2014.10.01 13:39

 フランキー・ヴァリ&ザ・フォー・シーズンズをモデルにした映画が上映されています。非常に評判がいいようですね。今年の1月、私はフランキー・ヴァリのコンサートに行ってきたのですが、そもそもは昨年来日するはずだったのが、映画の撮影の関係で今年に延期になっていました。昨年だと授業があって行けなかったので、個人的には延期されて助かりました。なかなか感動的なステージでしたよ。
 いつだったかブログにもいちばん思い入れの深いアーティストはやはりフランキー・ヴァリ&ザ・フォー・シーズンズだと書いた記憶があります。
 
 そうなるのですよ。ブラック・サバスやリッチー・ブラックモアやCHARさんなんかも同じぐらい好きなのですが、思い入れという点ではザ・フォー・シーズンズでしょうね。
 このグループに夢中になるには、私はちょっと時代的にズレていました。ビートルズでさえ中学生のときには解散しています。ザ・フォー・シーズンズの本当の全盛期はビートルズ旋風の起きる前ですから、後追いみたいな形で好きになった。それだけに音源が手に入らない。ベスト・アルバムだけは入手できたのですが、LPレコードの裏に広告が出ている他のアルバムを探すとぜんぶ廃盤になっていました。
 
 中学生のときです。レコード屋さんで調べてもらった。これもこれもこれも廃盤ですと言われました。何かありませんか? と食い下がって、あと1枚だけ「悲しきラグドール」の入ったアルバムを取り寄せてもらうことができました。
 2枚のアルバムを手に入れるのに数ヶ月かかりました。調べたり注文したり大変でしたよ。さらに高校に進んで、海外からレコードを取り寄せてもらうシステムが存在することを知りました。これまた非常に手に入りにくいレコードの辞典(?)みたいなやつを友だちに見せてもらって、フランキー・ヴァリが本国ではソロアルバムを出していることを知りました。
 
 中野のブロードウェイにあるいつも行くレコード屋さんに頼んでみると、取り寄せられるかどうかわからないが取り寄せることができたとしても3ヶ月ぐらいはかかるだろうと言われました。それでもいいからと頼んだのですが、とうとう連絡は来ませんでした。
 大ヒット曲の「君の瞳に恋してる」が入っているかどうかアルバム名だけでは判断できなかったのですが、いちかばちかみたいな気持ちで取り寄せようとしたのです(ちなみにCD化されたものを私は持っています)。私は当時から毎月発売されるレコードのカタログ誌を舐めるようにして読んでいたので、ついに1972年のある日フランキー・ヴァリの「君の瞳に恋してる」のシングル盤が再発されたことを知って狂喜乱舞して買いに行きました。
 
 そのシングル盤は先輩に取られてしまったのですが、ああいう苦労というか努力というかさまざまな経緯があったからこそ、これだけ夢中になったし思い入れも深くなったと思うのです。
 昨晩、今日はこの話を書こうと決めていたので改めてYoutubeでフランキー・ヴァリ&ザ・フォー・シーズンズと検索してみたところ、出るわ出るわ、いままで私が聴いたことのない音源まで出てくるではないですか。
 この便利さが何かを失わせているなとも思います。こんなに簡単に手に入ってしまったら、中学生だった私は人生を傾けるほど夢中にならなかったと思います。不便だったからこそ、逆に幸せだったのですね。
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長野先生
35年以上、中学生を教え続けてきました。生徒たちが日々の学びを通じて大きく成長できますように明るいヒントを発信していけたらと思います。

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