2014.09.15 09:58

 いろいろ難しい問題なのですが、子どもたちにはある程度飢餓感を持ってもらわないといけないというのがあります。飢えた感じ、お腹が空いた感じですね。ああ、何か食べるものがあったらいいなと思う。そこにちょうどよく適切な食べ物を提供してあげればおいしく食べられるでしょう。
 お腹いっぱいではいくらご馳走を用意したところでそっぽを向かれてしまいます。この「ほどよい飢餓感」こそある種の鍵になります。逆に言うと中学生ぐらいになったら自分がいま「お腹が空いた状態かどうか」考えられるようにならないといけませんね。
 
 気が向いたときに気ままに食べる生活ですと、決まった時間にお腹が空きません。きちんと食事がとれないということです。ときどきありますね。お菓子をたくさん食べてしまってもうご飯は食べられない・・・というケース。栄養価の低いお菓子でとりあえずお腹をふくらませてしまったので決まった食事が入らないというのは問題です。
 お菓子は刺激があるのですよ。普通のご飯より刺激があります。甘かったり冷たかったりすごく辛かったりシュワシュワ(?)していたりする。面白いのでどんどん食べてしまうのでしょう。
 
 脳に対しての刺激物ということになるとやはり「音響」や「映像」でしょう。両者とも活字以上に刺激的で面白い。だから皆さん、ゲームにはまる。
 あれが文字を追うだけだったらこんなに流行らないですよ。私は息子や家内(!)がゲームをやっているところをただ傍観しているだけで自分では一切やらないのでよくわかりませんが、大きな音がして何かがはでに爆発していたりします。考えようによってはものすごい刺激です。刺激物をどんどんとっているのと同じでしょう。しかし、場合によっては刺激を受けすぎているかもしれません。お菓子を食べすぎている。
 
 それで「お腹いっぱい」ということではもう勉強はできませんね。この場合は「脳がいっぱい」でしょうか。あー、たくさん刺激を受けて疲れたなー・・・みたいな状態で、それこそ低刺激(?)の活字を黙々と読むという作業がどれだけはかどりますか? 活字を追っていくのは本当に繊細な行為で、活字が活字のままではじつは頭に入っていきません。いちいち「絵」に発展させないといけないわけです。「彼女は自分の部屋でこっそりケーキを食べた」と書いてあったら、どんな女の人がどんな部屋でどんな様子でケーキを食べているか、瞬時に想像しないといけないですね。
 
 彼女って・・・いくつだよー、女の子の部屋なんて男兄弟ばかりだからわかんねーな、ケーキって誕生日にロウソクたてるやつか? なんでこっそりなのかどこにも理由が書いてねーじゃねーか・・・では到底正確に読み取れない。
 それに対して、きっと気の弱そうな女の子が部屋の隅で家族に見つからないように大慌てでーーひょっとしたら立ったまま手づかみかもしれないーーチーズケーキでも食べているのだろうと活き活きとイメージする人もいます。全文に関してそうした差がついてくる。読解力の違いですね。
 
 刺激物でお腹をいっぱいにしてしまわない工夫が大切だと思いますよ。
 
 
 
 
 
 
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2014.09.14 12:21

 N谷園の松茸風味の有名なお吸い物がありますね。子どものころよく食べたものです。私が好きというより、親が買ってくるのですね。「これが松茸の風味だ」と言われました。
 風味? しかしこちらは子どもなのでよくわからない。理解できないわけです。味とは違うらしい。匂いのことかと質問しました。匂いと言えば匂いだが、それだけでもないという。要するに「風味」なのです。何だかよくわからねーなーと思いながらも個人的には塩気がおいしくてしょっちゅう食べていたような気がします。
 
 大人になり、松茸を食べる機会が出てきました。N谷園のお吸い物のなかにも切れ端みたいなのが入っていた記憶がありますが、あれはさすがに松茸ではないでしょう。大人になり、ホンモノが食べられるようになった。
 私が居酒屋さんで食べてきたものはたいして高くはありませんから国産品ではなさそうです。輸入物でしょう。何十年も昔、国産品のすごく高そうな松茸をいただいたことがあるのですが、私の手に渡るまでの保管状態が非常に悪く(複雑な経緯があったのですが省略します)、手もとに来たときは食べられる状態ではありませんでした。あれは残念だったな。
 
