2011.07.31 11:56

 今日は通俗的な話題です。
 半世紀生きてきて、私はダイエットというものを一度も経験したことが(やろうと考えたことも)ありません。ときどき中学生でもいますね。友だち同士で話しているのが聞こえてきます。「休みのあいだに〇キロも太っちゃって、絶対にダイエットしなくちゃ」みたいな会話。

 何かのご参考になるのではないかとも思うので、このタイトルで書こうと考えました。
 若いときと私はほとんど体重は変わりませんが、体質というわけではないように思います。私にしてみれば「冬のあいだに漫然と」〇キロ太ったなどということはーーいい悪いではなくーー信じられないことです。というのも一年365日、私は毎日必ず体重を量るからです。高熱があるときも量ります。

 すると確かに1キロ、ときにはそれ以上多い日がある。当然身体も重く感じますから、食べる量をセーブします。食べないわけではないですよ。むりに三食とったりはしません。体重を減らすことを目的としているわけではありませんが、状況はつねに把握しています。
 毎日必ず測定している人間が、あれー、こんなに増えていたのか・・・ということはありえないのですよ。

 何を食べると太るとか、何を食べると太らないとか、そういうことも大切なのでしょうが、そもそも太る太らないを難しく考える状況に陥るまで無意識でいない方がコントロールしやすいのは確かですね。周囲に訊いてみても毎日体重を量る方は少ないみたいですが、ひとまずダイエットに成功されリバウンドを心配されている方は、そうやってみてもいいのかもしれません。
Tags :
中学生
高校受験
ソーシャルブックマーク:

2011.07.30 11:43

 そうそう、先日からテレビのことを書こうと思っていたのでした。難しいことはよくわからないのですが、アナログ放送からデジタル放送に換わったのですね?
 じつは私はここ二三年、ほとんどテレビを見ていません。昔はけっこう見たのですが、あるとき意識的に消しっぱなしにして生活してみたところ、困るどころか時間がたくさんできるので、そのまま見なくなりました。

 自宅にテレビは二台ありますが、見るとすれば自室に置いてあるやつです。十年ぐらい昔に買った「テレビデオ」という古いもので、ときどき横線が入ったりします。ぽんと叩くとまた見えるようになります。
 見ないから壊れたら壊れたでいいやと思っているのですが、なかなか本格的には壊れずにそのままになっていました。

 仕事が休みの日、午後6時15分ごろからニュース番組の「特集」を見ることがあります。あと格闘技やNHKで日曜日にやっている将棋を録画しておいて見るときもあります。それぐらいでしょうか。
 デジタルに移行するのをいい機会に、ここで完全にテレビを捨てようと考えました。日曜日の午後12時に移行するというので、瞬間を記録しておくためにわざわざ録画しました。

 ところが12時をすぎても見えるのですよ。難しいことはよくわからないのですが、自分の住んでいるマンションはケーブルテレビというのに加入しているらしく、勝手に変換されるのですね。
 そうなるとそうなったで、以前よりテレビをつけるようになりました。拾った生命みたいな変な感覚があり、見ないのはもったいないような気持ちがするのです。
Tags :
中学生
高校受験
ソーシャルブックマーク:

2011.07.29 12:10

 夏休みの宿題の定番ですね。読書感想文については、去年おととしと二回書きました。そこに書いた以上のことは改めて何もないのですが、今年はいくらか具体的に書いてみます。
 難しく考えすぎずに「随筆」(エッセイ)だと思って楽に書きましょう。随筆はわかりますね? 身の回りの、本当のことを書くのです。

 ですから、たとえばこういう書き出しが可能です。
「僕は読書があまり好きではない。小学生のころ、担任の先生に難しい本をたくさん読むように指示された。とてもいい経験になったが、いま思えばちょっと自分には難しすぎたような気がする。何が何だかわからない文章を読むことが読書だというイメージを持ってしまった」

 また、こんな書き出しも。
「いままで私が読んできた本のなかでいちばん面白かったのは〇〇という作家の「△△」という物語です。小学生のときに母(おかあさんはそろそろやめよう)が買ってきてくれたものでした。それがあまりにも面白かったので、わざわざ他の本を読む必要はないやと思ってしまうことがあります」

 え、そんなこと書いていいの? と驚いた方もいるでしょう。いいのですよ。課題図書のことしか書いてはいけないなどと考えたら、それこそすぐに終わってしまいます。こういう書き出しもいいと思います。
「僕はサッカー部だ。サッカーをやっているときはすべてを忘れて夢中になれる。それに比べると読書は物足りない。世の中にはいろいろな人がいていい。読書に没頭できないことを恥ずかしいことだとは思わない。サッカーに夢中になれない人のことをばかにしたりしないのと同じ理由だ」

