2009.10.16 13:20

 国語の選択肢問題を解くときにまったく指針もなく選んでいる人が多いような気がします。何となくこれでいいやで選んでしまっていませんか?  一般の中学高校入試のレベルであればそんなに難解なものは出ないはずですから、選択肢を見る前にいちおう大雑把に自分の言葉で解答を考えておく癖をつけてください。もともと心にあたためておいた自分の解答に近いものを選ぶのです。

 自分でざっと解答を作る際、文中で何度も使われているいわゆるキーワードがあったら、その言葉が使えないかどうかよく考えてみてください。本文に題名をつけなさいなどという問いはキーワードを的確につかめればそのまま解答になってしまうぐらいです。これだというものを見つけたら丁寧に選択肢を読んでみましょう。
 選択肢の読み方についてですが、つねに「どこが正しいか」ではなく「どこが間違っているか」を考えて読んでください。消去法でやっていくということです。

 正しそうに見えてもキーワードに近い言葉が含まれていないものや強く表現しすぎているもの(肯定でも否定でも)、りっぱなことが書かれていても厳密に言えば本文の内容とは関係のないもの、やたらと難しい言葉が連発されているものなどをはずしていきます。その段階でおそらく二つぐらいにしぼられると思いますが、じっくり腰を落ち着けてここが決め手だと考えた根拠の部分に線を引いておきましょう。

 正直に言って、たとえば私でも(30年近く教えていてもという意味です)選択肢問題を間違えることがあります。ただそこまで理由を明確にしておけばあとで正解を見たり解説を読んだりしたときに、自分と正解とではどこの考え方が違ったのかということがよくわかり大変参考になります。
 なるほど正解が正しいと思うこともありますし、この問題に関しては自分の説明の方が理屈が通っているかもしれないとひそかに思うときもあります。いずれにせよ、頭を使ってはいるということでしょう。

 それを何となく占いみたいにふわふわ選んでいるだけではたとえ正解であってもあなたの本当の勉強にはなっていません。それはもったいないことではないでしょうか。
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幼児・小学生
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長野先生
35年以上、中学生を教え続けてきました。生徒たちが日々の学びを通じて大きく成長できますように明るいヒントを発信していけたらと思います。

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