 土瓶蒸しというやつをときどき食べます。だし汁と一緒に松茸だけではなくいろいろなものを土瓶に入れて蒸したものです。汁を味わいなかの具材をいただく。
 いろいろ調べてみると、なかの具材まで食べるのは邪道であると書かれたものがありました。汁だけ味わい、出がらしの具材は捨ててしまうというのです。もったいない感じですが、そういう発想もありなのでしょう。味を確認する前にいきなりかぼすを搾ったりしてはいけないと書かれているものもありました。
 
 その土瓶蒸しを先日食べました。ここが私のすごい(?)ところで、1日に2回食べた。
 ある大衆酒場でまず食べた。おいしいのですが、味が濃いのですよ。不自然に濃い。よく見ると汁のなかに細かい粉みたいなものが混じっています。
 ははあ・・・と思いましたよ。松茸の量が少ないので何かしらーーよくわかりませんがーーN谷園的なものを応援に使用しているのではないか。業務用の調味料があるのかもしれません。それでもおいしいことはおいしい。具も全部食べました。
 
 その後、わざとちょっとだけいいお店に入った。その時点で食べ比べてみようという意志は固まっていた。するといいお店の土瓶蒸しは味が薄いのです。はじめはあれ? と思いました。ところが時間がたってくると徐々に濃くなってくる。滋味みたいなものが滲み出てくるのですね。汁を観察したのですが、粉は見つかりませんでした。
 これが本当かもしれないと思いましたよ。と言ってもどちらも千円以下です。で、結論なのですが、1日に2回も松茸の土瓶蒸しを食べるものではありませんね。思い出してもちょっと気持ちが悪い。過ぎたるは及ばざるが如しです。
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2014.09.13 12:32

 息子の大学の成績が郵送されていました。私は一切見ていませんが、状況だけは把握しています。「これで留年する可能性はなくなった」と彼は笑顔を見せていました。浪人して、さらに留年までした父親の私とはずいぶん違います。
 留年というのは・・・要するに大学に行かなかったわけです。行かないから試験も受けていない。あるいは受けても落ちてしまう。あたりまえですね。授業に出ていないのですから。両親には負担をかけたと思います。まあ、あそこまでいってしまうともう生きているだけでいいと考えられていたかもしれません。
 
 私はきちんと人生を送っている息子のことを誇らしく思いますが、私は私であの時代「誠実に」生きていたと感じています。真面目に考えてああいう形になった。浪人にしろ留年にしろ、考えて生きる過程でそういう選択になりました。すぱっと1つの方向を選べなかった優柔不断さのなかにこそ当時の自分の真実があったと思っています。
 そのころの写真を1枚だけ持っているのですが、肩まで髪を伸ばし白いシャツに黒いベストと黒いスラックスをはいています。ヒョウ柄のスカーフ。じつに何と言うか・・・ちゃらいお兄ちゃん風なのですが、そういうのもまた自己に誠実であった結果なのです。
 
 私はときどき生徒が私のためにむりをして努力しているように感じるときがあります。私の期待に応えようとして本来はやりたくない努力をしているのではないか。
 私の本当の願いはそれぞれの生徒ーーに限りませんがーーが、自分自身の真実を見つけてくださることです。そのなかで「勉強はどうしてもやりたくない」という選択が出てきて、それが本当に自己の当面の真実であるならばそれもありだと思っています。そのことによって彼(彼女)を低く見たり嫌ったりということは絶対にありません。
 
 それぞれの形でそれぞれの人生を生き、ご自身が面白いと思うことで世の中を明るくしてくださったらいい。私はこうして「幸せに生きる」ということを提唱していますが、ときには思い切り不幸せになって泣いたりするのも悪いことだとは思いません。男の人だって泣きたいときは思い切り泣かないと。涙は心のシャワーですよ。
 自分は「男は泣くものではない」と周囲に言われて育ちました。息子には泣きたいときは思いっきりわんわん泣けと伝えてきました。どちらのほうが少年期に情緒が安定するか、一目瞭然です。泣きたいときに泣けた息子は急速に大人になったと思います。
 