 いくらでも字数を稼げます。あとは本文からの抜粋も忘れずに。そのあたりは完全に同内容になるので繰り返しません。過去の記事(「読書感想文」というフォルダをクリックしてください)を読んでみてください。
 要は、あらすじと全体の感想しか書いてはいけないのではないかという硬直した姿勢を捨てることです。
Tags :
中学生
高校受験
ソーシャルブックマーク:

2011.07.27 14:11

 ブログを書くようになってからブログ村などで他塾の記事も読むようになりました。それぞれ面白いですね。自分も行ってみたくなる塾がたくさんあります。東京だけではないですよ。
 うまくいく塾、教室というのは共通項があるように思います。そのことについて今日は書いてみたいと思います。

 渋谷教室、おかげさまで今年(も)順調に生徒が来てくれています。夏期講習、満員で締め切ったクラスがいくつもあります。締切になったのは渋谷教室だけではありません。このご時世でこれだけ勢いがある塾も珍しいのですが、明確な理由があるように感じています。
 企業秘密みたいなところもあるのですが、まあいいかな。

 受験のための塾ですから、将来合格しないと困りますね。それは確かです。来年、二年後、三年後、志望校に合格して幸せになってもらわないと困る。志望校は高い人が多いので、そのために難しい勉強をときには厳しくやってもらう必要があります。
 ただーーここからが大切ーー将来の幸せのためではあるわけですが、現在もまた生徒には幸せでいてもらわないといけません。ここがおろそかになると教室は栄えないですね。

 場合によっては三年後なわけですよ。合格して幸せになるのが三年後。その三年間はただただつらいだけではみんな逃げてしまいます。生徒も保護者の方も耐え切れません。「ほしがりません勝つまでは」的な辛抱強さを現代人に要求するのは酷というものです。
 ですから、私が教室をお預かりして考えるのは、いまの幸せみたいなものですね。彼らに、保護者の方に、「いますぐ」幸せになっていただくよう全力を尽くすということでしょうか。「将来の合格のためにはこれぐらい我慢しなさい」とはまず言いません。

 ときどき、退会してしまった生徒に手紙を書くことがあります。退会したことを気にしないでほしいと。ここが世界のすべてではないし、これからはいいことがたくさん待っていると思うよ、とまで書く。彼(彼女)のいまの幸福みたいなものを考えるわけですよ。
 すると講習にふと顔を見せてくれることもあります。今日の幸せは明日の幸せにまさるということかな。
Tags :
中学生
高校受験
ソーシャルブックマーク:

2011.07.26 10:33

 先日、息子が朝いらいらしながら何かを探していました。「おっかしいなあ」とか「確かここに」とかさかんに呟いている。ときどき舌打ちするので、何か大切なものが見つからないのだなということはすぐにわかりました。家内は仕事に出たあとだったので、何か探しているのかね? と穏やかに質問しました。いらいらしている相手に、神経を逆撫でするような訊きかたは無神経だと思います。

 すると「塾(予備校)の夏期講習の時間割がない」と言います。その日から講習がはじまるそうなのですが、一時間目だったか二時間目だったかよく覚えていない。しかも学校に行く用事もあって、予定がたたないというのです。
 困りましたね。こういうとき、落ち着いて対処してやらないといけないですね。一緒になって大慌てで探したりすると双方の感情が変なもつれ方をして爆発したりします。息子と家内はしょっちゅうそんなことをやっています。家内が留守でよかったと思いましたよ。

 まえの晩に確認しておくべきだったということもすぐには口に出しませんでした。「まあ、もうちょっと探してごらんよ」と言いました。それから「どうしてもなかったら念のために一時間目に行くしかないね」と続けました。「学校のことはあとで考えればいいじゃないか」
 誰が考えてもそれがいちばんの方法なのですが、混乱していると思いつかなかったり意地になってわざと効率の悪いことをしたりします。それが人間の不思議さですよ。

 せっかく勉強に行っても、いらいらして何もできなかったらばかばかしいですからね。一度だけ「まえの晩に確認しておくといいよ」と言いましたが、息子自身じつはそう思っているということは反応から伝わってきました。
 結局、予定表は見つからず「早めに行く」と言って息子は出ていきました。こういうことはよくあることですが、こちら(大人側)の成熟度がとくに試される瞬間だと思います。
Tags :
中学生
高校受験
ソーシャルブックマーク:

2011.07.25 11:21

 私はものごとを省略形で呼ぶのがあまり好きではありません。説明会などでZ会進学教室のことを「Z進」と呼ぶときもありますが、本来はZ会進学教室と呼称すべきだと思っています。
 ほかにもいろいろありますね。GJとかエンタメとかカテキョーとか。学校名なんかも縮めて呼ぶ方がむしろ普通みたいなところもありますが、正式名称でないと失礼ではないかという気持ちはちょっと持っています。

