2014.10.31 09:21

 今月いろいろありまして16日にお休みをいただいたのを最後におとといまで連続で教室に来ていました。1日だけお休み扱いにして、書籍のための撮影をしていただいた日があります。プロのカメラマンの方に写真を撮っていただく機会なんてないですからね。何だか緊張しましたよ。どんな風に写っているか自分自身でもまだ見ていませんが、いくつかは掲載されると思います。
 何しろ私は無名ですからね(そこがいいのですが)。どういう人間かということを手っ取り早くわかっていただくために、そうしたページを作りました。自分の愛聴しているCDのジャケットなんかも載るはずです。すごいの「も」入っていますよ。
 
 撮影そのものはすごく楽しかったのですが、スタイルはいつもと同じようにスーツにネクタイ姿です。模擬授業みたいなこともやりました。ふだん仕事に来ているときとがらりと気持ちが変わるかといえば必ずしもそうではありません。
 つまり約2週間毎日仕事みたいなものでした。するとやっぱりちょっとだけ息苦しい感じが出てきます。休みたいと思う。ちょうどいい機会だったので、私は何が自分を「休みたい」と思わせるのだろうと心の中を観察してみました。好きな仕事のはずなのに何が理由で休みたくなるのだろう? と。
 
 その結果、こういうことを感じました。
 人間、全裸でいると気楽ですね。しかし、全裸でうろつけるのはよほどの条件が揃ったときだけです。1人か、とことん信頼関係のある相手と一緒のときででもなければ、全裸でうろうろできるものではありません。
 いつだったかな。ある日私がワイシャツにネクタイをしめてまだスラックスをはかずに下着姿で何かを飲んでいたところに息子が起きてきたときがあります。開口一番こう言いましたよ。「お父さん、その格好はどうしたことだ?」どんなに親しいあいだでもそんなものだと思います。逆に言うと、だからこそ全裸でうろうろできる状態は気持ちがいいのでしょう。
 
 休みの日というのは心の全裸みたいな感覚なのですね。どこに行って何をしてもいい。何もしなくてもいい。食べてもいいし食べなくてもいい。仕事の日ですと(あとで食べられないからいまのうちに)と考えたりしますね。いくらおいしいものを食べても「いまのうちに」の不自然さの中では失われてしまうものがある。 
 昨日は完全に休みでしたので久しぶりに心の全裸ですよ。行っても行かなくてもいいところへ乗っても乗らなくてもいいバスでわざわざ出かけて行った。途中で渋滞に巻きこまれた。それが楽しいのは仕事とは別の論理が働いているからです。
 日が高いうちからビールを飲みました。これまた(あたりまえですが)休みの日にしかできません。夜は夜ではじめて入ったお店で偶然同席したプロボクサーの方とお話しました。まあ、そんな風にしてまた仕事に備えるわけです。
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2014.10.29 09:04

 毎年毎年、受験生の顔ぶれは変わります。ですからこの時期は教室で毎年同じ話をしています。ついでにここにも書きます。新しい受験生の皆さんは参考になさってください。
 このあたりから、本当に勉強することに魂をこめてください。濃密に、丁寧にやってください。濃密に、丁寧にということは・・・何となく散漫になってきたら手を止めることです。いい加減な瞬間ーーどなたにもありますがーーを可能な限り少なくしていく。
 
 そして、1日に1点だけ上げることを目標にしましょう。5点10点ではない、偏差値を1でもない。文字通り5教科(3教科)の総得点をきのうより1点だけ上げてください。きのうが5科で260点なら今日は261点、明日は262点、あさっては263点です。
 なあんだそれっぽっち・・・ではないですよ。11月12月と1日1点ずつ上げたらどうなりますか。11月で30点、12月で31点、合計で61点も上がります。年が明けてもすぐに入試というわけではありませんから人によっては100点ぐらい上がる。
 