 自分の道を正直に行くことが望ましいですね。私は仕事の役柄としてはこれからも点数が上がった生徒を褒めますし、サボっている生徒は注意します。それは当然でしょう。しかし、深い部分ではあなたが勉強以外のことに自己を見つけたのであれば、あるいは常識にとらわれない生き方を望まれるのであれば心から応援したいと思っています。
 
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2014.09.12 14:45

 5月のめまいの発作以来、お医者さんにアドヴァイスされた通り週休2日をほぼ完全に守っています。すると確かに大丈夫ですね。5月中はときどきめまいがしましたが、6月以降は1度も具合いが悪くなっていません。おかげさまで、いただいた薬も1錠も飲まずにすんでいます。
 本当は特定の曜日をお休みするのはちょっと問題があると思っているのですが、とりあえずもうちょっと自信が着く(?)までこういう形でやっていこうと思います。頑張りすぎてしょっちゅうくるくる目がまわっている教室長では、生徒も困りますからね。
 
 昨日はお休みをいただいたのですが、ある私立高校の塾向け説明会があり参加してきました。午前10時30分からでした。場所は王子です。慎重に調べて1時間20分まえに自宅を出ました。本当は1時間見ればよさそうだったのですが、私はありとあらゆる会合に遅れたくないのです。
 いままでその種の説明会には1度も遅れたことがありません。いつも時間前に到着して開始を待っています。いわゆる「いちばん乗り」だったことも複数回あります。
 
 ところが、その私が昨日は遅れてしまいました。電車が途中で止まった。ある駅で緊急停止ボタンが押されたというアナウンスがありました。ただいま安全確認をおこなっています・・・という放送が繰り返されるばかりで、なかなか電車が動かない。その時点でこれはちょっとまずいかなという気持ちになりました。
 で、方針を変えて山手線のある駅からタクシーで直接学校まで行くことにした。ぎりぎり間に合うだろうと。ところがここが誤算の2つ目だったのですが、運転手さんが道がよくわからないと言う。地図を見せたのですが、首をひねって考えている。
 
 結局5分ぐらいでしたが、遅れてしまいました。校長先生がすでにお話されていた。どういう理由があるにせよ、遅れた自分に腹がたちました。
 説明会はすごく面白かった。ちょっと変わった感じで、後半長い時間を使ってその高校(中学)の個性的な教育方針についてお話された。「自分を深め有徳の人になる」ということについて。どんな授業を展開して生徒に自己を深めさせるか。授業中使っているフィルムをちらりと流していた。末期の小児ガンの患者さんがお母さんと励ましあっているシーン。私の左隣の女性の先生はもらい泣きしていらっしゃいましたよ。
 
 普通、説明会だともっともっと大学進学がどうのこうのというお話が多いわけです。それはそれでいいと思うのですがーーそしてこの高校も進学実績はぐんぐん伸びていますーーあえてこういう話題を最後に持ってきたというのは、私立校として伝えたいことがいろいろあるのだなーという感じがしました。
 実際、私が親だったら生命のありがたさや生かされることの尊さを学校で積極的に教えていただけるのはとてもありがたいと感じるでしょう。進学実績が伸びているだけの高校ではないのだぞという凄みみたいなものを感じた説明会でした。
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2014.09.10 13:12

 私もいい歳ですから女性のタレントさんなんかを見てもかわいいとかきれいだとか冷静に判断するだけで、少年期のようにこういうタイプの女性とお友だちになりたいなどと面倒臭いことは考えないわけです。それがいいことなのか悪いことなのかよくわかりませんが、きれいな女の人がいる・・・で終わりです。
 それでもときどき特定のタレントさんに興味を持つことはあります。以前も1度記事に書いたことがありますが、「おんな酒場放浪記」に出演されている倉本康子さんは私にはとても魅力的な方として映ります。
 
