2009.09.13 11:15

 いちばん好きな食べ物は何か? というような話題になることがよくあるものです。私は今年の六月ぐらいまではさんまの塩焼きと答えていました。
 あるマンガを読んだことがきっかけになって、私はさんまの塩焼きを芸術的(!)にきれいに食べられるようになりました。はらわたの部分もきちんとすべて食べます。ばかみたいな話ですが、数軒のお店で褒められたことがあります。五反田のガード下の居酒屋では七十歳近いおばさんに「若いのに偉いねー」と褒められました。五十歳を過ぎて「若い」と言われたのははじめてでした。

 ただ、こういうものは毎日食べるものでもありません。ある程度間隔を空けた方がおいしく食べられます。で、昨年度はその感動を味わいたいがために間隔を空けすぎました。さんまの季節が終わってから、もう少し食べてもよかっただろうという悔いが残りました。
 そこで今年は春ぐらいから、今年こそは悔いのないように目一杯食べようと作戦をたてました。通販でわざわざ新しいグリルまで買いました。何事も作戦が大切です。

 七月に入り、近所の魚屋さん(スーパーで買うのは邪道のような気がする)に北海道で獲れたさんまが入りはじめました。初物なのでかなり高かったのですが、四尾買いました。うちは三人家族です。じつは私は少し時間を置いて一日に二尾食べてみようという作戦をたてていたのでした。
 ところがこれが大失敗で、気持ちが悪くなってしまいました。あれは大量に食べるものではないですね。苦味と脂の感じがすごく残って夜中に何度も目が覚めました。

 それ以来、時間を空けてもどうも気持ちが悪い。あれほど好きだったのに積極的に食べたいという気持ちになりません。せっかくの好物をつまらないことをしたなーと思います。
 こういう変なことは人生に多々あるような気がします。結局少し足りないぐらいがいちばん幸せなのかもしれませんね。
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幼児・小学生
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長野先生
35年以上、中学生を教え続けてきました。生徒たちが日々の学びを通じて大きく成長できますように明るいヒントを発信していけたらと思います。

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