 そうは言ってもさすがに高校のことを高等学校とまでは言わないので、けっこう自分勝手な部分はあります。
 また、できればすべて日本語でとも心がけています。レストラン⇒食堂、コミュニケーション⇒やりとり、プレッシャー⇒抑圧、システム⇒系統とか。わざとです。日本語のなかにやたらと海外の言葉を交えない方が美的ではないかとーー他の方がどう感じるかはもちろんそれぞれの自由ですよーー私個人は考えるのです。海外の言葉はそれぞれの理解度によって曖昧な伝達になりますからね。

 たとえばお宅のお子さんはクレバーな部分がありますなどと言われても、褒められているようなからかわれているような変な気分になりませんか。それよりはこれこれこういうところから知的な印象を受けますと言ってあげた方がいいと考えるわけです。
 中学生のとき、こういうことがありました。ユニークという単語。個性的ぐらいの意味でしょうか。

 みんなが使っていたので、私もよくわからないまま「それはとてもユニークだね」などと連発していました。するとあるとき、親しい友人にーー彼のことはいまでもよく覚えていますがーー「ユニークってどういう意味?」と訊かれ焦ったことがありました。その場は適当にごまかしたのですが、言葉をふわふわ使ってはいけないなと反省しました。
 今日はテレビ(ジョン)の話を書こうと思っていたのですが、はじめの段落を書いた時点で変化してしまいましたよ。
Tags :
中学生
高校受験
ソーシャルブックマーク:

2011.07.24 10:47

 自宅の近くにいくつか小さな塾があります。個人経営の学習塾。少なくとも四つあったのですが、ここ数年で二つなくなってしまいました。いろいろ厳しい時代なのでしょう。
 新聞のあいだにちらしが入っていたときもあり、心情的に応援していたのでなくなってしまったことがわかったときは何となくがっかりしました。まあ、そういうものです。

 そのなかの一つは昭和40年代にスタートしたところでした。看板に書いてありました。ラーメン屋さんの二階でひっそりと続いていました。もっともラーメン屋さんはあとから入ったのです。そのまえは焼肉屋さんだったのかな。
 ときどき自転車が複数止まっていたので、ああ生徒は来ているのだなと安心していました。

 クリスマスの季節になると、カーテン越しにツリーが飾られているのがわかりました。色のついた灯りが点滅しているので、だれでもわかります。
 ちらしによると主に小中学生を指導していたようですが、ツリーが飾られていれば子どもたちは喜ぶでしょう。そういうところにお金をかけている経営者の人柄を私はいろいろ想像したりしました。

 私は毎晩その塾のまえを通って自宅に帰っていました。真夜中もツリーの灯りは点滅しています。おそらく先生が一人で残っていらっしゃるのでしょう。ひょっとすると一人の先生が多教科担当されているのかもしれません。個人塾ではよくあることです。
 
 閉鎖されているその部屋の窓を見上げながら、いまも私は自宅に帰っています。あの窓からこんな感じで灯りが見えたなと思い出します。私が思い出すぐらいですから、通っていた生徒たちはもっと覚えているでしょう。
 仮に自分が個人塾をやるとしたら、教材だとか先生だとかの手配より先にクリスマス・ツリーの手配を考えると思います。私は町塾というのもとてもいいものだと思っています。

 
Tags :
中学生
高校受験
ソーシャルブックマーク:

2011.07.23 11:51

 性別に関係なく十代は非常に多感な時期ですね。むしろその時代に鈍感では困るという気持ちもあります。いろいろな感情の揺れがあってこその成長ではないかと。
 この話は授業中もよくするのですが、私は大学受験の模擬テストで萩原朔太郎の詩にはじめて遭遇し(竹がどうのこうの・・・という有名な詩です)、衝撃を受けてそのまま試験を受けていられなくなったことがありました。

 いい意味の衝撃。こんな詩があるのか! という驚きですね。全身が震える感じでテストを受け続けるのがばからしくなり、その時間は自分も問題用紙の裏に散文詩みたいなものを書いていました。表現したい衝動というか、いても立ってもいられないというか、とにかく大変なショックでした。
 途中で試験監督の青年がーーおそらく大学生のアルバイトでしょうーー不思議そうにこちらを見ていたのを覚えています。

 そういう変なことはたびたびありました。これは高校時代のことですが、ある朝登校途中のバスのなかで遠くの高台の大きな家の庭に洗濯物を干している制服姿の女子高校生を見ました。顔も何もわからないのですが、両腕を大きく伸ばしている姿がまるで鳥か何かのように見えました。
 学校に着いてからその比喩を使って詩を書いてみたくなり、授業中ああでもないこうでもないと推敲していて、英語の先生に何をやっているのだ注意されました。

