2009.09.21 12:40

 世の中は連休ですが、Z会進学教室はいつもどおり授業があります。ですからあまり連休という実感はありません。私もこの期間、一日だけお休みをいただきますがあとは教室に出ています。
 受験生の皆さんは連休だからといって羽根を伸ばせないのでつまらないと考えているかもしれませんね。しかし、そもそも勉強を自由な遊び時間と対極に位置するものと決めてしまったこと自体がおかしいのかもしれません。人間の活動を細分化しすぎたのですね。ここからここは勉強、ここからここは遊び、そうやって分けすぎたのです。

 個人の活動の中に勉強や自由な遊び時間が含まれているのは事実ですが、それらは本来渾然一体となってその人の人格を形成していたものです。勉強もその人なら遊びもその人。何をしているか見ていれば、だいたいどんな人かということはわかります。勉強だけ聖人君子みたいで、あとの時間はすべてめちゃくちゃというような人はまずいません。
 ありとあらゆる瞬間がその人の人間性に基づいて消費されています。毎秒毎秒ですね。そしてまたそれらは変化する。以前はつまらないことで日々を消費していた人が、だんだんりっぱなことで時間をつかうようになってきます。成長したのですね。うれしいことではないでしょうか。

 勉強に対して遊びと対立する嫌なものだという考えを払拭してください。そこからまずスタートしないといつまでたっても心の中の葛藤が解けません。勉強という言葉を聞くたびに、あーあ嫌なことが待っていると反応してしまいます。
 ご飯を食べるでしょう? 排泄行為はそれとは対極にあるものですが、あたり前のことであって食べるのは大好きでも出すのは嫌だとは誰も思いません。それと同じです。
 連休中もご飯を食べます。シャワーを浴びます。遊びもします。そして淡々と勉強もしましょう。対立項ではないのですから。すべての行為を通して、あなたというりっぱな人格を作ってくれたらいいなと思います。
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幼児・小学生
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長野先生
35年以上、中学生を教え続けてきました。生徒たちが日々の学びを通じて大きく成長できますように明るいヒントを発信していけたらと思います。

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