2009.09.04 11:15

 変なタイトルですが、台風の話ではなく勉強の話です。
 いままでどの科目でも一度もいい点数をとったことがないという人は珍しいかもしれません。どこかでふといい点をとったことがあるのではないですか?  これからもそういうときがあると思います。
 その際「こんなのまぐれだろう」で済ませてしまってはいけません。それは何かの予兆なのです。みんなそうしてふと訪れた偶然を鋭くとらえて急速に意識が変わり伸びていくのです。

 あるときある試験でいつもは負けている友だちに勝った、一教科だけだがとんでもなく高い点数をとった、他の教科の偏差値から見ると一つだけ突出してよかった・・・何でもいいのですが、そういう機会をとらえましょう。自分は奥深い部分にこういう力を持っているのだ! と成績表や答案を凝視して自分に言い聞かせ実感してください。
 出来ればコピーをとって机の前に貼っておくといいのです。テストに関しては一度きりのものであっても、その成功はあなたの人生に何かを暗示しています。

 スポーツ選手や特殊な世界の成功者の自伝を読んでいても、きっかけはみんな本当に小さな小さなことです。それこそテストで偏差値が一教科だけはじめて55を超えた程度のものです。ところが、彼らはそこから何かしら嗅ぎ取る能力に優れている。心のどこかで(自分はこの世界に向いているのではないか?)という確信をつかむ術にたけているのです。もちろんコーチの指導もそういう方向にそっているのでしょう。

 おうちの方もここは気をつけてください。「これはすごい!」と無条件に褒めてください。こんな力が眠っていたのだねと。間違ってもそれより悪い方の科目を何とかしなさいよとか、そんなのまぐれじゃないのなどとはおっしゃらないでほしいと思います。
 大切なのはきっかけだけです。勉強や成績に対するアレルギーを払拭し、自分はこの世界に向いているのかもしれないというプライドを持たせるきっかけです。それを奪わないようにしてください。瞬間最大風速が吹いたときにきっかけがつかめるかどうか。出来たときにはうんと褒めてあげましょう。仮にその教科が次のテストで悪かったとしても、あれだけとれたあなたなのだから絶対にまた上がるよと断言してあげる心配りが大切です。

 
Tags :
幼児・小学生
ソーシャルブックマーク:

プロフィール

プロフィール画像
長野先生
35年以上、中学生を教え続けてきました。生徒たちが日々の学びを通じて大きく成長できますように明るいヒントを発信していけたらと思います。

カレンダー

<<   2009年09月   >>
    01 02 03 04 05
06 07 08 09 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30      

新着記事

月別アーカイブ