 この人はもともとモデルさんなのですか? ちょっと調べてみたのですが、いろいろなことをなさっているみたいですね。インテリアモデル(?)と呼ぶのでしょうか、部屋のインテリアや収納のことをアドヴァイスなさる仕事もされているみたいです。
 今日、まったく偶然なのですがーー私のような生き方をしていると偶然が飛躍的に増えますーーラジオのトーク番組に彼女がゲスト出演されていました。私は身支度をしながらときどきラジオを聞きます。だいたいは音楽を聴いているのですが、たまにそういう日があるのです。
 
 当然、お酒の話がたくさん出てきました。それはそれで面白かった。「たこぶつ」がお好きらしいのですが、私もよく居酒屋でたこぶつを注文することがあります。きちんと塩もみしているお店のたこぶつは、とても柔らかい。ただ、今日書きたいのはお酒のお話ではありません。
 彼女はこういうことを語っていました。収納のアドヴァイスをしていると、すごく迷う方が多いそうです。どれも捨てられない。たとえばいまは多少ふっくらしている女の方がダイエットをして痩せたときに着ようと思っている服が捨てられない。ありそうなお話です。
 
 倉本さんはこういう感じでアドヴァイスなさるそうです。
 ダイエットをなさるのはいいことでしょう。しかし、いまいきなり痩せるわけではない。明日痩せるわけでもない。であれば、とにかく収納に困っているいまはその服を売るなり譲るなり処分してしまって、ダイエットに成功したとき新しくほっそりとしたあなたにぴったりの服を買いましょう。
 しかも、こういうことを「3秒で」考えてくださいとおっしゃっていました。聞いていて、うーむ・・・どの世界も「いま」と「ここ」だと感慨深いものがありました。
 
 計画をたてることはもちろん必要でしょうが、計画によって現在ががんじがらめになってしまいどうにも身動きがとれない、苦しいというのはどこかおかしいのです。計画以上に大切なのはやっぱり「この瞬間」ですね。現在を起点にしないといけない。
 いま本当に必要なものは、あなたが「必要だ」と思いこんでいるものと違う可能性がある。この瞬間に役に立つものを見きわめる「目」が、どの世界でも大切だと思いましたよ。
 
 
 
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2014.09.08 13:33

 30年間というのがどれぐらいの長さであるか実感できない方も多いでしょう。皆さん、まだ30年間「も」生きていらっしゃらない可能性があります。中学生の方ですと生まれて今日まで生きてきた時間の2倍にあたる。ちょっと気が遠くなるような感じですか。
 逆に私は現在58歳で30年間をだいたいダブルで(?)生きたことになりますから、長いとはいえどれぐらいかということは感覚的につかめます。いまから30年まえというのは1984年ですね。自分は都内のある塾でやはり国語の講師をしていました。当時は小学生が中心でした。
 
 今月ヘヴィ・メタル専門誌「BURRN!」が創刊30周年を迎えました。私は第1号からぜんぶ購読してきたので、要するに30年間すべて「リアルタイムで」愛読し続けてきたことになります。だいたいは発売日(5日)に買ってきました。いちばん遅かったときでもせいぜい10日ですね。それだけ毎月毎月、発売を心待ちにしていたということです。
 今月号(30周年記念号)も当然買いました。1984年からの歴史が網羅されていた。覚えている記事もずいぶんあります。1984年・・・西武球場で見たなー、アンヴィルとか。
 
 ヘヴィ・メタルという音楽をバカにする方もいらっしゃいますね。あんなのは音楽ではないとおっしゃっていた方もいました。難しいことはよくわからないのですが、私はある種のライフスタイルだと考えています。ヘヴィ・メタルを生きるという意識が強いかもしれません。いまの私はきわめて大人しいスタイルをしていますが、心は365日フリンジのついた革ジャンにブラックジーンズですよ。そういう意味です。
 ソウル・ミュージックのほうが最近は多く聴いていますが、あくまでもヘヴィ・メタル愛好者がべつのジャンルの音楽を好んでいるということであって、ソウルフルに生きるぞ! とは思いません。人生にまでは入ってこないということですね。
 
