイシャツとスラックス程度なのですが。
 
 自宅を出て歩きながら不思議で仕方がない。どうして土曜日の今日、べつのクリーニング屋さんに行こうと思いついたのかよくわからないわけです。つぎの月曜日にいつものお店に行けばいいだけのことであって、ワイシャツにしてもスラックスにしてもどうしても出さなければいけない理由はないのです。
 しかしまた、思いついたということは何かいまは気づかない発見もあるのだろうと考え一瞬引き返したくなったのですが、予定通りクリーニング屋さんに向かいました。
 
 個人店なのでワイシャツもスラックスもいつもよりかなり割高でした。さらにそのお店に来てしまうとバス停が遠くなります。つまりふだん使わない隣のバス停まで歩かなければなりません。距離にしてたいした違いはないのでまあいいかなと。
 しかし、やはり不思議ではありますね。どうしてこんなことをしているのだろうとは感じる。合理主義的な見方をすれば、急いでクリーニングする必要のないものをお金をかけ遠回りして出す行為はどう考えても不自然です。
 
 バス停で5分ぐらい待っていたでしょうか。向こうから大勢の男子高校生ーー6~7人ぐらいーーが歩いてきた。バス停でふと足を止める。彼らも乗るのだなと思っていたら、その中の1人が「長野先生ですね?」と突然声をかけてきました。
 これにはびっくりしましたよ。知っている子なのですが、名前が出てこない。するとあちらから「Aです」と名乗ってくださった。3年前はメガネを使用されていた。それがコンタクトレンズにかわっていたことと、りりしい高校3年生に変身されていたのでイメージが違って見えたのです。
 
 ああ、きみか・・・という感じになりました。お父さまともお母さまともお目にかかったことがあります。息子さんに対して非常に理解のあるご両親でした。彼はある高校を気に入った。偏差値だけでいったら他にもあちらこちら高いところを狙える位置にいました。しかし、ご両親は気に入ったところに入るのがご本人のいちばんの幸せだと落ち着いていらっしゃった。それで彼自身も迷うことなく第1志望校に進学された。
 その判断が誤りでなかったことは、昨日の様子からよくわかりました。穏やかで優秀そうな仲間に囲まれて、のびのび生活されている感じでしたよ。
 
 彼とはいずれどこかで会いたいと思っていました。印象に残る生徒でしたからね。遠回りしたのは彼に会うためだったのかと納得しました。そうなのですよ。人生、あとで理由がわかってくるケースもあるのです。不合理な衝動も、もう少し信頼してもいいのかもしれないですね。
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長野先生
35年以上、中学生を教え続けてきました。生徒たちが日々の学びを通じて大きく成長できますように明るいヒントを発信していけたらと思います。

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