2009.09.02 15:15

 漢字が苦手という人がいます。あなたもそうですか? 漢字が苦手という人の中には範囲の決まっているテストならいつも満点がとれるのに・・・というケースがけっこう多くあります。ひょっとしたら、あなたもそちらのタイプですか?
 漢字を得意にしたいという気持ちはよくわかります。国語の入学試験は学校によりますが、二割程度は漢字の読み書きです。ぜんぶ読めて書ければ20点分確保出来るわけで大きいですね。合格点がだいたい60点台でしょうから、三分の一ぐらいは漢字だけでとれてしまいます。

 ただ入試でぜんぶとれるレベルになるということを考えると、範囲の決まった漢字テストの勉強だけでは難しいでしょう。ふだんどの教科をやるときも漢字で書くところを漢字に出来なかったら、いつかお話したような復習ノート(漢字ノートをべつに作っても効果的だと思います)を使って三回ずつ練習しておきましょう。とくに社会科関係でしょうか、人名や産物など入試に出る出ないにかかわらず、基本的に漢字のものは漢字で書くと覚悟を決めてください。一回覚悟を決めてしまえばたいして苦痛ではありません。
 たとえば、松尾芭蕉と出てきた。まだ小学生だから大丈夫だろうと考えて、松尾ばしょうと書いておく。そういう人は結局中学に入ってもぎりぎりまで松尾ばしょうのままです。覚えるという覚悟が決まっていないので、例外を作りたくないのですね。そして、中3にもなって松尾ばしょう、夏目そう石、太ざい治などと書く。

 漢字に対する愛情が問われていると考えてください。漢字を大事にすればするほど漢字もあなたを大切にしてくれます。入試のときに点数がとれるようにしてくれます。
 また読みでも書きでも必ず意味を確認しましょう。ときどきたとえば「感傷的になる」という読みを正確に読めている生徒に、ところで感傷的というのは何ですか? と訊いてみると答えられなかったりします。意味を知って覚えるということは非常に大切です。辞書をひくのが面倒ならおうちの方に質問しても構いません。

 漢字に対する気持ちを「漢字テストの準備だけ」というところから拡大して考えていきましょう。そういう姿勢が「勉強をする」ということなのですよ。
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幼児・小学生
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長野先生
35年以上、中学生を教え続けてきました。生徒たちが日々の学びを通じて大きく成長できますように明るいヒントを発信していけたらと思います。

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