 いまのあなたの得点に100点足せば、志望校に絶対に合格できるでしょう。国語で言えば漢字1つ2点ーー2日分です。文法問題1つ4点ーー4日分です。濃密に努力すれば1点ぐらい上がらないわけがない。
 こういうのはあまり早い時期に言っても効果がない。教室では今週から伝えはじめるつもりでした。3月ぐらいにお話したところで、1日1点ずつ上げていったら満点を超えてしまう。ばかばかしいやと思われてしまう。ですからせっぱつまってくるこの時期まで封印していました。
 
 私なんかは人生そのものが受験生の皆さんが言うところの追いこみの時期に入っています。最晩年というわけでもなさそうですが、晩年は晩年でしょう。あれー、1年間むだにしちゃったなーというわけにはいかないですね。それこそ濃密に、残された時間を味わい尽くさなければもったいない。
 1日1点という考え方はそのまま人生にも応用できますが、必ずしも「得をする」という意味ではありません。人生の試験は高得点をとればいいというものでもない。自分なりの生きた証を確信するということなのでしょう。形になるかならないかはまた別問題です。
 
 昨日、教室に来る前に母親の見舞いに寄りました。正規の面会時間ではないのでどうかなとも思ったのですが、病院は快く入れてくださった。前日手術をしたばかりの母親と話しました。おかげさまでけっこう元気でした。いい時間を共有できたと思っています。行かないよりは行ったほうが病人のためになったでしょう。そんなことも私の1点だったりしますね。
 話がズレました。とにかく今日から1点ずつ必ず上げてください。朝起きたとき1点上げるぞと心に誓い、夜寝るときどの部分で1点上がっただろうかと考える。そのサイクルを大切に。このお話は忘れずに、できれば入試までどこかに貼っておいてくださいよ。
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2014.10.28 07:33

 以前も書いたと思うのですが「礼は心の花」という言葉があります。そうですね。礼は心の花。礼儀正しい人の心の中には花が咲いている。余裕みたいなものでしょう。ぎすぎすしていない。相手がたとえ小さな子どもであっても、その花の香りは伝わっていきます。
 
 20歳になったかならないかのころ、こんなことがありました。おつきあいーーと言っても現代風のそれとは次元が違いますがーーしていたある女の子が私に言うわけです。あなたはあっちこっちでぺこぺこしすぎる。もっと偉そうにしていてほしいと。
 そういう男の子が好きだったのでしょう。で、そのお嬢さんと2人のときはお店なんかで意味もなくふんぞりかえって見せたりしました。注文を取りに来てくださったウェイトレスさんにいままでは「コーヒーください」と言っていたところをぞんざいに「コーヒー」とだけ言う。
 
 デート相手のお嬢さんはいくらか満足そうでしたが、こちらは全然落ち着かない。礼儀正しくまでいかなくても、当時から若干の花は咲いていたのでしょうね。もっと丁寧に接したくて仕方がなかったですよ。
 ときどき大人でも非常に不機嫌そうな方とお話することがあります。飲み屋さんなんかで・・・ですかね。10年以上昔、お正月の2日に新宿のある飲み屋さんーー営業していること自体がすごいーーに行きました。私は正月特訓(受験生用の授業があります。面白いですよ)の帰りでした。隣に座った方がとにかく私に向かって威張る。こちらはおとなしく聞いているのですが、それにしても横柄な感じでした。
 
 そのうちふと息子さんの話をされた。親子関係がうまくいっていないというのです。私はーーまあ、専門分野ですからーーいくつかその場で思いついたお話をしました。すると突然どこかに電話をかける。お店の中だってお構いなしです。しかも、相手が何と(!)関係がうまくいかない当の息子さんなのです。そして「いまな、よく知らない偉い先生みたいなのがお前にアドバイスがあるそうだからよく聞け!」とこちらに電話を渡してくるではないですか。しどろもどろで何か喋った記憶があります。相手の息子さん(おそらく高校生)はきょとんとして「あなたはどなたですか?」と言っていましたよ。
 
