2014.10.29 09:04

 毎年毎年、受験生の顔ぶれは変わります。ですからこの時期は教室で毎年同じ話をしています。ついでにここにも書きます。新しい受験生の皆さんは参考になさってください。
 このあたりから、本当に勉強することに魂をこめてください。濃密に、丁寧にやってください。濃密に、丁寧にということは・・・何となく散漫になってきたら手を止めることです。いい加減な瞬間ーーどなたにもありますがーーを可能な限り少なくしていく。
 
 そして、1日に1点だけ上げることを目標にしましょう。5点10点ではない、偏差値を1でもない。文字通り5教科(3教科)の総得点をきのうより1点だけ上げてください。きのうが5科で260点なら今日は261点、明日は262点、あさっては263点です。
 なあんだそれっぽっち・・・ではないですよ。11月12月と1日1点ずつ上げたらどうなりますか。11月で30点、12月で31点、合計で61点も上がります。年が明けてもすぐに入試というわけではありませんから人によっては100点ぐらい上がる。
 
 いまのあなたの得点に100点足せば、志望校に絶対に合格できるでしょう。国語で言えば漢字1つ2点ーー2日分です。文法問題1つ4点ーー4日分です。濃密に努力すれば1点ぐらい上がらないわけがない。
 こういうのはあまり早い時期に言っても効果がない。教室では今週から伝えはじめるつもりでした。3月ぐらいにお話したところで、1日1点ずつ上げていったら満点を超えてしまう。ばかばかしいやと思われてしまう。ですからせっぱつまってくるこの時期まで封印していました。
 
 私なんかは人生そのものが受験生の皆さんが言うところの追いこみの時期に入っています。最晩年というわけでもなさそうですが、晩年は晩年でしょう。あれー、1年間むだにしちゃったなーというわけにはいかないですね。それこそ濃密に、残された時間を味わい尽くさなければもったいない。
 1日1点という考え方はそのまま人生にも応用できますが、必ずしも「得をする」という意味ではありません。人生の試験は高得点をとればいいというものでもない。自分なりの生きた証を確信するということなのでしょう。形になるかならないかはまた別問題です。
 
 昨日、教室に来る前に母親の見舞いに寄りました。正規の面会時間ではないのでどうかなとも思ったのですが、病院は快く入れてくださった。前日手術をしたばかりの母親と話しました。おかげさまでけっこう元気でした。いい時間を共有できたと思っています。行かないよりは行ったほうが病人のためになったでしょう。そんなことも私の1点だったりしますね。
 話がズレました。とにかく今日から1点ずつ必ず上げてください。朝起きたとき1点上げるぞと心に誓い、夜寝るときどの部分で1点上がっただろうかと考える。そのサイクルを大切に。このお話は忘れずに、できれば入試までどこかに貼っておいてくださいよ。
Tags :
幼児・小学生
中学生
高校生
高校受験
ソーシャルブックマーク:

プロフィール

プロフィール画像
長野先生
35年以上、中学生を教え続けてきました。生徒たちが日々の学びを通じて大きく成長できますように明るいヒントを発信していけたらと思います。

カレンダー

<<   2014年10月   >>
      01 02 03 04
05 06 07 08 09 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

新着記事

月別アーカイブ