 自分はいま50代ですが、あの時期の感情の動きというのはかなり鮮明に記憶しています。延長線上に生きているということですね。そのことを損だと感じた瞬間が一度もないと言ったら嘘になるのでしょうが、まあ、これでよかったのかなと思っています。
 
 

 
Tags :
中学生
高校受験
ソーシャルブックマーク:

2011.07.22 13:39

 昔、どこかで偉い方に「忙しい忙しいと宣伝して歩くような人間になるな」と言われたことがあります。忙しいのはだれでも同じなのでそんなことを吹聴して歩く情けない人間になってはいけないというのですね。なるほど一理ある考え方だなと思いました。
 でも、今日私は忙しいのですよ。面談が5件あり採点もたくさんあります。講習の準備も必要ですし、テスト類の手直しみたいなものも入ります。

 自分でもちょっと抱えこみすぎだなと思うことがあります。塾に勤めていれば、やはりいちばん大切なのは授業そのものとご家庭とのやりとり(保護者の方との面談や電話相談、手紙など)ではないでしょうか。
 相談事というのはたとえば一時間相談してはい終わりというものではないですね。問題点はお話できたとしても、今後どうしていくかはそれぞれの生徒についてずーっと考え続けなければいけません。お話して終わりどころか、お話したところからはじまると言ってもいいぐらいです。

 そういうことを複合的に抱えながら、採点をしたり答案の添削をしたりこうやってブログを書いたりする。エネルギーが枯渇してくると精神的に倒れそうになります。もうむりじゃないかなと。
 渋谷教室はおかげさまで生徒がどんどん増えていて新会員獲得のプレッシャーみたいなものから解放されているのは本当に助かっています。生徒数が減ればーー自分の立場がどうこうでなくーーやはりそれなりに心配になるでしょうから。

 結局、皆さんと同じですね。学校のテストもある、部活もある、塾の勉強もある、内申もとらないといけない、生徒会活動もやっている、好きなことをする時間は少しでもほしい・・・そういうなかで生きていくのは本当に大変だと思います。やることを減らせればいちばんいいのですが、むりであればエネルギーの充填に努めてください。
 私は休憩時間に近くの神社に行ってみることがありますが、そんなことだけでもずいぶん違ってくるものです。
 
Tags :
中学生
高校受験
ソーシャルブックマーク:

2011.07.20 14:25

 Z会進学教室では今週末より夏期講習がスタートします。ブログを読んでくださっている皆さんのなかにも、それぞれの地域で塾に通われる方がいらっしゃるかもしれません。そこでいくつかお役に立てそうなことを書いておきます。
 まず、予習ですね。テキストを少しでも多めに予習しておいてください。実際の講習がはじまると忙しくてなかなか手がまわらなくなるので、いまのうちに少しでもかせいでおきましょう。

 習っていないことがある? そうだと思います。前もってざっと見ておいて、ここがわからないという箇所は明確にしておきましょう。たとえばーー国語で言えばーー何日目かに文法をやることになっていたとします。文法は全然わからない、学校でもまだ習っていないということであれば、その日は本当に真剣に授業を受けなければならないということがよくわかります。心の準備ですね。毎日漫然と通うのではなく、強弱をつけるということです。

 授業ではおそらく宿題が出ると思いますが、宿題だけやればいいと簡単に考えてはいけません。宿題に加えて、やったことの復習は必ず心がけてください。むしろまず復習ですね。宿題は必ずしも復習であるとはかぎりません。漢字練習だったり場合によってはそれこそ翌日の「予習」だったりします。一度やったところはだれにも何も言われなくても確認するクセをつけてほしいと思います。

 一人で学習する人もここは大切ですよ。今日の勉強をはじめるまえに昨日やったことを振り返る。慣れるまでけっこう精神的に抵抗があるものです。「きのうやったばかりだよ」とばからしい気持ちになる。ところが、案外忘れています。
 二日前、三日前までさかのぼる必要はありませんが、一日まえのものは必ず見ておいてください。忘れてしまったとしても、一度だけ見たものと二度確認したものとでは思い出す時間が違います。ちょっとしたコツですよ。
Tags :
中学生
高校受験
ソーシャルブックマーク:

プロフィール

プロフィール画像
長野先生
35年以上、中学生を教え続けてきました。生徒たちが日々の学びを通じて大きく成長できますように明るいヒントを発信していけたらと思います。

カレンダー

<<   2011年07月   >>
          01 02
03 04 05 06 07 08 09
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            

新着記事

月別アーカイブ