 礼儀正しくして失うものはありません。相手の礼儀正しさに応えられないことのほうが失うものが大きい。この人、花が咲いていないのか・・・とすぐに見破られてしまいます。礼儀正しい方とお話すると心が落ち着きますが、こちらにもあちらの花が見えるのでしょうね。その美しさにほっとするのではないかと思います。
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2014.10.27 08:13

 クリーム(バンド名)のジャック・ブルースが亡くなったそうですね。まあ、そういう年齢と言えばそういう年齢なのか。ゲーリー・ムーアも亡くなりましたからBBM(どなたもご存知ない?)の3人のうち2人が亡くなってしまった。最年長のジンジャー・ベイカーだけが健在であるというのもある意味皮肉かもしれません。
 1994年にBBMがデビューしたときのジャック・ブルースのインタビューは鼻息荒かったですよ。前年にアルバムを出したカヴァデール/ペイジの存在に触れて「一緒にしないでくれ」とまで言っていました。
 
 すごい意気込みではありましたが、売れなかったみたいですね。音はまるでクリームそのものでした。1994年にクリームが出てきた感じ。
 ジャック・ブルースというミュージシャンはある時期本当に好きでした。1980年代の後半、深夜のテレビ番組で偶然ソロ・コンサートの様子を目撃して楽曲の素晴らしさに感動しました。厳密に言ってロックの範疇からはずれたような曲が多いわけですよ。ジャズやソウル・ミュージック、あるいはファンクみたいな曲を演奏している。ご本人に訊けば「ぜんぶブルーズだ」とおっしゃるでしょうけどね。
 
 いい曲がたくさんあるもんだなーと感心して当時手に入るかぎりのソロアルバム(再発されたものばかりでした)を購入しました。ジャズっぽい名曲をロックの解釈で演奏している感覚が斬新だったのです。
 ある意味でCHARさんに似ているかもしれません。演奏も風貌もロックの王道を行く感じですが、楽曲的には他のジャンルの要素が色濃く出ている。いつだったかジャック・ブルースとCHARさんとサイモン・カークの武道館公演が中止になったことがありますが、あれは残念でした。当然行くつもりだったのですが。
 
 同じクリーム出身でありながら、エリック・クラプトンとジャック・ブルースの世間的評価にこれほどまでの差がついてしまったのはどうしてなのだろうと考えてみたことがあります。ジャック・ブルースは深刻なドラッグ中毒だったときがあるみたいですが、それはクラプトンも同じです。楽曲はまったく問題ないですし(私はむしろジャック・ブルースの作った曲のほうが好きです)、ステージも文句なしにかっこいい(わざわざ名古屋のライブハウスまで見に行ったこともありました)。それなのに天と地ぐらいの差が開いた。
 
 要するにあれですね。クラプトンは一介のギタリストからスタートしていつのまにか文化人になっているわけです(悪い意味ではありません)。最近のストーンズなんかもそうですね。各界の名士が称える存在になった。ところがジャック・ブルースはいつまでたってもロッカーなのです。しかもダークなイメージがある。いまさらそんなことを言う必要もないのにわざわざ「ツェッペリンはクズだ」と発言したのは50代になってからでした。チープでもパンクでもない。しかしダークなのです。
 そこがいいんだな。じつは私もちょっとそういう人間でありたいと思っています。ダークでいたい。残念ですよ。
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2014.10.26 08:09

 この2週間、珍しくちょっと忙しい。休みの日もじつは教室に来ていたりしています。進路指導会議という大切な会議があります。受験生1人1人の志望校を各教科の先生方と吟味する会議で、Z会進学教室ではどこの教室でも実施されています。
 こういう会議にまさか自分は教室長なのだから、他のすべての先生が私の休みに合わせて出るべきだというわけにはいきません。教室長だからこそ、逆に皆さんにむりのない日時を設定しなければいけませんね。
 
