2015.03.02 05:48

 私は今年60歳になります。会社の定年規定がどうなっているのか真剣に調べたことがないのでよくわかっていません。ただこういう仕事ですから、教えることは続けていけるのではないかと期待(?)しています。
 昨日準備講座のことを書きましたが、たとえば新中1生などに対して私は確実に教え方が進歩しているように感じます。技術というより心の問題ですね。若いときよりいまのほうが絶対に包みこむ感情が強くなっている。大切に思う気持ちが厚いということです。
 
 若いときは若いときで精一杯だったわけですが、冷静に考えて昔の私に習うより現在の私に習ったほうが楽しいでしょう。げらげら笑うような楽しさではありませんが、滋味みたいなものは確実に伝わると思っています。
 要するに1つの節目であっても、私にとっては「結果」ではなく「経過」です。途中経過であり、これからおおいに進歩向上していくつもりです。立場がどうであれ、よりよく生きる気持ちに変化はありません。
 
 皆さんも合格不合格、いろいろなことがあったと思います。節目は節目でしょうが、その合格も不合格もあくまでも結果ではなく経過です。それはそうでしょう。ここで人生80年の結論が出るわけがありません。
 何度も何度も書いてきたように幸せであることに自信を持っている人間は、世界中のありとあらゆる学校を卒業しています。特定校の生徒だけが幸せになるというおかしな方程式は存在しません。合格不合格という1つの節目を迎えて、ここから幸せになるか不幸せになるかはこのあとをどう過ごすかにかかっています。「このあと」というのは瞬間の積み重ねのことであり、遠い未来という意味ではありません。
 
 万が一うまくいかなかったとしても「だめだ」という一義的な解釈を自分に押しつけないようにしてください。それは事実というより解釈なのです。まずまずだったという解釈もあります。行く学校があって本当によかったという解釈もあります。こちらの学校のほうが自分に合っているかもしれないという解釈もあります。この経験のおかげで成長できるという解釈もあります。
 人生のありとあらゆる場面でよりよく解釈する能力はやはり大切です。昔、病気でもうあまり長くないと宣告された居酒屋さんのおばさんが「だからこそうんと楽しまなくちゃー!」と笑顔を見せていた話はどこかで書きましたね。すべては同じことだと思います。
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長野先生
35年以上、中学生を教え続けてきました。生徒たちが日々の学びを通じて大きく成長できますように明るいヒントを発信していけたらと思います。

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