2014.03.09 10:49

 昨晩、昔の卒業生がふらりと来てくださいました。いよいよ大学受験生になる。とくに用事があったわけではなく、ちらりと顔を見せてくださった。「1日の勉強時間(学校以外)はどれぐらいとればいいものなのですか?」とおっしゃっていた。現在の彼の成績がよくわからないので(進学先は知っています)、一般論を口にしました。一流大学合格ということであれば「学年+2時間は必要だと言われているよ」と。つまり学校から帰ってきてからーー塾に通う通わないはともかくとしてーー毎日5時間は机に向かったらどうだろうという提案ですね。
 
 すると彼はにやりと笑って「それぐらいはもうやっています」と答えました。やはりな・・・と思いましたよ。
 彼は第1志望の都立高をぎりぎりで落ちています。第2志望の私立高の特進クラスに進んだ。都立高に入れなかったことは確かに残念なのですが、彼ののんびりした(当時です)ご性格を考えると、間違いなく私立の特進クラスのほうが学力はつくと思っていました。それだけ勉強させられるからです。現に昨日彼は「クラスのみんながそれぐらいはやっています」とおっしゃっていた。そこの高校は進学実績を飛躍的に伸ばしていますが、学校全体で努力されているのですね。
 
 ときどき先生方のあいだで「第1志望こそ残念だったがいい私立高校に進んだ」という話題が出ることがあります。たとえばそれがいわゆるすべり止めの高校であっても「あそこでトップクラスの実力を持っているわけだから学校に大切に育ててもらえるだろう」とか「あそこはすごく勉強させるから大学進学については全面的に安心できる気がする」とか「あまりにもレベルの高い高校だと本人が萎縮してしまって楽しく過ごせなかったかもしれない」とか、いろいろな話題が出てきます。そのへんはまあ人それぞれです。
 
 ただどこに進んだのかがわからないと、何かあったときにアドヴァイスできないという事情も出てきます。
 なかには進学先をあまり教えたくないという方もいらっしゃる。私は自分が生徒だったらそういう複雑なことを考えそうな気もするのでーー合格不合格にかかわらずですーー何となく隠してみたくなる気持ちもよくわかります。しかし、やはり直接担当していた先生方が「あの子はどうなっただろう?」とやきもきされている姿を見ていると、あたりまえですが「さあ、どうなったでしょうねえ」ではすませられなくなります。
 
 じつは昨晩、合否関係のわからない何人かの生徒に手紙を出しました。いきなり電話で質問するのは乱暴かなとも考えたからです。進学先さえわかれば、たとえばその高校ではこういうことだけ注意すれば大丈夫だとか、特定の科目は通信か塾を併用してみたらどうだろうとか実践的なアドヴァイスも可能だと思っています。
 いずれ卒業パーティー(というのが渋谷教室3月の終わり近くにあります)のときは皆さん進学先を教えてくださるものなのですが、アドヴァイスを用意しておくためにも早めに知っておきたいわけです。もし手紙が届いたらお電話をくださるとありがたいと思っています。
Tags :
幼児・小学生
中学生
高校生
高校受験
ソーシャルブックマーク:

プロフィール

プロフィール画像
長野先生
35年以上、中学生を教え続けてきました。生徒たちが日々の学びを通じて大きく成長できますように明るいヒントを発信していけたらと思います。

カレンダー

<<   2014年03月   >>
            01
02 03 04 05 06 07 08
09 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          

新着記事

月別アーカイブ