 するといつもの休みがつぶれてしまいますが、それは毎年のことであり不満はまったくありません。
 ただ今年はちょうどその期間に母親の入院と手術(予定)が重なりました。何もピンポイントにこの週でなくてもいいのに・・・とは思うのですが、そういうことになった。見舞いに行くのも仕事を早めに切り上げて・・・という形になってしまう。金曜日の晩ーー仕事場の人数が少なかったので本当は最後まで教室に残っているべきだったのですがーー病院の面会時間に間に合うように教務の方にお願いして18時すぎに退出しました。
 
 物事はなかなか予定通りには進みませんが、こういうのはいらいらしないことです。できることだけを落ち着いて1歩1歩進めていく。できないことは進めようがないので「それでいい」とすぱっと割り切ることです。「それでいい」ではないな。「それこそがいちばんいいのだ」と考える。
 私はよく「全体」と「部分」ということを考えます。世界が全体、私が部分ですね。部分の私は全体から独立しているように見えても全体の一部に決まっています。ということは全体の流れのなかで振舞うことが大切なのであって、全体と対立する考え方はおかしいということです。
 
 全体が、私の多忙な時期と母親の入院や手術を同時期に計画(?)したのであれば、現在の私にはその理由がよく見えないもののやっぱり「正しい」ことになるはずなのです。部分がそれに抵抗するのはたとえて言えば目だけが全身に抵抗しているようなものでしょう。
 全身が海に来たのであれば海が見えるのが当然であって、都会のネオンが見えないと焦るのは全体を信頼していない証拠です。都会のネオンが必要なときは全体(全身)が都会に行きますから、安心してそのときを待つ。
 
 変な焦りをまったく感じないというだけで、人生はかなり楽になります。中学生(に限りませんが)の皆さんもやるべきことが山積していて精神的にばたばたされることもあるでしょうが、それこそが「全体の計画」であると信頼して生活されるとよいと思います。全体を信じられない部分は不幸ですよ。この問題は非常に深いものがありますね。
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2014.10.25 06:50

 鍋屋横丁についてコメントをいただいたのでびっくりしました。ローカルな話題で申し訳ないのですが、どうしても鍋屋横丁の思い出を書きたくなってきました。
 中野坂上から新中野駅方面に青梅街道を歩いてくるとやがて鍋屋横丁にぶつかります。ほぼ新中野駅の真上ですね。大昔、鍋屋というお店があったそうです。地元では略して「鍋横」と呼ばれていました。私の実家からは10分ぐらいでした。コメントをくださった方は八百屋さんの看板について書かれていて、確かに八百屋さんの記憶はあるのですが看板のことは忘れていました。時期的に私は目撃しているはずなのですが。
 
 角地に書店があり、ときどき立ち読みしたことを覚えています。繊細な少年期で、背後に人がいないのを確認してグラビアアイドル(当時もそれっぽい方がいました)のセミヌードのページを盗み見たりしていましたよ。年齢的に思い切って雑誌を買うだけの勇気はないわけです。店頭でちらちら見るしかない。情けない限りですが、自分にとっては大切なよき思い出になっています。やがて大人になる過程でヌードが掲載されているような雑誌も堂々と買えるようになったわけですが、どきどきしながら店頭で盗み見ていたころのほうが幸せだった(?)ように感じます。
 
 ケーキ屋さんがあり、小中学生のころお客さんが来るときにケーキを買いに行かされました。「アマンドブッセ」という名称のケーキを買って来いと。この歳になるまで名称を忘れていません。
 お釣りがなくなって慌てたことがあります。ケーキ屋さんで受け取ったはずの500円札が見あたらないのです。1960年代の500円でしたからちょっと深刻でした。自宅に帰って母親にすごく叱られると思ったのですね。通ったところを何度も歩きなおしてみました。通りに面したお店のご主人にーーそこが八百屋さんだったような記憶もあるのですがーー500円札が落ちていませんでしたか? と訊ねたりしました。
 
