昨日、おそらくは面識のない大学生の方からコメントをいただいたのですが、なぜか非常に親近感を覚えました。自分に似ている要素を感じたのですね。お返事をさしあげたのですが、ブログを続けてきて本当によかったと思いました。何かしらつながったという実感があります。単純な信頼関係とはまた違った感触です。彼(彼女)には伝わると思うのですが。
コメントはときどきいただきますが、いたずらみたいなものもあります。せっかくですが、承認されず掲載されない仕組みになっています。ただいたずらのコメントを送るというのも私はある意味で愛情の裏返しなのだろうと考えています。対象に対して何か気持ちが動かなければわざわざいたずらしようという気分にはなれないものです。面倒臭いですからね。いたずらコメントは私は確認していませんが、ありだと思っています。
今日は6月29日ですね。この日は思い出があります。あれは1971年でした。もう40年もたつのか。
当時、私はあるバスを使って高校に通っていました。バス→JR→私鉄と何度も乗り換えました。そのバス停での出来事です。バス停ですから通りの反対側にも当然バス停がある。そこに小学生時代先輩だった大変な美少女がいてバスを待っていました。やはり登校途中でした。近所でも評判の美しい人でした。
その日はいつもより早めに自宅を出ていたのですね。私はぼんやりと(ああ、あのきれいな先輩はこの時間に登校しているのか)と思いました。私が後輩だということも忘れているだろうな程度に考えていました。
あちらのバスが先に来て先輩は乗り込み、最後にちらりと窓からこちらに向かって手を振ってくれました。とくに意味もなく、元気? ぐらいの気持ちだったのでしょう。
ただ私は大変な衝撃を受けましたよ。もちろんいい方向に。40年たってこんなことを書いているぐらいなのですから、衝撃の強さはわかっていただけると思います。そういう人間なのです。
最後の私鉄を降り、高校までの登校路でIくんというまあまあ親しいクラスメートと一緒になりました。私は「おれの人生は今日から何もかも変わったんだ」と宣言しました。Iくんは笑っていましたけどね。毎年6月29日が来るとあの朝を思い出します。
2011.06.29 09:46
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