2010.06.11 14:10

 夏の単科ゼミの映像講座の撮影が順調に進んでいます。自分の講座以外にも立ちあいという形で他の先生の授業を見学するときがあり、大変勉強になります。
 私はいままで一切映像関係の活動をしてこなかったので、何となくまだ慣れません。気恥ずかしい感じがします。作文・小論文というのはあたり前ですが、テクニックだけですらすら書けるものではありません。文章には当然その人自身が出てくるはずなので、そこを引っ張り出せるといいなと思って講義しているのですが、完成してみないとどういうものができあがるのかよくわかりません。

 とくに「あなたが考えたことを書きなさい」という形の問いかけに対して、どう解答するかというのは千差万別でじつに難しい。どのようなタイプの方にも役立つように話しているつもりですが、語彙も人生観もそれぞれ違うわけなので自分の話していることがどれぐらい理解されるのかなという不安はあります。
 それでもZ会進学教室までとても通えないという方たちのために、作文系の講座を一度どうしてもやってみたかったという事情はありました。

 私は自分のことを国語の先生としてはごく普通だと思っています。いわゆる研究者のレベルではありませんし、国語学(?)を徹底的に究めようという気持ちはありません。要するに高校受験についてひと通りのことはわかっているので困らない、という程度ですね。
 ただ生徒に伝わりやすいようにということはかなり研究してきたつもりです。伝わりやすいということは彼らの関心をひく、情熱を持たせる、生徒に自分はしっかりした人間なんだということを思い出させる・・・という感じでしょうか。それはずいぶん苦心してきました。四十代半ばに入ってからはそんなことばかり考えてきました。

 現実問題として、学校なんかでもすごくいい先生なのに生徒が全然ついてきてくれない授業が存在するという噂は頻繁に耳にします。すばらしい内容でも伝え方を工夫しないと意味がない場合もあるということですね。
 こういうのは私たちがわが子と接するときも同じです。内容のあるお説教でも伝わらなければ意味がない。内容以上に伝え方が大切なのに、その工夫が大人側に足りないように感じるときもあります。あれ? 映像講座のお話ではなくなってしまいましたね。
 
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幼児・小学生
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長野先生
35年以上、中学生を教え続けてきました。生徒たちが日々の学びを通じて大きく成長できますように明るいヒントを発信していけたらと思います。

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