 じつは買い物をしたあと私は例によって電話ボックスに入っていたずら電話をかけたりしていたのです。当時は本当にそんなことばかりしていました。そうこうしているうちに落としてしまった。
 ほとんど泣きそうになりながら自宅に帰って母親に寄り道をしなかったのに(とわざわざウソをついた)なぜか500円札がなくなってしまったと告げました。母親はこわい顔でポケットをぜんぶ探してみなさいと言った。さんざん見ていますからね。何度も見たんだと言いかけて、ふと胸ポケットが残っていたことを思い出しました。
 
 はたしてお札が入っていました。いたずら電話に夢中になっていて、いつもは使わない胸ポケットに押しこんだのですね。
 鍋屋横丁は今年も1度だけ歩きました。ときどき様子を見に行きたくなるのです。書店もケーキ屋さんももうなくなっています。歩いていると、うろたえながら500円札を探し回っている12歳の少年がいまにも飛び出して来そうな変な気持ちになります。いまはこうしてもっともらしい顔をしていますが、私の本質はそんなところにあるのです。
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2014.10.24 08:03

 オーラとか波動とかという言葉が出てくると「なんだ迷信か」みたいな顔をされる方がいらっしゃって、それはもちろん自由だとは思うのですが、何かあると思わないのも不思議だという気がするときがあります。たとえば「よさそうな人」とか「ずるそうな人」とか「やさしそうな人」とか言いますね。この何々「そうな」というのは、見ている方がどこかで対象者のオーラや波動を読んで、自然に形容がつくのではないか。
 ですから「よさそうな人」というのは、あちらこちらでいい人そうと称される傾向が強いように感じます。 
 
 しっかりしているとかちゃらちゃらしている(いい悪いではないですよ)とかという形容も必ずしも服装だけではないですね。しっかりしている人は制服を着ていなくてもーーTシャツにジーンズといった軽装でもーーやはりしっかりした人に見えます。そうした経験はどなたにもあると思います。
 するとこういうことは言えますね。あなたが何かなりたいものがあったとする。そのなりたいものの波動と現在のあなたご自身の波動のあいだににどれぐらいの開きがあるか。それは意識されてもいいと思います。
 
 受験だってそうですよ。ある高校に行きたいと思う。その高校がたとえば難関大学への進学率がものすごく高いとします。勉強しないでそんなところに合格できるわけがないので、その高校には勉強家が揃っているということになります。みんな勉強する。勉強させる。そこに「さーて、受験も終わったことだし当面は部活動だけに専念するか」という人が入ってきたらどうなりますか? みんなが猛烈に勉強しているなかで他のことに全力を尽くしていたらやはり浮くでしょう。明らかに周囲と波動が違っているからです。勉強させる高校には勉強家が似合う。あたりまえの結論です。
 
 オーラだとか波動だとかはあきらかに変化します。体調や人生観によって変化してくる。よくなる場合もあるでしょうし悪くなる場合もあるでしょう。自分自身のあるべき姿に近づいているときはよい。遠ざかっていく場合は悪いということですね。
 悪くなっているときは調整しなければいけませんが、強引に「直そう」とするとうまくいきません。直すより休むほうが効果があります。休んでいるとひとりでに整ってくる。休むことに絶対に罪悪感を持たないことです。罪悪感を持たないこと自体が本来の休みなのです。休むときは休む過程を充実させる。濃密に休む。幸せに休む。そういうことです。
 
 
 
 
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2014.10.23 10:57

 長いこと生きていると、とんでもないものを見たという経験はどなたにもあるでしょう。私はもう相当長く生きてきたので、本当に信じがたいものを何度か見た経験があります。
 いわゆる光る物体ですね。UFOというやつ。はじめて見たのは1987年の名古屋でした。駅近くのホテルの窓から強烈に光る物体を見た。写真を撮ろうと大慌てでカメラを取って戻ってくるとすでに物体は消えていました。
 