 この雑誌の姉妹編みたいなやつで「炎」という季刊誌がありました。読み物主体の雑誌。こちらのほうはぜんぶ購読していたわけではありません。買ったり買わなかったりという感じでした。じつは2年間ぐらい「炎」に小説を連載していた時期がありました。いろいろないきさつがあり書かせていただくことになった。ロック系の小説ですね。そういう条件がついていました。
 紙面の関係で改行などが思うようにできず本当の意味での完成度は必ずしも高くなかったのですが、読者の方から編集部あてにお手紙をいただいたりしました。「お、ファンレターがきたぞ!」とうれしかった。
 
 30年前は28歳ですか。28歳から58歳と言ったら、一般的に人間がいちばん充実しているべき時期でしょう。やりたいことをやれたのか。生きたいように生きられたのか。
 当時の日記を読んだりするとずいぶんむだはあったように思います。ただむだはありましたが、それが今日を作っているとも言えます。今日を正しく(自分らしく)生きることで、過去のむだはむだと言えなくなってきますね。
 やはりすべてはここからですね。ここからしっかり生きる。それがベストの人生でしょう。
 
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2014.09.07 10:58

 立川教室のW教室長がいろいろと調べてくださいました。各教室の中1本科生にアンケートをとった。強制的なものではありません。よかったら答えてくださいという程度です。
 いろいろと面白いことがわかりました。簡単に表現してしまうと「みんな頑張っている」ということです。本当に、皆さん頑張っています。塾に通っていない方もそのことは意識してくださるといい。たとえば平均通塾時間という項目がありました。遠いから塾に通えないという方がいますが、どれぐらいを「遠い」と判断しますか?
 
 たとえば横浜教室は片道40分を超えました。立川教室も同じぐらいです。渋谷はそこまではいかなかった。週に何回もそうやって学校のあと塾に通う意志を持っている中1生がたくさんいるということです。これは平均ですから、もっともっとかかる方もいらっしゃる。私が池袋教室にいたときは週に何回も新幹線で通ってきてくださる方がいらっしゃった。全然いやがっていないのですよ。行かされているのではなく、ご本人が「Z会進学教室で勉強したい」とおっしゃっていた。
 中3生になればさらに遠くから来られています。来てくださる回数も増える。そうやって努力している。
 
 部活についての質問もありました。週に何回活動していますか? という質問。6回、7回(!)という方も大勢いらっしゃった。ということは、それだけ部活があっても片道何十分もかけて来てくださっている。そこまで頑張ろうという気持ちがあるからこそ成績が上がる。「部活が忙しいから塾に行けない」あるいは「部活が忙しいから勉強するヒマがない」と本気で思いこんでいる方はちょっとだけ考えてみるいい機会かもしれませんね。
 あなたの部活も週に7回ですか? 渋谷だと4~5回という方が多かった。すると7回やっている方よりは時間があります。その時間を有効に使っていますか?
 
 読書について。
 月に何冊ぐらい読むか。1~5冊という方がいちばん多い。7割以上です。ただ2割近くの方はそれ以上読んでいます。20冊以上という方でさえ4%ぐらいいらっしゃった。
 全然読まない方はそういう部分でも差をつけられていることを意識してください。週に7回部活があり片道40分かけて塾に通い、さらに月に何冊も読書をしている中1生がたくさん存在するということです。だから勉強ができる。あなたも勉強ができるようになりたいということであれば、慌てて塾に通わなくてももちろんいいのですが彼らの頑張りに近づく努力は必要です。
 
 ちなみに通う塾をZ会進学教室にしてくださった理由でいちばん多かったのは「先生」でした。これはうれしかった。先生がいいとおっしゃっていただけると本当にうれしいですね。
 
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2014.09.06 10:00

 コメントで西荻窪のお話をいただいたのでちょっと書いてみたくなりました。私が生まれてはじめて西荻窪に来たのは確か1980年のことでした。当時、少しだけ親しかった女子大生がーー関西の方でしたーー西荻窪に住んでいました。彼女を送ってきたことがあるような気がします。
 長いおつきあいではなかったので、細かいところまでは覚えていません。同じころ、教習所のバスで西荻窪駅まで帰ったこともありました。
 
