2010.12.02 14:30

 世の中、体験するしかないことというのがたくさんあります。理屈で考えてもよくわからない、合理的に定義しようとしてもなかなかうまくいかない。たとえばカレーという食べ物。食べたことのない人に説明するのは非常に難しい。辛くて黄色くて・・・などと一生懸命説明してもわかってもらえないのが当たり前です。それよりはとりあえず「食べてみてください」と勧めた方が親切ではないかと思います。

 同じようなことが人生にはたくさんあります。飛びこんでやってみるしかないということですね。それを非常に臆する人がいます。できないと言う。あるいはもう少し理解できたらやってみてもいいと言う。あるいは体験する以前から自分には合わないのではないかと心配する。
 臆病であることを私はまったく悪いことだとは思っていません。逆の見方をすれば慎重なわけで失敗も少なくてすみます。しかし、適切なコーチ(?)からやってごらんと勧められたものは思い切って飛びこんでみてもいいと思います。

 こういうことを書くのは、大人でも観念に凝り固まってしまって身動きがとれなくなる方が案外多いからです。頭でっかちになってしまうより一の体験の方が役にたつという事例がたくさんあります。
 人生が面白くないときはとりあえず好きなこと(何もないという人はめったにいないはずです)を体験してしまうのがいいでしょう。

 大げさな話ではないのです。たとえば食べるのが好きなのであれば億劫だとか何だとか考えすぎず、とりあえず安いものでいいから外で何か食べてしまう。すると食べたという行為以上のものが必ず心に残ります。その残った部分が小さな炎になっていずれ何かが変わってきます。ですから動くことは非常に大切ですよ。
 この歳でいまさら・・・という方もよくいらっしゃいますが、じつは十代でも二十代でもそうい考え方をする人はいます。

 行為する目的は何かしらの結果を出すことではなかったりします。目的はあなた自身を変容させ、人生に深い満足をもたらすことにあるのです。
Tags :
幼児・小学生
ソーシャルブックマーク:

プロフィール

プロフィール画像
長野先生
35年以上、中学生を教え続けてきました。生徒たちが日々の学びを通じて大きく成長できますように明るいヒントを発信していけたらと思います。

カレンダー

<<   2010年12月   >>
      01 02 03 04
05 06 07 08 09 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

新着記事

月別アーカイブ