 空に浮かぶ発光体はつい数年前にも見たことがあります。ブログにも書きましたね。自宅の向かいの公園のベンチで見た。夕方、遠くに丸い発光体が見えた。それが見る見るうちに遠ざかって行く。ものすごいスピードでしたよ。あっという間に見えなくなりました。
 そこは飛行機なんかもよく通っているのですが、全然スピードが違いました。飛行機って実際はすごいスピードでも下界から十分目で追えますね。発光体の遠ざかっていくスピードは、光の変化から考えるととても目で追える感じではありませんでした。
 
 とてつもなく巨大な犬を見たことがあります。四谷駅近くの高級そうな住宅街でした。じつに、熊みたいに大きかった。
 私はまだ10代で同性の友人ーーでもないかーーと2人で裏道を歩いていました。私の前をいまの私ぐらいの歳のサラリーマンが歩いていた。延々と壁が続いています。1メートル以上ある壁の向こう側で突然大きな犬が立ち上がりました。一瞬です。そんな高い壁なのに胸より上がわっと出てきた。すぐに壁の向こう側に消えました。私の前を歩いていたおじさんがこちらを振り返り「き、きみたち、いまのを見たか!」と叫んだ。それぐらいの衝撃でした。「2メートル近くあったよな?」
 
 友人はこちらを見ていて目撃していない。あとで興奮したおじさんのセリフを鼻先で笑い「完全に頭がイカれてるな」とばかにしていました。
 私はうまく応じることができませんでした。あんまりびっくりしたので言葉が出てこなかった。それに彼とはそんなに親しくなかった。本当なんだ・・・なんて告げたところでむなしいだけです。あれはいままで見た犬のなかでいちばん大きかった。と同時にいまは本当に犬だったのだろうか? という疑念を抱いています。
 
 高校生のとき、宇宙人を見たとウソをついたことがあります。鍋屋横丁で見た、全身が紫色だった、こんな歩き方だった・・・と何となく友人ーーこちらはホンモノの親友ですーーに話しました。退屈だったのですね。それから何ヶ月か経って彼が「もう1度宇宙人の話をしてくれよ」と言う。私はびっくりして「ああ、あれウソだよ」と軽い気持ちで答えました。すると彼はひどく落ちこみました。「きみが面白がってウソばかりついているのはわかってたけど、おれにまでウソをつくとは思わなかった」と言うではありませんか。あれは痛かった。ウソをつくのはもうやめようかなと意識的に考えました。鮮明に覚えています。
 
 
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2014.10.22 10:46

 今日は忙しいので自宅からです。土日でなくてもそういう日があるのです。教室での会議とかいろいろあって、夜は夜で授業。面談も入っていたかな。食事の時間がとれるかどうか微妙な感じですが、食事抜きはしょっちゅうなのであまりこだわりは持っていません。
 朝と昼を抜くとちょっとした断食みたいな感覚になり頭がすっきりします。食べる時間もないと不満に感じるのではなく、プチ断食を楽しむぞ! という気持ちが大切ですね。
 
 中学受験をしない小6生のための授業がはじまっています。私は現在は国語科の教材のお仕事に一切関わっていません。Z会進学教室には専門のいい先生がたくさんいらっしゃるので、私はのんびり(?)していられるのです。
 ただこの受験をしない小6生の教材についてはじつはぜんぶ私が選んだという経緯があり、非常に愛着があります。自分で自由に作ることができたので、小学校6年生の少年少女にぜひ読んでもらいたいという「文章」だけを選びました。問いはどうでもいいやという感じで。
 