 つぎは1982年ですね。当時、私は上石神井というところに住んでいました。西荻窪の駅前から上石神井行きのバスをよく利用しました。終点が上石神井なのですが、15分ぐらいで着いてしまう。毎日のように利用していました。
 ただそのときも西荻窪で何かをするということはなかった。ただ通過するだけでした。
 西荻窪を意図的にうろうろするようになったのは1992年に青梅街道近くのあるマンションに越してきてからです。まっすぐ歩いていくと西荻窪に出る。ヒマなときはよく歩きました。
 
 子どもが生まれてからもよく近所を歩きました。
 子どもはすぐに外に出たがりますからね。荻窪八幡という神社があり、境内で遊んだ。手を洗うところの金属製の小さな狛犬が半分立ち上がるような格好をしていて、人が近づくと口から水が出る仕掛けになっています。幼児だった息子はひしゃくでその狛犬に頭から水をかけながら「ぼくもおちゃんこしたいなーって(この狛犬は)考えてるの」などと言っていました。「おちゃんこする」というのは幼児語で「お座りする」ぐらいの意味ですね。いつも立っていては疲れると子ども心に思ったのでしょう。
 
 善福寺川のあたりもうろうろしました。ザリガニがいたり鯉がいたり鴨がいたりする。あれもまだ息子が幼稚園に入るまえのことでした。私にザリガニを見せようとするのですが、なかなか見つからない。場所を変えて「たしかこのへんにいたような気がしゅるんだけど・・・」と言う。まだ上手に発音できず、気がするが気がしゅるになってしまう。「気がしゅるんだけど・・・気がしゅるんだけど・・・」とあちらこちらを走り回っていた息子がこのまえは友だちと飲みに行って朝帰りですからね。私も歳をとるわけです。
 
 面白い話を聞きました。西荻窪在住の有名なグルメ評論家がいらっしゃいます。何度もお見かけしたことがあります。
 彼は地元(西荻窪)のお店を積極的に応援しています。そこでわざわざ西荻窪で勝負したいと考える若手の料理人がいらっしゃるそうです。彼に認めてもらえれば非常に順調にキャリアを築いていけるということなのですね。西荻窪という限定したエリアであれば競争率も都心ほど高くはないし、家賃も繁華街よりは安い。
 実際、ある平凡な定食屋さんはその評論家の方があちらこちらで取りあげてから毎日毎日大行列です。そういう効果を狙う方は当然いらっしゃるでしょう。
 
 立ち飲み屋さんのお話はこのまえも書きました。7月にすごくいいお店ができた。
 休みの日にあえて昼間に行ってみました。さすがに赤羽あたりとは違って、私が第1号でした。やがて2人目3人目がやってきた。どちらも女性のお客さんだったのでちょっとびっくりしました。そのあたりが西荻窪の穏やかさなのでしょう。
 息子にはおれが死んだら死体を最短で焼いて、灰はうっかり落としたみたいに善福寺川へ捨ててくれと言ってあります。息子はけっこう環境のことなんかを気にするので捨てないかな。いずれにせよ、いいところです。
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2014.09.05 10:40

 今日は本部で会議があり、そのあとは教室に戻って面談などの予定がたてこんでいます。そこで自宅で記事を書いています。
 食事も夕方すぎまでとれないと思うのですが、夏期講習が終わって新しい生徒がたくさん入会してくださったのでこれぐらい忙しいのは当然ですね。「ありがたい悲鳴」みたいなもので、とにかくいろいろな方に少しでも満足していただけるように努力したいと考えています。
 
 さて、今日はある生徒のことを書きます。
 受験生なのです。私は直接担当していないのですが、2人とも先生からは非常に評判のいい男の子です。
 私は2人がいつから親しくなったのか把握していません。もともと仲が悪くはなかったでしょうが、どうしてこういう関係になったのかはよくわからない。いちいち訊くようなことではありませんしね。
 
 週に何回か、彼らは来てくれます。夜の9時半に授業が終わる。授業は3時間あります。3時間というのはーー考え方によるのでしょうがーーそれなりにぐったりしますよ。授業が終わるとみんな解放されてほっとしたような表情になります。友だちと一緒に帰る生徒が多いのかな。「さよなら」と受付で挨拶して帰っていく。
 ときどき自習室に残る生徒がいます。たいしたものです。3時間勉強してさらに自習して帰る。「自宅に戻るともう何もやる気になれないから」と言っていた子がいました。そういうことはあるのかもしれません。
 
