2010.04.08 13:48

 先日、埼京線のなかに四十代のとてもきれいな顔をした男の人がいました。男の人に対してきれいなという形容も変なのですが、まあ正確に表現するとそういうことになります。美男子ということですね。岡本信(誰も知らない?)に似ていました。
 彼自身、ご自分の特質をよくわかっているのでしょう。持っているカバン(茶色い革の小さなバッグ)も服装(光沢のある黒いジャケットにジーンズ)も大変オシャレな感じでした。

 ところが、あまりにも意識が高いせいか、ジーンズのあちらこちらに穴が空いています。もちろんオシャレで空けているのですが、その一点だけ彫りの深い知的な風貌と何かちぐはぐな感じがしました。若者ならいいのでしょうね。ですが、いくら芸能人並のルックスとはいえ半世紀近く生きた大人が電車の中で穴だらけのジーンズではやはり変ですよ。
 
 このまえはこんなこともありました。
 池袋をリュックを背負い小学生の上下の制服みたいなのを着て(当然半ズボンでキャップも被っていました)歩いているおじさんがいました。てっきりアブナイ人かなと思ったのですが、その晩AC/DCという有名なロックバンドのコンサートが近くであったということをあとで知り、おじさんがアンガス・ヤングというそのバンドのギタリストと同じ格好をしていたのだということがわかりました。熱狂的なファンなのでしょう。私もAC/DCのコンサートに以前行ったことがありますが(普通の格好でですよ)、大勢の若者が同じ格好をしていました。

 やはり年齢と生き方にふさわしい格好というものが出てくるのでしょう。たとえばストーンズのキース・リチャーズであれば還暦を越えた現在でも穴あきジーンズで十分にカッコイイと思います。顔がどうのこうのではなく、そういう生き様だからですね。
 もっともこんなことを書いている私自身、高校生のころ白いダブルのスーツがほしくなりまして(ミック・ジャガーが着ていた)、当時二万円のスーツを買いたいがために毎日の昼食代(二三百円だったと記憶しています)を倹約していたことがあります。途中で挫折したからよかったようなものの、高校生が白いダブルのスーツでうろうろしていたら笑われたでしょう。自分の息子だったら外出を止めるかもしれません。

 制服をすごくいやがる中学生高校生がいますが、世間の大部分はあなたの制服姿をとても好ましく思っているので心配しなくて大丈夫ですよ。少なくとも白いダブルのスーツよりよほどステキです。
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幼児・小学生
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長野先生
35年以上、中学生を教え続けてきました。生徒たちが日々の学びを通じて大きく成長できますように明るいヒントを発信していけたらと思います。

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