 2回目の授業のとき、時間の話が出てきました。時間を持ったことで人類の文明は発展してきたというようなお話です。全面的に正しいかどうかはわかりませんが、非常に面白い視点ですね。何しろ時間がなければ組織的行動だとか秩序だった生活だとかができないわけです。明るくなったら集まろう・・・では皆さんいつになったら揃うのかわからない。そういうことが書いてある。
 と同時に、時間は各自が持っているものでどう使うかは「生き方の問題」だとも書かれています。
 
 小学生に限らないですね。どなたもそうです。いまのこの瞬間(以外の時間をじつは私たちは所有できませんね)をどう使うかということは、あなたがどう生きるかという大きな問題に直結しています。
 たとえば私はふだんだとだいたいこの時間帯は、スーツに着替えて趣味の将棋の研究をしているころです。まあ遊んでいる。今日もそうしてもいいのですが、教室に出てからだと忙しいのでブログの記事はちょっとだけ質が落ちたものになるでしょう。楽しみにしてくださっている方がたくさんいらっしゃるのに「その生き方でいいのか?」ということです。
 
 空いている時間を勉強に使いなさいというお説教ではないですよ。ただし意識して使いなさいとは伝えたいかな。この瞬間何をしているかーー結局あなたの生き方なのです。
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2014.10.20 13:40

 昔は欧米のバンドなんかで、調べても調べても内情がよくわからないということがありました。謎のグループ・・・みたいなやつですね。そういうの、引きこまれたものです。わざとわからない存在にしておくという営業的配慮があったのかもしれません。
 1980年代、イギリスのUFOというバンドに日系人ギタリストが加入したことがありました。どういう経歴のギタリストなのかすごく興味があったのですが、ご本人が「ミステリアスな存在でいたい」という理由で、ほとんど喋ってくださらない。そのことが逆に魅力を高めていた感じもあったかもしれません。
 
 現在はちょっと調べればーーインターネットでーー何でもすぐにわかってしまいます。便利ではありますが、若干味気ない(?)感じもあります。
 私は完全に無名な普通のオジサンでそこがいいところだと思っているのですが、ブログの書籍化にあたって多少は露出した部分も作りましょうということになりました。近くプロのカメラマンの方がいらっしゃって、私がどういう背景を持った人間であるかということがわかるような撮影をすることになっています。巻頭に載せてくださるというのです。
 
 好きなCDだとか持っている古い音楽誌だとか愛読書だとかを探してみてくださいというお話でしたのでいろいろと探してみました。
 するとーーびっくりしましたよーー保管していたなかでいちばん古い雑誌は1971年11月号の「ミュージック・ライフ」誌でした。43年も昔です。レッド・ツェッペリンの初来日特集号。表紙がひどくぼろぼろになっていますから載せていただけるかどうか・・・いずれにせよ1971年から自分は6回引越しを繰り返しています。そのたびに大切に持ち運んでいたことになりますね。
 
 ほかには「旺文社文庫」の「車輪の下」が出てきました。その昔、旺文社で文庫本を出していたことがあったのです。文庫本なのにちゃんと箱に入っている。高級文庫本ですね。中学生のときに買いました。それから数回読み返していますが、この文庫の存在は忘れていたのですべてべつの版で読んでいました。
 こんなのもまた載せていただけるかどうかはわかりませんけどね。CDもいろいろ用意してみました。古めのやつから新しいものまで。
 
 私自身の授業風景(ただし模擬的なものです)も撮影してくださることになっています。ちょっと緊張しますね。あたりまえですが、きちんとした格好をして来ようとは思っているものの、張り切りすぎると七五三みたいになってしまいます。誰だ? この七五三オヤジは・・・では肝心の中身を読んでいただけないでしょうから、まあそこそこですね。そこそこにきちんとしようと思っています。
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長野先生
35年以上、中学生を教え続けてきました。生徒たちが日々の学びを通じて大きく成長できますように明るいヒントを発信していけたらと思います。

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