 自習室ではないのですが、教室に残って勉強している子もいる。いつか男の子が2人並んで勉強するようになりました。いつも同じ2人。いい感じなのです。黙々とひたすら喋らずに何かをやっている。
 本部からは10時に生徒は帰しなさいと言われています。しかし彼らは10時には動かない。真剣に勉強しています。私も規則だからとは声をかけずに見守っている。だいたい10時20分ぐらいでしょうか。彼らは帰っていきます。
 
 文武両道という言葉がありますが、彼らの勉強している様子を観察していると何となく「武」に通じるものがあるような気がします。なぜでしょうね。非常に禁欲的なムードが漂う。
 2人はふだん寡黙なのですよ。頑張るとか努力するとか、はでなことは一切言わない。西洋に、汽笛を鳴らす蒸気は汽車を前進させない・・・という意味のことわざがあるという話を聞いたことがありますが、宣伝だけでなかなか勉強しない中学生(彼らのこともまた私は非常に大切にしているつもりです)というのもたくさん見てきました。そうではないということですね。
 
 彼らの友情が大人になるまで続くといいなと思っています。少なくともこうやって週に何度も2人だけで肩を並べて勉強した日々のことは忘れないでしょう。こちらもそういう時空間を提供できていることに大きな喜びを感じます。
 
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2014.09.03 13:32

 私には非常に神経質なところがあって爪は頻繁に切ります。人にはいわゆる「深爪」だと言われるのですが、きれいになっていないと気にかかるのです。
 以前、どこかで書きました。小学生を教えているころ、担当の先生方と「爪がきれいに切られている子は勉強もよく頑張る」というお話で盛り上がったことがあるのですが、子どもの場合はご家庭がお子さんの手もとをどれだけご覧になっているかということになるのでしょう。食べるとき、勉強するとき、おうちの方が見守ってくださっていればそのあたりはすぐに気づかれることになると思います。
 
 大人の場合はやはり本人の意識が大きいですね。それで頻繁に切っていた。爪切りは職場にもつねに置いてあるのですが、だいたいは自宅で切ります。職場で「あ」と気づくまえに切るのが理想だとも考えていました。
 いつも爪の「先」というものがないので、何かちょっと引っ張ったりするときに困ることがありました。そこで1本だけーー左手の小指の爪を伸ばしていました。何年も何年もそうやってきた。ときどき引っかけてしまったりもするのですが、基本的に左手の小指の爪を短く切ることはありませんでした。
 
 それを何年ぶりかで思い切って切りました。今年の夏前ですね。すべての指の爪を短くしてすっきりさせた。
 問題はここからです。私はバランスが崩れたということなのだと解釈しています。左手の小指の爪が濁って変形してきました。はじめは気にしていなかったのですが、少し剥がれる感じにもなってきたので皮膚科に行きました。すると皮膚科の先生も何だかわからないとおっしゃる。菌みたいなものは何回調べても出てきません。
 この先生は日本でいちばん難しい大学の医学部を出られたベテランの先生で、大学時代も非常に優秀だったという話をじつは私は全然べつのルートから偶然知りました。そんな名医が「何だろうね」とおっしゃる。
 
 角質異常ということで薬はいただいたのですが、あまり変化はありません。
 じつはおととい軽く剥がしてしまいました。何かに引っかかったのですね。むりに剥がせばそのままとれてしまう感じなのですが、それは痛いのでバンドエイドで止めてあります。
 とくに苦痛ではありませんから、この記事を読んでくださっている生徒さん(がもしいても)心配なさらないでください。
 要はバランスを崩したということなのでしょう。よく長いお仕事から引退されて、さあこれから遊ぶぞと張り切っていたら体調を崩された・・・みたいな話を聞きますが、リズムというかやはりバランスは大切なのだと思います。
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長野先生
35年以上、中学生を教え続けてきました。生徒たちが日々の学びを通じて大きく成長できますように明るいヒントを発信していけたらと思います。

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