2014.08.23 11:15

 朝刊に、大手予備校が大量に校舎を閉める(かも?)という記事が載っていました。本当にそうなるのかどうか不確実な要素があるのかもしれません。少子化のせいで予備校に頼らなくても大学に合格できる高校生や浪人生が増え、いろいろと厳しい面が出てきた・・・と書かれていました。
 私の知人もかつて何人も大手予備校で講師をしていました。90年代初頭、私も「試験を受けてみませんか?」と誘われたことがあります。当時はやりたいことがあり、忙しくなりたくなかった(地方出張が前提でした)のでとうとう機会はありませんでした。
 
 稼げるよという話も聞きました。単純に中学生の塾よりお金がかかるし、生徒もたくさん来ていたということなのでしょう。
 こういう世の中になってきますと、確かに「合格だけ」というのではちょっと物足りなく感じられてしまうかもしれません。現実に「合格だけ」であれば塾や予備校に通わなくても大丈夫だと判断されて、生徒が減っているわけです。これは私自身をも直撃する問題であって、自分も生徒(や保護者の方)に何を与えられるかということは深く考えなければならないと思っています。
 
 もっともこれは塾や予備校の先生と生徒の関係だけではないですね。親子関係にも似た要素があると思います。
 生活の面倒さえ完璧に見てやっていれば、それだけで彼らが幸福であり健全に育っていくものだと即断してしまっていいのかどうか。
 私は自分の教室の生徒たちが授業(だけではありませんが)を通して「活性化」してくださったらいいと考えています。活性化というのは、わかりやすく言えば明るく、前向きに、希望を持って活動を続けてくださったらいいということです。何だかわからないけれどもとにかく元気になるので塾に行くぞ! みたいなノリノリの(死語?)感覚ですね。
 
 ふつふつとパワーが湧いてくるというのが1番なのであって、なるほど実力は少しついてきたものの気持ちはふさぐばかりだ・・・ということでは絶対にいけない。
 同じように、自分の息子が生活のうえでは何の不安もないが親の顔を見ていると元気も何も湧いてこないというのでは育て方として間違えているのではないかと思うのです。
 付加価値という言い方は味気ないですが、渋谷教室に限らず現在Z会進学教室が大盛況なのは「実力がつく」以上の何かを確実に提供できているからでしょう。生徒たちのアンケートを見ていてもそう実感します。
 
 このブログもそういう存在でありたいと願っています。人の数だけ正しい道はある。ここからスタートすればすべてうまくいきます。深刻になりすぎず、あれこれお祝いしながら試してくださったらいい。成功の定義はどこかで何かを得ることではなく、刻一刻と全力で現在を生きることです。そのことを実感してくださったらいいですね。
 
Tags :
幼児・小学生
中学生
高校生
高校受験
ソーシャルブックマーク:

プロフィール

プロフィール画像
長野先生
35年以上、中学生を教え続けてきました。生徒たちが日々の学びを通じて大きく成長できますように明るいヒントを発信していけたらと思います。

カレンダー

<<   2014年08月   >>
          01 02
03 04 05 06 07 08 09
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            

新着記事

月別アーカイブ