2011.02.14 15:16

 あとからつけ足したり取り除いたりできるものは、根本的にはその人のものではないという気持ちがあります。たとえば私がいま仮に宝くじか何かで1億円獲得し、それを公表して生活したら新しい人脈ができるでしょう。すごくよくしてくださる方も出てくるかもしれませんが、私はそれで自分が本質的に理解されたとは考えません。
 もちろん逆のケースもあります。私が何かで自己破産する。とたんに離れていく方もたくさんいらっしゃると思います。

 今週も来週もブログ経由で連絡をくださった昔の生徒に会う予定があります。なかにはZ会の教室以外で教えていた方も含まれますが、「私」に会いたいとおっしゃってくださって会うことになりました。また今回、私は池袋教室から渋谷教室に移りますが、そのことで私の核みたいなものは何ら変わりません。同じ人間が、同じ感性で、世の中のお役にたてるように努力するということですね。

 あなたがすべり止めの学校にしか受からなかったとして、それであなたの本質が変わるということはまったくないはずです。肩書きだけで変わってしまう本質があるとすれば、それはもともと本質と呼べるようなものではないですよ。あなたの本質ーーやさしい人ですか? 面白いことを言いますか? スポーツは得意ですか苦手ですか? 音楽は好きですか? --はどこの学校に入っても変わらないはずです。

 ですから万が一第一志望校に落ちたとしても、それはある日のあるテストの得点がとれなかったというだけのことで、自分の何かが大きくおかされてしまうとは考えないようにしてください。卑屈な気持ちで生きないということですね。
 場合によっては友だちだけが第一志望校に合格してしまったなどということもあるでしょう。友だちだって同じ人間なのですから、肩書きが変わっただけで本質まで変わったわけではありません。

 肩書きは一生ころころ変わります。自分の本質を見失わないようにしてください。と同時にあなたの本質を見ずに肩書きだけで判断する周囲の人間から、あまり大きな影響を受けないように気をつけられるといいと思います。あなたはあなたであるからこそ価値があるのであって、〇〇中学や〇〇高校や〇〇大学の生徒・学生だから自動的に価値がついたわけではないのです。

 
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長野先生
35年以上、中学生を教え続けてきました。生徒たちが日々の学びを通じて大きく成長できますように明るいヒントを発信していけたらと思います。

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